芝村さんと森瀬さんによる「書物から読む、フランス(国名)の語源/他」
@siva_yuri 話題です。エゴというものは実際のところ悪いものなんでしょうか? エゴイストが悪いのは何か分かるんですが。(なんか変な話ですみません)
2011-02-07 20:21:57エゴとは自我で、自我とは意識のまとまりで境界でしかありません。あんまり使いませんが、他我、非我という言葉とともに使います。以上、辞書の説明より。ところga,
2011-02-07 20:32:58ところが、エゴイストで辞書を繰ると、わがまま、自己の利益しか考えない人、利己主義者とあり、これ見る限りは自我とかそういうのとは意味が乖離しているように見えますね。
2011-02-07 20:35:10まあ、訳語にしてから、自我主義が利己主義になってるわけですから、全然意味が違うわけですね。 なので、エゴは良くも悪くもないが、エゴイストという言葉は語源はさておき今では悪い意味でとられていて、エゴとは違う意味合いがある。くらいで考えておいていいでしょう。
2011-02-07 20:37:30自己中心ではなく、自分の利益が中心なのが利己主義ですね。 ここ、大きな違い。 ハルヒは自己中心ですが、利己主義とはいえないわけです。
2011-02-07 20:39:02なお、本義の意味での自我主義という意味では、エゴイストだと海外でもいい意味がないので、肯定的意味合いで使うときは、エゴディズムというあんまり聴きなれない言葉つかってますね。
2011-02-07 20:40:35投げ斧 という指摘がありましたが、手元の本だとランス説が有望ですね。 (手元の本だと最近はランス説ばかりです) 実際のところどうなんでしょう。と森瀬さんに話をふろうとしたらいなかった。残念。
2011-02-07 20:58:45@siva_yuri 俺も、フランキスカ=投げ斧で覚えてました。Wikipedia見たら、Frankはゲルマン語のJavelinかもしれない、とありました。ラテン語のフランキスカは、語源ではなく、フランク人が使ったので名付けられた、と。勉強になります。
2011-02-07 21:06:43@siva_yuri ざっくり調べてみました。まず、フランスという国名の起源がフランシア、即ち「フランク(Frank)の国」なのは確かです。後世、フランクというのはフランシスカに代表される投げ斧の名称となっていますが、ゲルマン祖語のfrankonは投げ槍を意味したようです。
2011-02-11 02:58:54@siva_yuri 加えて、古英語ではfranceが投げ槍の意味というズバリの記述も見かけました。このあたりは辞書を見た上での話ではないのでちょいと割り引きつつ……。他にも「自由民の国」という意味だとの説もあるようですが、投げ槍説が有力のようです。
2011-02-11 03:00:13@siva_yuri ちなみに、アングロサクソンの「サクソン」の語源もサクス(直刀)ですな。西ヨーロッパは槍の民だの剣の民だのでいっぱいだったわけです。
2011-02-11 03:03:23