福島第一原発事故による(小児)甲状腺癌リスク

事故後のヨウ素拡散ルート、量、被曝人口の評価、つまりは「不検出」とされた群の実際の等価線量を知ることがポイントではあります。 私的には「よく判らない事を今更言っても」と思い、あまり触れずにいましたが今後実際の被害が発生し始めたときの目安になればと思い少し考えてみました。 「関連まとめ」 日常食(昆布など和食)による事故直後のヨウ素防御効果についてhttp://togetter.com/li/300885 首相官邸HP「日本食(昆布など)の効果」の定量的見積もり 続きを読む
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studying @kotoetomomioto

大人の預託実効線量で吸入は経口の1/3 http://t.co/WtHaGVNMなので 5歳児も1/3と思うと甲状腺等価線量は 経口摂取:2.1×10^-6 [Sv/Bq] 吸入摂取:0.7×10^-6 [Sv/Bq] 程度と換算する事になっているらしく15歳以下の平均ぐらい。

2012-05-07 21:33:42

注:まきりんさんに指摘され、最も速い吸収を仮定した結果、吸入係数は1.9×10^-6 [Sv/Bq]に変更しました。

studying @kotoetomomioto

で、ここまでも充分机上の空論なんだけど、更に難しく、ちょっと2〜3日では判らないのが「事故後数日〜1ヶ月の間に実際は何Bq摂取したのか?」ということ、、。 例えば、牧野さん等の資料を眺めると、、

2012-05-07 21:54:57
Jun Makino @jun_makino

例えば水道水のヨウ素の評価は http://t.co/kJJaICt2 ここ にあるように手遅れになってからされてるので、 まあ、被害が少ないことを祈るくらいしかできることはない。

2012-05-05 14:49:02
Jun Makino @jun_makino

水道水等からの摂取もあるけど大気からのが計算上は無視できない。 http://t.co/nbcR3CbR これ だと 3/20 に福島市で 200Bq/m^3 とか。

2012-05-05 14:49:03
studying @kotoetomomioto

と、吸入と経口それぞれ1000Bqくらい摂取した子供がかなり居るんじゃないかと懸念され甲状腺等価線量で1+2mSv程度。 放医研の資料でhttp://t.co/CETHXKZ6残留量1000Bq程度だったりするとNaIは0.04μSv/h程度しか反応しないので全員「不検出」扱い

2012-05-07 22:14:37
studying @kotoetomomioto

実質的に原発から北部は15日の被曝が主だとすると、もっと減衰しているのでその10倍くらい摂取してても「不検出」扱いされる群。なのに、そういうグループであっても甲状腺癌のリスクは「1万人に1人〜10万人に1人」のオーダ。

2012-05-07 22:19:12
studying @kotoetomomioto

(まあ、この時点で、例のわけの判らない「1000万分の1」とか言う何か?とは2〜3桁違うんだけど、まあ、そんなのは気にせず、、(苦笑))

2012-05-07 22:20:57
studying @kotoetomomioto

こういった、私には全然解らない「チェルノブイリスケール」みたいのもあって、もし「年間2.3人発症」という事だと私の理解より4倍悪いし、もっと悪いという説もあるので仮に10倍悪い事が起きると仮定すると →生涯リスクで「千人に1人〜1万人に1人」という事になってしまう。

2012-05-07 22:31:45
studying @kotoetomomioto

まあ(拡散や摂取量、被曝人口が殆ど見積もれないので当然なんですが) 超大雑把なオーダー程度の話ではあるんだけど、私は牧野さんより3〜10倍「安全厨」という感じ? とはいえ多分1桁以上評価は変わらない様な気がするしどちらにしても「良い」話では全然ない、と。

2012-05-07 22:37:49