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2017年10月3日放送NHKクローズアップ現代+「全国最大の“原発訴訟” 責任は誰に?」をめぐって

突っ込みどころ満載につきまとめました。 番組タイトルで検索するとネット動画が複数ヒットしますが、公開時期が最も早いDailyMotion動画を検証用にリンクしておきます。 http://www.dailymotion.com/video/x630z1t
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nao @parasite2006

昨日のクロ現nhk.or.jp/gendai/article… の担当ディレクターの本nhk.or.jp/gendai/article… タイトルからして下敷きは中国新聞の連載「世界のヒバクシャ」hiroshimapeacemedia.jp/?post_type=exp… の「第1部 マーシャル諸島の「核」難民」かな

2017-10-04 14:05:06

(↑この中国新聞の連載は1989年5月から翌年5月まで続きました。クロ現の担当ディレクター、佐々木氏は1966年生まれとありますから、連載当時は20代前半だったことになります↓)

とにかく番組制作者の甲状腺癌と甲状腺検査に対する理解度がひどすぎる

Row@ @Row0916

クロ現プラス…原発訴訟を取り上げる為になにがなんでも福島県民に健康被害が出てくれなきゃダメなの?誤解を招くというより意図的に誘導してるよね?

2017-10-03 23:27:52
nao @parasite2006

twitter.com/Row0916/status… 昨日の晩の黒現プラス、私も頭にきました。「甲状腺検査で2人の孫(確か?)に嚢胞でA2判定」って、嚢胞は細胞のすき間の単なる水たまりで日焼けややけどで皮膚表面にできる水ぶくれと同じ、細胞の塊ではないから癌とは関係ありません。

2017-10-04 08:20:25
おてつ @guruado

両方出てきた。 沖縄へ自主避難した人と、避難しなかったらお子さんに甲状腺検査で嚢胞見つかった人と。 twitter.com/hari952624/sta…

2017-10-04 07:19:45
玻璃 @hari952624

昨日のクロ現見てないけど、自主避難者の話だったの?てかこの人にブロックされてるんだけど、どちら様だろう(別に知らなくてもいい) twitter.com/kunihirosuzuki… pic.twitter.com/eGn8irSdaV

2017-10-04 07:15:18
nao @parasite2006

@guruado 「避難しなかったらお子さんに甲状腺検査で嚢胞見つかった人」これ見てて腹ん中が煮えくり返りました。嚢胞は細胞と細胞のすき間にできる水たまりで、日焼けや火傷の時に皮膚表面にできる水ぶくれと同じ。細胞の塊はないので癌とは関係ないことを、どうしてちゃんと説明しないのか

2017-10-04 10:45:04
𝑷𝑲𝑨 @PKAnzug

甲状腺エコーを仕事でバンバンやってきた人間として、「甲状腺嚢胞は多くの人に当たり前に存在しすぎてて、小さいものはいちいち記録しない場合も多い」ということは言っておきますね。大きいものや群発してるものはともかく、単発してる普通のホクロをいちいちカルテに記載しないのと同じ。

2017-10-04 16:59:57

(まとめ公開後の追加2)

🤍Ako*°🤍 @heart8255

クロ現が、また何かやっちゃった? 甲状腺検査の詳しいことを当時良く知らなかった私にbeam(@X_beam )さんが色々教えて下さった会話をRyoko(@Ryoko_is )先生がまとめて下さっています。参考になれば togetter.com/li/645473

2017-10-04 20:57:26
🤍Ako*°🤍 @heart8255

まとめでは、小さな「嚢胞」を普段の検査ではどんな風に扱っているか、そして福島の検査では何故画像記録をしたり、大きさを計測しているか等を教えて頂いています。 togetter.com/li/645473 twitter.com/X_beam/status/…

2017-10-04 21:08:54
beam@ @X_beam

@heart8255 普段なら検査中にプローブ動かしながら画面見てて、小さな嚢胞あるなーって思うのみで記録しない感じですw福島の検査では、そんなのを見て画像記録し、最大のものの大きさを計測してるので時間かかります。

2014-03-22 00:18:39
まとめ 現場が語る甲状腺検査のお話 福島県在住の薬剤師Ako(.@heart8255)さんと、甲状腺検査に携わる技師のbeam@(.@X_beam)さんの会話。 福島の県民健康管理調査で、実際に甲状腺検査がどのように行われているのか。そもそも甲状腺の超音波検査ってどんなものなのか。いろんな報道を見て考えるための参考のひとつとして。 (念のため追記)文脈からお分かりいただけると思いますがこれはあくまで県外から技師として手伝いに入っている .@X_beam さんの個人としての見解です。福島医大、もしくは県民調査全体を代弁しているわけではありません。 8444 pv 257 9 users 47

このまとめが作られたのは2014年3月22日。テレビ朝日が「報道ステーション」で誤解に満ちた甲状腺検査特集(動画はこちら)
http://www.at-douga.com/?p=11027
を放送した2014年3月11日の直後にあたります。あとでご紹介する通り、この時の内容のあまりのひどさに福島県立医大と環境省が相次いで見解を公表しました。

(追加ここまで)

酋長仮免厨 @kazooooya

@hari952624 @kanna07409 昨夜、ちと話題になってたから録画を観てみた。 甲状腺検査の誤解が酷かったね(福島支局の方のお名前は覚えたw) 一次検査結果のA1も「経過観察」だし、この調査は健康診査も含め「県民健康調査」対象者全てが「経過観察」なんだけど理解されないね。 県立医大がコメント出すかな❓ pic.twitter.com/olnOu3Gw6D

2017-10-04 10:42:35
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福島県民健康調査の一環として行われている甲状腺検査の報道をめぐって福島県立医大が報道機関に抗議したことがこれまでに3度あります。

<2013年4月22日:毎日新聞が日野行介記者による記事を掲載>
記事の文字起こしはこのブログ記事に収録されています。http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-138.html
記事掲載の2日後に次の見解が公表されました。
平成25年4月22日の毎日新聞報道について
http://fukushima-mimamori.jp/news/2013/04/000080.html
記事と医大見解の相違点(矢印の左が記事、右が見解)

  1. 福島県の甲状腺検査では一般的に実施される12の観察項目のうち4項目をスピードアップのため省いている→実際には個人個人の甲状腺の状態に応じて必要とされる検査項目を実施しており、検査を行う医師・技師への説明資料の「観察項目」に記載がないからといって検査を「実施していない」、「観察項目を省略したことを公表していない」とするのは事実に反するので訂正を求める

  2. 『地域が特定されて本人に迷惑がかかる』と述べ、市町村別の判定結果を明らかにしなかった→正確には「B、C判定については非常に数が少なく、地域が同定されて本人に迷惑がかかる可能性があるというのは十分に配慮しなければならない。」とコメント。。一覧表そのものから直接個人を特定することはできないにしても、地域が特定されれば、該当人数が少ない分、個人特定にたどりつく可能性を危惧したもの
    注)甲状腺検査の1次検査結果は平成23年度と平成24年度については市町村別の公表が行われておらず、平成25年度分から市町村別にA1、A2、B、C判定の内訳が公表されるようになりました。平成25年度分の1次検査結果が最初に公表されたのは、2013年7月31日現在の結果が2013年8月20日に公表された時、すなわち毎日新聞の記事が出た約4ヶ月後です。データの実物をご覧いただければ、市町村別だと検査対象者(2011年3月11日現在0-18歳の福島県民)の数自体が数百人程度のところがあり、こういうところから1人でもB、C判定が出ればその市町村に住んでいる人には誰のことかわかってしまう可能性がありうることをおわかりいただけると思います。なお1次検査結果が市町村別に公表されるようになって以来、C判定はまだ1人も出ていません。
    http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/6436.pdf

  3. 県の甲状腺検査では見つからなかった結節が一般の病院での再検査で見つかった6歳児がいる→県と医大が実施した検査結果が間違っているということはどのように確認されたのか、毎日新聞に問い合わせをしている
    注)これは県の甲状腺検査と一般の病院の検査画像を照合すればどちらの判定が正しいか簡単に決着がつくはずです。

毎日新聞は上の福島県立医大の見解に対し何の反応もしていないと見られます。もし毎日新聞からの反応があれば、福島県立医大の放射線医学県民健康管理センターホームページのお知らせコーナー
http://fukushima-mimamori.jp/news/
に公表されるはずですが、毎日新聞に関係するお知らせはこれまでのところ全く出てきたことがないからです。

<2014年3月11日:テレビ朝日系列(福島県はKFB福島放送)のテレビニュース番組「報道ステーション」が甲状腺がんに関する特集番組を放送>
番組のネット動画はこちら(冒頭15秒間はスキップできない広告ですのでご注意ください)
http://www.at-douga.com/?p=11027

放送の翌日次の見解が公表されました。
平成26年3月11日「報道ステーション」の報道内容についての福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センターの見解
http://fukushima-mimamori.jp/news/2014/03/000110.html
この時は環境省も3月20日に見解を公表しています。
最近の甲状腺検査をめぐる報道について
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/hodo_1403-1.html

<2014年12月26日:NHKテレビがNHKスペシャル「38万人の甲状腺検査~被ばくの不安とどう向き合うのか」を放送>
番組はNHKオンデマンドで視聴できます。またネット動画で見ることもできます。
http://www.at-douga.com/?p=12793

放送の翌日次の見解が公表されました。
NHKスペシャル「38万人の甲状腺検査~被ばくの不安と
どう向き合うのか」について

http://fukushima-mimamori.jp/news/2014/12/000130.html
記事と医大見解の相違点(矢印の左が記事、右が見解)

  1. 甲状腺検査一次検査において、保護者の方が検査に立ち会うことが出来ない→学校検診として実施している小中高校生の場合は保護者の立会いができないものの、公共施設での集団検診や協定医療機関で検診を行う未就学児の場合は保護者が一緒に検査ブースに入ることができる。
    注)2013年1月に検査の解説動画
    http://fukushima-mimamori.jp/thyroid-examination/explanation-video/
    が公表されるまでは、保護者にとっては自ら立ち会ってどのような手順で何を調べるのか確認できない学校検診はブラックボックスだったのです。

  2. 結果通知の書式→これまで大きく3度変更した結果、現在はのう胞や結節が一つか複数かとあわせて大まかなサイズを個人通知している
    注)最初期の結果通知はA1、A2、B、Cの判定結果を書いた紙1枚だけで、結果の意味などの説明がなかったため、保護者の不安と不信感を強める結果になっていました。現在は判定結果別(A判定用/B, C判定用)の説明パンフレットも結果通知に同封されます。

  3. 検査時間は3分で、1回目の検査を2年半で終わらせるために割り出した時間である→3分間は検査に最低限必要な時間を検討した上で目安として挙げられたもので、実際の検査時間は一人ひとり異なり、のう胞・結節(しこり)などの所見があるかないかによっても違う。

(まとめ公開後の追加3)

運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

悉皆甲状腺検査について連投します。福島県の悉皆甲状腺検査“先行検査”で見つかった甲状腺がんが原発事故後に発生したものか否かを一つの方法で検証してみる。先行検査では、対象者367,649人のうち、300,473人が検査を受けて、116人が「悪性ないし悪性疑い」と診断された(続く

2017-09-30 07:12:49
運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)(2017年9月現在)pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…。検査を受けなかったのは67,176人。某論文が主張するように、先行検査で見つかった甲状腺がんのほとんどが原発事故後に発生したものという仮説を立てると、1年以下~3年以内に超音波検診で見つかる程度まで(続く

2017-09-30 07:13:52
運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)まで成長する“成長の速い”がんといえるわけで、同質の集団を6年半放置すれば、“重篤な”症状の甲状腺がんを同程度の率で発症してもいいころである。その仮定の下に“重篤な”症状を発症する人数の期待値(※統計学の用語であって、発症を期待しているわけではない!)を計算すると、(続く

2017-09-30 07:14:29
運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)検査を受けなかった67,176人のうち、26人が“重篤な”症状を発症することになる(p>0.05の区間は16~37人)。しかしながら、現在までにそういう報告はないはずである。つまり、「先行検査で見つかった甲状腺がんのほとんどが原発事故後に発生したもの」という仮説は棄却(続く

2017-09-30 07:15:17
運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)される。また、治療を受けたお子さんも、少なくとも6年半放置していても、症状は出なかった可能性が高いわけである。これが倫理的に許されない壮大な“RCT( ランダム化比較試験)”の結論である。甲状腺がんと診断されたことで、心身ともにこれから様々な影響を受ける子供たちのこと(続く

2017-09-30 07:16:00

治療を受けたお子さん=先行検査を受けた結果甲状腺癌と診断されて治療を受けたお子さん
(言うまでもなく先行検査を受けなかった人達との対比です)

運小次郎@新党「ペンギンの生活が第一」 @hseino1

承前)を考えると、この結論は重く受け止めないといけない。連投失礼いたしました。了

2017-09-30 07:16:48
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