【アイドル・ヒーローズ・リベンジ】

ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

◇特別予告編◇

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◇MILLION MOVIE◇

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◇これまでのあらすじ （togetter.com/li/848186）◇

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◇濃紫の闇が渦を巻く暗黒空間。朧げに見えるのは漆黒の玉座のみ。そこに座する存在を窺うことはできない。『リベリオンが敗れ、デストル・ケンは折れた』「ハハーッ！」超常的な声が響くと、玉座の下に控えていたアイドルが恭しく折れたカタナを捧げ持った。座する存在が腕を伸ばす。カタナが輝く。◇

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◇カタナはアイドルの手を離れ紫色の光に包まれると、形状を変えて完全な姿に戻った。『我が剣は決して滅びぬ。これこそがデストルドーであるが故に』アイドルは立ち上がり剣を佩いた。『行け』「ハイヨロコンデー」闇の中で再び、悪の胎動が始まる…！◇

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◇…「ドーモ、マイティセーラー＝サン。デストレイピアです」「ドーモ、デストレイピア＝サン。マイティセーラーです。…デストルドー！？それにその剣、私が破壊したはず！」「悪の力は滅びないのよ。イヤーッ！」「ンアーッ！」「イヤーッ！」「ンアーッ！」「イヤーッ！」「ンアーッ！」……◇

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◇「英雄さんは我らの手に落ちたの。貴女方にも後を追っていただきますわ！イヤーッ！」「イヤーッ！」シザーズレディの鋏が唸り、バトルナースは改造注射器で刃を受けた。「そんなこと信じない！ユリコ＝サンが…」「信じなくてもいいけど、そこを動くなよ！」KABOOM！ロケット弾が直撃！◇

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◇「へへ！ドーモ、ウェポンリメイカーです！って聴こえてないか！」ウェポンリメイカーはカラテ生成ロケットランチャーを崩し、塵に戻しながらせせら笑った。「…お待ちなさい」「ア？」着弾点の砂煙が晴れる。そこには無傷のバトルナースと、盾持つ騎士アイドルの姿！「あなたは」「それは後で！」◇

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◇漆黒の影の巨犬に座ったドッグハンドラーが、盛る炎を背に楽し気にアイドルを見下す。「ドーモ！今度はあなたがジュニオールと遊んでくれるんですか？」ルーントリガーは無言で睨み返し、二挺拳銃を鳴らした。◇市民はなぜ暴徒鎮圧用機獣『アオノリ』が自らを襲うのか知らず、ただ逃げ惑う。◇

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◇「さあさあさあ！お駄賃の分はシッカリ働き～！」傭兵将軍ジェネラル・ナオが駆けまわる犬の指揮を執る。「さ～てどこから落として…ん？」ナオは空を見上げ、手駒の軍用ドローン『オコノミ』が次々と撃墜されていくのを目撃した。焼ける夜空を二人の青い守護天使がビームライフルを手に飛び回る。◇

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◇遥か暗い海を数機の武装ヘリが急行する。「我々の目的は！？」『悪を滅ぼし秩序を守る！』「そうだ！貴様らは最強の地獄戦士だ！今すぐファッキンデストルドー共をぶっちゅ…ぶちゅ…」『……』「…これは練習です。次が、本番」「…隊長、もう本番です」ナムサン、ヘリの行く手には洋上の大艦隊。◇

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◇今や悪の手先となった原子空母『カワラナイモノ』は、無数のクローン兵士を乗せて街を目指す。「12時の方角に敵を発見！」艦隊の周囲を飛空する暗黒アイドルから凄まじいエネルギー波が放たれる！「ファック」隊員達はヘリの外を行き過ぎる星色の風を見た。守護者は滅びの波動を相殺した。◇

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◇星色の守護者は兵士達にウィンクを投げかけ敵へと飛びかかる。ブレイブソルジャーは敬礼し、作戦の開始を部下に告げた。◇◇「見なさい、これがネオサイタマの最後の夜景よ」街を睥睨するカスミガセキ・ジグラットの頂上で、デストレイピアは傍らの堕ちた英雄に語り掛けた。「さあ、壊しなさい」◇

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◇「はい。デストレイピア様」マイティセーラーは眼下の町並みに手を翳した。「…ダークキネティックパワー、解放…」恐るべきデストル・カラテが漲り、その地点を中心に絶望色の波動がアイドル達を襲った。誰もが滅びを予感した。「待って」その時、影の腕がマイティセーラーの手首を抑えた。◇

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◇「貴様…貴様は！」影は夜闇から這い出すように屋上にエントリーした。ボロボロの黒セーラーアイドル装束のアイドルがそこにいた。「デストラード実験体、死んだはずでは！」「確かに私は力を失った。でも、貴女達に刻み込まれた傷は癒えるようなものじゃない…」虚ろな眼差しが闇に灯る。◇

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◇「平凡な女子高生サヨコは死んだ。狂乱の破壊者ダークセーラーも死んだ。私は…」アイドルは影のカタナを引き抜いた。「……ドーモ、シャドウセーラーです」◇◇「忘れたのマイティセーラー！いえ、ユリコ＝サン！あのイクサを！」黒色の嵐と化した英雄と切り結び、シャドウセーラーが吼える。◇

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◇「イヤーッ！」「…アバッ」マイティセーラーの拳がシャドウセーラーの胸を撃ち抜き、肘から先を深紅に染めた。折れた影のカタナは、その半ばまでを英雄の胸に突き立てた。「…この呪いの半分は、私が引き受けてあげる。後の半分は…私が遺す…証明……貴女に刻む、私の爪痕…」おお、ゴウランガ！◇

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◇「……アア…アアア…！」マイティセーラーの体表を暗黒の紫電が這う。「面白い。自ら闇に身を浸すか」「違う！」ユリコは叫び、己が身と、友の名残を抱き締めた。バチバチと雷が爆ぜ、英雄の装束、マント、そして頬に白い掻き傷めいた稲妻模様が走る！「これは私と！サヨコ＝サンの信じた力！」◇

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◇マイティセーラーの片目が破壊者めいた赤い灯を燃やす！「行くよ、サヨコ＝サン！…キネティックパワー、解放…！」◇

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◇『アイドル・ヒーローズ・リベンジ』◇

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◇カラテ◇前作を大幅に上回る規模で贈るミリオンムービー最新作、今冬公開！◇爆発◇