パク・チャヌク監督はなぜ『すごいよ!! マサルさん』の映画化を考えたのか。韓国のSF作家・サブカルチャー批評家が韓国での『マサルさん』受容を解説
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実際ボーボボもアニメで同じ感じで受容された。が、そこまでカルト化は流石にしなかった。慣れて来たせいかも知れない。 twitter.com/gyakkost8/stat…
2020-07-04 23:37:11正にこれだと思う。でも、松本人志は韓国ではウケが微妙な筈。 twitter.com/gyakkost8/stat…
2020-07-04 23:38:01韓国では一部、著者が狂ったか薬やっているのではと言われた。パロディとは思ってもなかったから。受け身取れないところか、ネジ式見たいな物と認識されてた。ネジ式知っている人は全無だったし今もそうだが。 twitter.com/spank888/statu…
2020-07-04 23:40:07マサルさんのパロディは、パロディではあるけど「なぜいまそこでこのパロディ!?」って異次元への扉を開けるパロディだから、パロディだとわかったところで受け身とれないのは一緒。
2020-07-04 19:50:31評論家・宇野常寛氏の韓国でのイベント(2019年7月)に帯同し、通訳等を務めたソン・ジサン氏
今回のコーディネート役、SF作家のソン・ジサンさん。86年生まれの富野由悠季監督の大ファン。 スニーカー文庫版イデオン小説3巻目を構えてパシャリ。 pic.twitter.com/OMeMe4ujcm
2019-07-19 13:10:11富野由悠季愛の表現のため、ドズル・ザビのモノマネを極めたというソンさん。 pic.twitter.com/XYcOtJaGRZ
2019-07-19 13:12:24- ↑ 動画の冒頭で10分ほど、ソン・ジサン氏のことが詳しく語られている
「ボケとツッコミ」という概念/韓国の「笑い」とは?
韓国には、漫才もボケもツッコミも一発ギャグも概念が無い。それどころか、芸人とテレビタレントの区別もない。寄せが無いので劇場を元にする芸人に概念が無いのだ。
2020-07-04 20:46:26韓国に「ボケとツッコミ」という概念がないというのは、韓国のライトノベル事情を追ってたときにも聞いたことがある話だ。ただ、日本のライトノベルが大量に韓国で翻訳出版されているので、それを通じて韓国のラノベ読者は〈日本式ギャグ〉として「ボケとツッコミ」の漫才的会話に慣れているとか。
2020-07-05 20:15:20韓国のオリジナルラノベには、日本のラノベにみられるような「ボケとツッコミ」的な会話はほとんど見られなかった。しかし2010年、チェ・ジイン(최지인)というライトノベル評論家・翻訳家が、日本式の「ボケとツッコミ」会話を多用したライトノベル『原稿用紙上の魔王』(邦訳なし)でデビュー。
2020-07-05 20:28:28日本式の「ボケとツッコミ」会話を多用したライトノベル『原稿用紙上の魔王』(2010年5月~2012年9月、全8巻)が成功したのかどうかは気になるところ。作者のチェ・ジイン氏がデビュー時にこの「ボケとツッコミ」会話について語っているインタビュー記事はこちら(韓国語)。 seednovel.com/pb/view.php?co…
2020-07-05 20:34:30チェ・ジイン氏のデビュー時のコメント大意 「韓国のラノベ読者がどんなギャグを求めているかは難しい。〈ボケとツッコミ〉は日本式のものだが、韓国の読者も親しんでいる。本当の〈韓国ラノベ式ギャグ〉を追求するなら、新しいスタイルを開発する必要がある。これについては私も悩んでいるところだ」
2020-07-05 20:47:53日本式〈ボケとツッコミ〉会話を韓国ラノベに導入したチェ・ジインの『原稿用紙上の魔王』、その後スタイルを変化させたのかそのまま維持したのかは不明だが、それなりに成功したようだ。 その後の作品に、コミカライズもされたラノベ『俺と彼女と彼女と彼女の健全じゃない関係』など。今も人気作家。
2020-07-05 20:58:19チェ・ジイン(최지인)氏の韓国ラノベ、ネット書店へのリンクを貼っておきます。 aladin.co.kr/Search/wSearch… あと、8年も前に書いたものですが、韓国での日本ライトノベル受容についてはこちらの「韓国におけるライトノベルの年間出版点数と歴史」が詳しいです。 w.atwiki.jp/asianmystery/p…
2020-07-05 21:05:55ここでも注意が必要なのはここでチェジイン氏がいう「ギャグ」は、日本で「ガチョーン」、「コマネチ」とかの「ギャグ」では無い事である。日本語の語感では「面白おかしい事」である。 twitter.com/colorless_idea…
2020-07-05 21:30:56日本では邪道になるかも知れないが、韓国で多分一番受けるのは陣内智則のネタだろう。実際韓国のネタ番組にも出演した事がある。でもやはり韓国語がネックだった。映像で見るときは字幕があるのでどうにか出来るが。 実は韓国でお笑いは「しゃべり」では無い、「ビジュアル」である。
2020-07-05 22:09:21これは単に可笑しい扮装すればいいってことでは無く、視覚的に「身体」でストーリーテリングするのを、昔から韓国は好きであったからだ。韓国でジャッキーチェンが物凄く人気だったのはその身体性の高い、しかもホンモノだから。(韓国の芸能文化は基本約束事を嫌いぶっちゃけるのが王道)
2020-07-05 22:09:25実はこれ漫画でも違いが出る。 日本ではネームと言う漫画の設計図がある。基本セリフや擬音を中心にカット割りされていると聞く。 韓国ではコンティというのだ。絵コンテの事だ。だからセリフ無しに絵だけでも流れが分かる様にと注文される。 twitter.com/doskharaas/sta…
2020-07-05 22:15:03韓国の「笑い」に「掛け合い」は存在しないのか?
韓国に「ボケとツッコミ」という概念がないというのは、韓国のライトノベル事情を追ってたときにも聞いたことがある話だ。ただ、日本のライトノベルが大量に韓国で翻訳出版されているので、それを通じて韓国のラノベ読者は〈日本式ギャグ〉として「ボケとツッコミ」の漫才的会話に慣れているとか。
2020-07-05 20:15:20@Colorless_Ideas 以前、日本の売れないお笑い芸人が韓国でウケるかどうか、みたいな修行というかロケをやらされてたとき、「叩くのは軽くでも絶対ダメ。客が引く」と釘を刺されてました。掛け合い自体はなくはないんだろうと思うのですけどね……。
2020-07-05 21:37:18@Colorless_Ideas @sukiyapotes 掛け合いはあります。最近はそれを英語の表現でTikiTakaと呼んでいますが、外国ドラマの影響ですね。イメージとしてはボケツッコミの役割分担では無く、落語みたいに、でも短い間で会話で楽しませる、黄金期のハリウッド映画(に影響された訳ではないですが)みたいな事を好みますね。
2020-07-05 22:01:31