タグができるまで。
今までのまとめ
まとめその1 http://togetter.com/li/263732
まとめその2 http://togetter.com/li/264257
まとめその3 http://togetter.com/li/265298
まとめその4 http://togetter.com/li/266927
まとめその5 http://togetter.com/li/268178
まとめその6 http://togetter.com/li/269308
まとめその7 http://togetter.com/li/270339
まとめその8 http://togetter.com/li/271399
まとめその9 http://togetter.com/li/272971
まとめその10 http://togetter.com/li/274553
まとめその11 http://togetter.com/li/277925
では、本題に入りましょう。
3/29 0:00~ #書き出し でお題がそれ以前のもの
私の彼には尻尾がある。習字用の筆そっくりの、真っ白な狐の尻尾だ。それに気づいたのは昨日、背中を流してあげようとこっそりお風呂を覗いたとき。洗髪中の彼のお尻から肩甲骨まで9本の尻尾が伸びていて、かすかにゆらゆらしていた。私が稲荷神社に勤めてること、いつ言おう?#書き出し
2012-04-02 09:43:33気がつくと天井から手が生えていた。白魚とは言い得て妙の、細くしなやかな指を持つ手が、手が、手が、腸壁のようにさざめいている。それが手招きだと気がついたのは数日前。白い手だと気がついたのは数週間前。俺は、連れていかれるんだろうか。あの手に。 #書き出し
2012-04-02 09:57:26優しいね。最低だよ。悲しくならない?(急に呼び出してプロポーズして、酔わせて殺すとか)暗殺屋も、結婚詐欺師も同じだ。相手に入れ込むことはしない。 (普段とは打って変わった冷たい顔。カッコイイ)そっか……でもさ、いつか後悔してね(私は目を閉じた。少しドキドキしながら) #書き出し
2012-04-02 10:38:34素敵な昨日が僕を待っている。僕は昨日の扉を次々開けた。目眩く過去。辛かった事すら美しい思い出として僕を迎える。そしてとうとう最後の扉。果てには何が。ガチャ。光に満ちた世界。僕は誰ですか。全ての記憶を使い果たした。「おめでとうございます男の子です」僕は不安に号泣する。 #書き出し
2012-03-29 19:21:50まだ知らないふりをしていたい、知らないふりをしていたかった。子供のまま、無邪気にいられたらよかった。でも、それはもうできない。大人の世界を知ったから、大人の世界を進み始めたから。 「うそつき」今まで言っていた言葉、それを今度は言われる側になるのかなあ。 #書き出し
2012-03-29 11:54:15声にならなかったんだ。どうしてだろう、分からないけれど。兎に角キミは遠ざかって、消えて。氷のように冷えきって固くなった僕の体は、どうやらここに固定されたみたい。必死に喉を震わせて、精一杯叫んでみたつもりだけれど。キミにはとうとう、届かなかったみたい。 #書き出し #twnovel
2012-03-29 21:34:13もし、生まれ変わったらあなたの妹になりたい。妹ならあなたの特別になれるでしょ。嬉しいときは一緒に喜んで。寂しいときは一晩中手を握っていって。決して切れない縁であなたと結ばれたいの。恋人になれなくてもいい。だって幼馴染みだったとしても恋人にはなれなかったもの。#書き出し
2012-03-31 01:45:39もし、生まれ変わったらネコになりたい。一日中寝ていられるし、勝手にご飯は出てくるし、良いこと尽くめ。「ネコはいいよね。体、小さいからご飯は少しでいいし。その代わり蜘蛛とかゴキとか捕まえて食べてくれるし。」……もし、生まれ変わってもネコにだけはなりたくない。#書き出し
2012-03-31 14:52:24もし、生まれ変わったら…いや、変わっても私を見付けてくれますか、愛してくれますか?純真無垢な貴女の願い。輪廻の枠から外れなければね。無愛想な僕。前の記憶が無くても地図がなくてもまた逢える。二人共そんな気がした。じゃあ、また。寂しげな君の傍らで瞳を閉じた。 #書き出し
2012-03-31 20:23:26夜中の電話に驚きを隠し静かに間違いだと告げた僕に、彼女の言葉は更なる衝撃だった。「殺してやる」心底ぞっとする声。急いで電話を切った途端、ドアノブがガチャガチャと動きだしたからパジャマのまま窓から逃げ出した。翌日、僕は引っ越した。格安物件なんて碌なものじゃない。#書き出し
2012-03-30 09:46:13駅からの帰り道「待ちなさいよ!」の声にふり返った私の頬に見知らぬ女の平手はジャストミートした。思わずその場にへたり込む。何がなんだかわからず目を白黒させていると、目の前で仁王立ちしている女の目から、涙。「最っ低!」「あのう」「何!?」「どなたですか」 #書き出し @meru_m
2012-03-29 00:02:26星空って、誰かが描いたみたいに綺麗よね。汚い現実ではないみたい……。本当、手の届かない幻想── #この書き出しいかがですか
2012-03-27 19:18:53