Blackim

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あみ @ami_qitt25

1 メッセージが来たことをスマホが告げる 仕事の手を止めて確認する 〈久しぶり、皆集まるから来るだろ? いつもの店に20時な〉 もう一つの... 彼からのメッセージをもう一度見て、、 『いつもの部屋、23時』 大丈夫かな、、少し顔出しても... #Blackim

2016-06-05 19:24:08
あみ @ami_qitt25

2 〈おお、久しぶり...って、、 どうした?そんな女見たいな恰好、、〉 「うっさい!」 〈あ、中身は変わらないわ〉 周りが笑いだし...やっぱりこんな格好で 来なきゃ良かった、、 あたしには似合わない... 〈まあ、飲めよ〉 #Blackim

2016-06-05 19:24:56
あみ @ami_qitt25

3 そう言われてジョッキを煽る 〈暫く合わないうちに男出来たのか?〉 「へ?」 〈だって、そんな格好した事無いだろ?〉 確かにTシャツにジーパンが普段着 それが今日は丈の短いワンピース こんな女を意識した服装 #Blackim

2016-06-05 19:25:45
あみ @ami_qitt25

4 今迄なら馬鹿にしてた、、 でも、、ちゃんと女として意識されたい...あの人に、、 スーッと隣に居た友人の手があたしの 太股を撫でる 「あっ、、」 小さな声が漏れると 〈やっぱりな、、男出来たんだ... よっぽど、慣らされたんだ、、〉 #Blackim

2016-06-05 19:26:32
あみ @ami_qitt25

5 一瞬、彼に抱かれてる自分を思い出し、頬が熱くなる...耳元で、 〈俺も試して見るか?〉 ぎょっとして相手を見ると... イヤラシイ目付きで、、 急いで立ち上がり店を出ようとすると そいつが追い掛けて来て腕を掴むと 引きずられる様に... #Blackim

2016-06-05 19:27:24
あみ @ami_qitt25

6 トイレに、、個室の中に連れ込まれると口を押さえられ首筋に唇を押し当てられ片手がスカートの中に入り込み下着の 隙間から... 嫌、、気持ち悪い... 必死に抵抗して、偶然脚が相手の股間に当たった 〈うっ、、な、何すんだ!〉 #Blackim

2016-06-05 19:28:06
あみ @ami_qitt25

7 その声と一緒に頬を鋭い痛みが走り、 口の中に苦味が広がる 「っ、、」 叩かれたんだと認識する前にもう一度 膝を上げて 〈あっ、、〉 男があたしから離れたのを感じ、 突き飛ばしてそこから走り出る、、、 #Blackim

2016-06-05 19:28:46
あみ @ami_qitt25

8 何処をどう走ったのか気が付いたら 彼とのいつものホテル... 息を整えて部屋の前で、、 まだ約束の時間には速すぎる 彼が来てる訳が無い... それでも、、彼に逢いたい チャイムを押して...駄目なら、、 静かにドアが開いて #Blackim

2016-06-05 21:29:24
あみ @ami_qitt25

9 『どないしたん、その顔...』 彼の声に、頬がジンジンと痛み出す 『入り...』 そう言ってあたしの肩に手を回し 体をずらしてあたしを中に入れる 『男と居ったんか?』 彼の前を通り過ぎる時に.. #Blackim pic.twitter.com/bIoFwwPRXO

2016-06-05 21:29:33
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あみ @ami_qitt25

10 「いつもの飲み会、、」 『そうか、、風呂入り... 他の男の匂いのする女は要らへん』 そのままバスルームに向かう... ドアを閉めて 涙が止まらない 彼に綺麗と思われたかっただけなのに なんでこんな事になったんだろう #Blackim

2016-06-05 21:29:39
あみ @ami_qitt25

11 急いで服を脱ぎ、、シャワーの下に立つと勢いよくお湯を浴びる ボディーソープで身体中を洗いシャンプーもして...掛けてあるガウンを羽織、 髪をドライヤーで乾かして、、 リビングに出ると 『こっち来い、、ほら?冷やしとき』 #Blackim

2016-06-05 21:29:45
あみ @ami_qitt25

12 そう言って冷たいタオルを渡される 頬を冷やすと 『襲われたんか、俺以外にやられたん?』 首を振り否定する...声を出したら泣きそうだから 『ふーん、そんなん信じられへんな..』 彼があたしから離れてソファに座り あたしを眺めて居るのはわかった #Blackim

2016-06-05 21:29:51
あみ @ami_qitt25

13 居た堪れない...信じて貰えないのに 此処には居られない 立ち上がり着替えて帰ろう そう思い、立ち上がった瞬間... 彼に腕を掴まれる、、 さっきの事がフラッシュバックする 「嫌っ、、」 ぐっと抱き締められ...彼の腕の中、、 #Blackim

2016-06-05 21:29:56
あみ @ami_qitt25

14 『大丈夫や、、俺やから...』 その声で、深呼吸して、彼の香りを吸い込む 1つ息を吐くと 「か、帰ります...今日は、、」 『帰さへん、、』 抱き上げられそのままベッドに降ろされる 「いやっ、、」 #Blackim

2016-06-05 21:30:03
あみ @ami_qitt25

15 真っ直ぐ見下ろされ...顔を背けると 腫れて熱を持つ頬を彼の手が触れて 『他の奴に触らせおって...何回言うたらわかるねん、、お前は誰のもんや?』 触れられてる頬がさっきより熱い... 『答えられへんのか?』 #Blackim

2016-06-06 00:33:34
あみ @ami_qitt25

16 分かってるのに...どうして聞くの、、 『ふーん、、 ええわ、解るまで教えたる...』 シュルっと縛ってあったガウンの紐が 解かれ腕を抜くと頭上で纏めあげさっき抜き取った紐で縛られた 「やっ、、」 #Blackim

2016-06-06 00:34:39
あみ @ami_qitt25

17 『お前に反論なんて...、、』 吐き捨てる様に言って、 首筋に唇を押し当て強く吸い上げ... 「あっ、、」 チクッとした痛みを残す 「やだぁ、、こんな...、、」 有無を言わさず脚を開かされ彼自身が 中に捩じ込まれる #Blackim

2016-06-06 00:35:27
あみ @ami_qitt25

18 「んっ、、あっ、、」 『嫌言うてなんで濡れとるん、、 スルッと入ったやんか』 笑いながら言われて... 恥ずかしいのと彼があたしを埋めてる 事に、、 『そんな嬉しいんか、腰揺れとるし...、、 しっかり咥え込んで、、ったく、 どんだけ淫乱なん』 #Blackim

2016-06-06 00:36:30
あみ @ami_qitt25

19 違う、、貴方だから...、、 貴方だから嬉しいし感じるの でも、、そんな事信じてくれないでしょ 「ぁんっ、、んァ、」 激しく奥を突かれ、声が漏れる 『そいつにやらせたんか?』 彼の手があたしの手に重なるから指を 絡めながら、、首を振り... #Blackim

2016-06-06 00:37:22
あみ @ami_qitt25

20 「村上、、さん、だけ...、、」 『嘘やん、、こんなグジュグジュにしとって...ほんまは俺や無くてもえんやろ?』 「ちが...、むら、、だけ...んァ、、 はっ、、ああっ、」 馴らされた身体は喜んで鳴きながら彼を受け入れて...更に刺激を求めて #Blackim

2016-06-06 00:38:11
あみ @ami_qitt25

21 『ほんまに俺だけなんか?、、 じゃ、言うて...お前は誰のもん?』 顎に手を掛けて、、 真っ直ぐあたしを見下ろして... 「んっ、、村上...さんの、、村上さん、、だけの、、物...身体も、、」 『身体も?』 「...、、心も、、」 #Blackim

2016-06-06 00:38:58
あみ @ami_qitt25

22 言ってしまった...きっと笑われる、、 『ほんまに...言うてるん?』 彼の声のトーンが変わった、、 疑う様な...心配する様な、、どうして... 「...ほんとに、、」 #Blackim pic.twitter.com/YR4FoPzplB

2016-06-06 00:40:56
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あみ @ami_qitt25

23 『そんなんありえへんやろ...』 呟く様に言い捨てて...あたしから身体を離す あっ、、 達する事の出来なかった身体は彼を求める 縛って居た手を解くと 『もう、ええ...解放したる、、』 「え?、、」 『やから、もう呼ばんし...』 #Blackim

2016-06-06 22:13:16
あみ @ami_qitt25

24 そう言い捨てる様に部屋を出て行ってしまった 慌ててガウンを羽織りリビングに... 既に彼の姿は無くて、、 あたしは膝から崩れ落ち、床に座り込む 終わった...彼に飽きられた 泣いたってどうにもならない #Blackim

2016-06-06 22:14:03
あみ @ami_qitt25

25 あんな馬鹿な事...口走ったから 不意に両肩を掴まれて 『なんで泣いとるん、、』 そのまま立たせられ彼の腕の中に... 「...どうして、、」 『何がや、、居らん方が良かったか?』 首を振って 「もう、、飽きたんじゃ無いの?」 #Blackim

2016-06-06 22:14:41
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