本格ミステリ談義(冬の時代は実りの時代?)
@noda_u ううん。名前はよく聞くんですけどね。まだ未読なもので。確かシュノーセンセーが好きな作家さんですよね。
2011-09-26 00:40:19@1106eviz カーが好きだからカーみたいな本格を書くおっていうどっかの誰かさんみたいな思考のフランス人です。まあ私も殊能センセー経由で読んだんですが。
2011-09-26 00:42:17綾辻行人、二階堂黎人、加賀美雅之、山口芳宏とかでしょうか。 RT @1106eviz: 今でガジェットの本格って言われたら、一体、誰になるの。
2011-09-26 00:42:06お考えは理解できますが、そうと認めたくない自分がいます。そう言い切ってしまうと、あの時代のいろんな思いが、零れ落ちてしまう気がして仕方がないのです。 RT @mysteryEQ: 新本格とは要するに本格の復興だったのではなく、雰囲気(ガジェット)の本格の復興だったのだと思う。
2011-09-26 00:50:09@junk_land まあ感情的に割り切れないと言うのは仕方ないと思います。それに自分はその時代を過ごしたではありませんしね……。
2011-09-26 00:55:58あまり認めたくなかったけど、やはり「新本格」イコール「雰囲気の本格の復興」なのか……。そう考えれば、やはり論理性を抜いた、ガジェット重視の佐藤友哉、西尾維新の登場が容易に理解できるし……。そして彼らは同族嫌悪で上から叩かれた。
2011-09-26 00:52:10わからない……10年近く考えつづけたけど『本格冬の時代』も『新本格』もわからない……。俺にとってこの10年はなんだったんだ……
2011-09-26 00:58:18当時の「ベストテン」とか資料にならないでしょうか? RT @ashibetaku: あと、新人賞の選考傾向にその時代の思潮というか同調圧力が見て取れるかもしれない。…
2011-09-26 00:55:14@jinensai 文春のベストミステリーはわりあい新しいはずなんですよ。それ以外だとSRの会のがありますが、あれはアマチュアでありファンの視点ですしね。
2011-09-26 00:58:41“@mysteryEQ: そのあと、僕がミステリーに入るきっかけも雰囲気の本格である金田一少年みたいな作品が出たこともその流れですかね?
2011-09-26 00:49:36“@mysteryEQ: 確かに、最初のシリーズの作品はもろ古典本格あるいは、館ものですからね。 逆にコナンは冬の時代に出てきた現実本格ですね。
2011-09-26 00:57:43@YamaJun1203 コナンよりもむしろ「Q.E.D. 証明終了」の方が冬の時代に出てきた現代本格(技巧の本格)だと思いますね。かなり色々なパターンをやってますよ。
2011-09-26 00:59:58“@mysteryEQ: 加藤元浩さんのですよね? 確かに、冬の動物園とか幽霊が出てきたり、学園祭狂想曲とかコンゲームの話しとか、いろいろありますね。 パターンは。
2011-09-26 01:03:53「雰囲気も備えた本格」という意味で同意です。 RT @mysteryEQ 新本格とは要するに本格の復興だったのではなく、雰囲気(ガジェット)の本格の復興だったのだと思う。
2011-09-26 01:02:23@youmoutei すみません、少々言葉が足らなかったですね……。勿論、自分の言う「雰囲気の本格」とはそういう意味になります。
2011-09-26 01:04:13すいません、単純に感情論といわれてしまうことにもいささか抵抗があるんですが、そういうことなのかなあ……当方にとって新本格とは、本格を書きたい作家が、本格を読みたい読者に向け、本格でないフリなんかせずに、堂々と「これが本格だ!」と書ける&読める時代ふたたび!――という感じでしたね。
2011-09-26 00:59:35それ以前の、(お言葉を借りれば)「技巧の本格」というのは、本格を書きたい作家が、自作を本格でないフリをさせるために、結果的に技巧的にならざるを得なかった作品と理解しています。つまり、全力で本格でないフリをしている本格ミステリ。
2011-09-26 01:04:09だから本格読みとしては、どうしようもなくもどかしく歯がゆく悔しかったのですよ。正々堂々本格らしい本格を書けよ、と。こんなん本格と呼びたくないね、と。こちらはガキで、作家諸氏の苦闘ぶりなど理解できてませんでしたから、“時代やら世間やらに迎合する転向者”くらいに思っていた気がします。
2011-09-26 01:08:26@junk_land おっしゃることは大体同意ですが、そこまで「全力」でもなかったような。少なくとも、山田正紀に二、三ある「全力でSFでないフリをしているSF」(もちろん「SF冬の時代」の作品です)に比べれば。
2011-09-26 01:09:31