- Zahlangabeheft
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そうか。デイヴィッドソンがやってた「意思決定理論」というのはまさにこれのことだね。 at-akada.hatenablog.com/entry/20141209…
2016-11-16 17:57:47「決定理論は主観確率と効用理論を結びつけたわけだけど、当時の「効用理論」というのは別に経済学の専売ではなくて、学際的な領域だったんだと。統計学者、心理学者、哲学者、経済学者が確率論と帰納論理と意思決定を、価値の理論に結びつけることに興味を持っていた。」
2016-11-16 17:58:10ルイジアンならば反実仮想の例文に登場するのニクソンと決まっているのだが(そして核ミサイルの発射ボタンを押す)、トランプはニクソンの後継という見立てがあるそうなので、ネオ・ルイジアンを自称するわたくしとしては全編トランプでやってやろうか…
2016-11-16 17:58:35ゲーム理論、はたまたいわゆる「分析哲学」の発展に冷戦構造などの歴史的状況が大きくかんでいるという話がわたしのTLを賑わしている(そしてたいへん興味深く読んでいる)のだが、デイビッド・ルイスは何をしてましたか…
2016-11-16 18:00:36ゲーム理論一つでこんだけ盛り上がってるけど、ランド研究所にとってゲーム理論は小さなエピソードの一つに過ぎないんだよね。ランド内での流行は50年代半ばくらいまでには終わったようだし。
2016-11-16 18:19:44分析哲学への戦後の政治、特にマッカーシズムの影響についてはこの本がよいらしいというところまで調べた。しかし、日本のアマゾンでは買えないな。amazon.co.jp/Time-Ditch-Ame…
2016-11-16 18:48:19戦後の政治が軍事研究としてのゲーム理論にどう影響を与えたのかの歴史は、この本にけっこう詳しい。ORやランド研の話もたくさん出てくる。さっきの本もこの本で紹介されていた。普通に20世紀経済学史の本としても良さそう。amazon.co.jp/Machine-Dreams…
2016-11-16 18:55:25タイムリーなことにさっき紹介したマッカーシズムの分析哲学への影響についての本の著者は、冷戦下での政治と分析哲学についての本もつい最近刊行したようだ。amazon.co.jp/Philosophy-Sca…
2016-11-16 20:31:23この本に書いてあったので初めて知ったが、昨日まさに話題にしていたN. Rescherが2005年に"Logicians at RAND"という論文を書いているらしい。
2016-11-16 20:33:04RescherはRANDが戦後アメリカ哲学に影響を与えたという見解には否定的らしいが、対立する見解もこの論文で紹介されているようだ。この論文、Rescherの本にしか入ってなくて、ドイツの出版社なので手に入りにくいな(彼の本の多くがそう)…京大にあるので今度コピーしよ。
2016-11-16 20:46:56某依頼で、短いページで分析哲学についてまとめなければいけないのだけど、学説は多すぎてまとめられるはずもないので、この辺の歴史調べて、それだけで書こうかな。
2016-11-16 20:51:44このThomas Schellingのインタビューで、David Lewisが自分の授業をとっていて、博論Conventionのアイデアは自分の授業から得たのだと言ってるんだけど、ほんとかなあー。(PDF) econwpa.repec.org/eps/mhet/paper…
2016-11-16 20:55:08@torakoyama 入手困難で、大学図書館でも全国で京大と同志社にしかないので、今度京大行ったときコピーして、共有しますよ。なんか面白いこと書いてあればいいですけどねー。
2016-11-16 21:01:19J.C.C.McKinseyという、BerkeleyではTarskiの指導のもと学位を取り、StanfordではDavidsonの同僚兼論理学の先生だった論理学者は今後Davidsonについて語る際には無視できなくなりそうだ。ちなみに元ランド研です。
2016-11-16 21:14:31Rescher論文、Google booksで読める範囲だけでも色々凄いことが書いてある。Olaf Helmerは第二次大戦終了時にはプリンストン統計研究グループに所属してコロンビア大学で空軍の研究してたとか、ランド研では戦略シミュレーションゲームの研究してたとか。
2016-11-16 21:31:10