【普天間返還】検証:米国防省筋が伝える在沖海兵隊1000人強規模のハワイ移転に関する報道の信頼性とその意図
- tkatsumi06j
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普天間返還:在沖海兵隊1000人強移転に関するソース記事発見。ただし、会員登録しなければ全文は読めない模様。Isle Marine forces could grow by 1,000 - Honolulu Star Advertiser http://t.co/VLJsyFP1
2012-01-29 15:41:51普天間返還:さて、今回の在沖海兵隊1000人強移転報道。興味深いのは、情報元のHSAが「本誌にもたらされた情報によると」と断りを入れてスクープ扱いしているところだ。ということは、米メディアはこの情報をキャッチしておらず、ハワイの地元米軍関係者経由のリークという可能性がある。
2012-01-29 16:57:54普天間返還:HSAの情報が他社に拡散されているかグーグル検索して確認しているが、すべてHSAの情報に行き着く。そしてHSAの報道は有料会員限定となっている。国防省筋はなぜハワイ有力紙を狙い撃ちして情報をリークしたのか。やはりハワイ利権との絡みと考えるのが妥当だろう。
2012-01-29 17:08:39普天間返還:興味深い記事に辿りついた。なんと日付は08年4月。国防総省が在沖海兵隊の第三海兵遠征軍のハワイ移転を検討しているというものだ。Hawaii move planned for Okinawa’s 3rd Marines http://t.co/dQ5Fp0Ir
2012-01-29 17:13:59普天間返還: http://t.co/q4mxGSgi ←この検索結果は「marines okinawa hawaii」のキーワードで出た。つまりHSA以外、現時点でこの情報を報じているものはなく、古くは08年の自民党政権時に国防総省側がハワイ移転を既に検討していたことになる。
2012-01-29 17:17:40普天間返還:さて興味深いことになってきた。辺野古移設の現行案で自民政権が既に内定(合意ではない)していた08年当時に、米側は既にハワイ移転案を検討していたということだ。交渉が難航している中、入札済のミリコンへ忠義を果たすためになりふり構っていられなかったのだろう。
2012-01-29 17:24:51普天間返還:http://t.co/exLvkIAx ←興味深いのは、実は08年時点で既にハワイのカネオヘ基地への移転に関する予算2100万ドルを上院軍事委員会が割り当てており、海兵隊移転先の施設修繕費用として680万ドルが割り当てられており現地での受入準備までしていたことだ。
2012-01-29 17:33:23"Abercrombie, chairman of the House Armed Services Subcommittee on Air and Land Forces, and a senior member of the Seapower Subcommittee, which oversees the Navy and Marines, says$21.2 million has been allocated to design the construction of a multiple facilities at Marine Corps Base Hawaii at Kaneohe. "
"Some $6.8 million is earmarked for 3rd Marine Division facilities, supporting the 3rd Marine Division relocation from Okinawa, providing company and division headquarters, an armory, operational draining facilities, motor transport maintenance, electronics and communications maintenance, and supply. "
普天間問題:当時これらの報道が日本でなされたのか、残念ながらWebではこれは確認できない。日本の報道は殆どアーカイブを残さず最高でも有料サービスを使って2年前までしか遡れない。報道の責任を回避する姿勢の明確な現れといえるだろう。おかげで、こういう情報を遡って検証できない。
2012-01-29 17:35:25(参考)当時の国内報道 ※追記
ハワイ移転検討 在沖海兵隊2師団・隊 - 琉球新報 (2008年4月21日)
「米海軍省が在日米軍再編で、米国グアムへの移転が日米合意された在沖米海兵隊の第三海兵師団と第12海兵連隊の司令部や訓練場などを、米ハワイ州の海兵隊基地に移転させる方向で検討していることが20日までに分かった。
同省がハワイでの施設整備で、設計費の予算計上を計画している。日米合意と異なる計画の検討は、米軍普天間飛行場移設で地元沖縄から移設案の修正要求が出ていることへのけん制とも受け取れ、米軍再編全体に及ぼす影響など今後の議論が注目される。」
「海軍が計上予定の設計費のうち、沖縄関連では第三海兵師団の司令部施設や武器庫、訓練場など680万ドル(約7億円)、同師団移転に伴う下士官約450人の独身者宿舎に480万ドル(約4億9000万円)、第12海兵連隊関連では司令部施設や訓練場、武器庫で150万ドル(約1億5000万円)を挙げた。そのほかの施設整備も含め計2120万ドル(約21億9千万円)の計上を計画している。」
日本軍事情報センター・神浦所長のコメント
普天間返還:(参考)「沖縄に残るのは、総員で1000人規模というところだろう。在沖海兵隊の戦闘部隊はすべて撤退する。」|「在沖海兵隊1000人超 ハワイ移転案」報道に対する日本軍事情報センターのコメント http://t.co/QJEAH8FC #普天間 #futenma
2012-01-29 17:38:40普天間返還:(参考)「いくら日本の外務省が引き留めても、米軍は新戦略に沿った再編計画と財政再建(国防費削減)のために海兵隊は撤退していく。それに備えて沖縄は覚悟と準備を怠りなく。」|日本軍事情報センター http://t.co/QJEAH8FC #普天間 #futenma
2012-01-29 17:40:57普天間返還:さて、日本軍事情報センターといえば、 #普天間 タグではお馴染み“逆神”といわれている神浦氏が所長を務めている。”逆神”様の見立ては今回は外れるのであろうか?もう米側は日本に「具体的進展」などは求めていない。環境影響評価書騒ぎなど、米側には気休めにもなっていないのだ。
2012-01-29 17:45:55総括:浮かび上がった日米国防利権との攻防
普天間返還:今回のハワイ移転関連のまとめは、グアム移転計画に絡むハワイ・ミリコンの利権、その中での日本のゼネコン利権の存在を確認できたことで有意義だった。恐らく、米側で受注したとされるグアム建設計画契約の中には、米側と協業することで隠れている企業が多く存在するのだろう。
2012-01-29 18:28:56普天間返還:グアム計画を進めたい日米双方の国防利権が絡んでいることが明白で、ただそれは国防側の思惑であって議会はこれを承認せず大統領もこれを否定し、利権を潰したということだ。そんな米側の事情を知ってか日本の官僚は情報工作に余念がなく、政府はまんまと乗らされていると、いうのが全容。
2012-01-29 18:33:19普天間問題は実は140文字以内で総括できる簡単な問題だった。以上