生き物の死骸がどうやって化石になるのん?
- gervillaria
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化石になるのって難しいのね・・・。化石になるのも運、発掘してもらえるのも運。今見つかっている化石達は宝くじが当たるよりももっと凄い確率で私たちの目の前に現れてるんだなあ。ありふれた貝化石だろうと、馬鹿にしちゃいけないんですね
2011-04-04 21:01:06完全に運に支配されている、という訳ではないのですが、極々僅かな個体しか化石に慣れていない、というのは確かですよね。というわけで、破片しか残ってなくても大事にしましょうよ、化石(笑 @tukunosuke
2011-04-04 21:03:21ええ、特に新出の多いカンブリア紀前半の化石産地がほぼ時代重複無しで世界に数カ所という状況ですからねーw RT @0ceanBLUEskY: @gervillaria 絶対越えてますよね。現生成物だって何割と出会えているやら…てかんじですもん!
2011-04-04 21:06:26逆に見つかっているものでしたら、日本近海の二枚貝だと結構な比率でカバー出来そうです。これは新しい時代の地層が多いからですが。 RT @hummingbirdtako: @gervillaria 現生種が一杯いるのに化石が見つかってない種ってどれくらいいるのでしょうね
2011-04-04 21:08:24@gervillaria はい、大事にしようと思います。そして家族からの「納戸のガラクタを整理しなさい」との苦情もこの一言ではねのけてやります。はねのけ・・・られてませんがww
2011-04-04 21:09:18見つかっていないものの方が圧倒的ですよね。現在近所で普通に見られる種と言えば、まず昆虫類……現生カブトムシの化石なんて見た事ないですよねー @hummingbirdtako
2011-04-04 21:09:41@gervillaria ツイートを拝見していて気になったのですが、化石のたぐいが全く見つからない「空白の時代」みたいなものは大絶滅以外にあるんでしょうか?全くピースの足りないジグゾーパズル状態のようなものだとイメージしているのですが。
2011-04-04 21:10:04時代的に完全な空白、というのは……少なくとも古生代以降ならばほぼ無い、と言ってもさほど大外れではないように思います。逆に先カンブリア以前となると穴ポコだらけですね。 @macchiMC72
2011-04-04 21:13:33ですね。現生目で化石記録無し、というのは一部の少数種からなるマイナーな分類群くらいになると思われます。 RT @hummingbirdtako: @gervillaria 種レベルだと見つかってないほうが多すぎそうなので目ぐらいだとへってきそうな
2011-04-04 21:16:05@gervillaria ありがとうございます。いやー、そういうのがあると創作の世界では良いネタになるかなーと考えてしまいまして(^^;先カンブリア時代の「冥王代」ってちょっと中二病チックですよね。
2011-04-04 21:17:55ネタになりそうな物は幾らでもw 地球史は正しく厨二のスケールですw RT @macchiMC72 ありがとうございます。いやー、そういうのがあると創作の世界では良いネタになるかなーと考えてしまいまして(^^;先カンブリア時代の「冥王代」ってちょっと中二病チックですよね。
2011-04-04 21:20:54@gervillaria 星野之宣先生ではないですが、古生物…というよりUMAネタはやってみたいジャンルの一つです。ニューネッシーの写真に心ときめかせた世代ですので。
2011-04-04 21:23:58さて、そんで化石の出来方。まず、死骸が化石の形成される場所に運ばれるor化石の形成される環境が形成される。これがその1。例としては海底の土砂崩れとか、今回の地震みたいな大規模な変動。
2011-04-04 21:24:35@macchiMC72 星野先生のブルーシリーズは大好きですw 特にカンブリア紀の海を見て涙ぐんだ研究者の気持ちが……w
2011-04-04 21:26:01足のつかない&底の見えない海は死ぬほど怖いけど、そこの何か見たこともないモノが生きているんじゃないかというロマンはスゲー好きなのです。子供の頃は百科事典の海底地図を辿って進んでいく想像をするのが大好きでした。
2011-04-04 21:28:37で、死骸が生物作用と物理エネルギーによって破壊も分解もされない場所に到達すると、今度は化学作用との戦いが。ここで脱落する死骸も多い。
2011-04-04 21:29:41@gervillaria あの劇場版の原型になった原作の「太平洋海底を歩いて横断する」話が原点かもしれません。
2011-04-04 21:32:30物理、生物、化学の関門をくぐり抜けた化石には更なる試練……ええ、勿論地学です。要するに、堆積した地層が熱や圧力による変成作用、陸化した時の浸食作用を受けないで、頃合い良く人類の時代に地表に露出するか、という試練。
2011-04-04 21:42:53@gervillaria そう、それです!あれってラストに海底火山の爆発による地震があるんですよね…。
2011-04-04 21:45:08っと、補足補足。化学の試練。これ、pHとかの関係で堆積物中にしみ込んだ水に溶解しちゃうケースですね。これ結構多いです。死骸が溶けた隙間はゆっくりと潰れて痕跡は残らんのです。
2011-04-04 21:47:20さて、そんで一旦主題の方に戻りまして。化石になるには数々の試練があるという前提のお話をここまでした訳ですが、実際のプロセスの方を。
2011-04-04 21:57:15リン酸カルシウム(≒骨)、や炭酸カルシウム(貝殻など)はそれ自体が安定な鉱物ですからそのまま保存されるケースが多いと言えます。空隙に別の鉱物が沈着する事も多々ありますが、成分としては元の物が保存されるケースが結構多い感じですね。
2011-04-04 21:59:57