法学部における「論文」教育について考えよう #論文教育
.@kfpause 法解釈そのものは実践的な面もあって、純粋にアカデミックな研究ではないので、元々あまり区別がないのは自然かもしれないですね。時代が下って段々と研究論文は何か違うものになってきた印象はあります。
2012-09-08 22:52:07法学系の場合、他分野に比べて論文査読がある雑誌が少ないのが、論文概念が広くなる一因かも。査読制度は、掲載基準を固める過程で、その分野の論文概念を明示的に整理するという意味もあるだろうから。 #論文教育"
2012-09-08 22:54:07そうすると、繋がっているようで繋がってない、のかも…。RT @mana613: .kfpause 法解釈そのものは実践的な面もあって、純粋にアカデミックな研究ではないので、元々あまり区別がないのは自然かもしれないですね。時代が下って段々と研究論文は何か違うものになってきた印象
2012-09-08 22:55:35.@hiroleen 学部のゼミで自然に教わったならまだしも、そうでない場合がきついんですよね。でも、論考を読むためには書くためのお作法を知らないと真の意味で読めないんですよね。同じ土俵に立てないという感じで。 #論文教育
2012-09-08 23:00:43.@midorid 実際、独自性はないけどお作法を守ったリポートはありますね。資格試験の文脈だと時間と参照物の限界があるのはその通りで共通するのは文章で答える、という形式くらいですね。 #論文教育
2012-09-08 23:04:02.@kfpause 分析的には、前提知識の導入・書き方(結論やその導出に必要な論理構造)・実際にやってみる、という手順があればミニマムとしては十分と思うのですが、ゼミのコンセプトは様々だし、自分の所望する分野の先生がそうとも限らない。 #論文教育
2012-09-08 23:04:23以前、あるアジアの国の法学研究者に、「日本の法律雑誌は査読がないのに、なぜ一定の質を維持しているのか。読んでいて不思議だ」と言われた。さしあたり「雑誌の編集部が、執筆者の人選などの時点で、実質的に査読の機能を果たしているからかも」と答えた。 #論文教育"
2012-09-08 23:05:10.@midorid 査読の有無は化学者の夫によく言われます。いい面も悪い面もありますね。逆にいえば、審美眼を自力であげないといけないんですよね。上げすぎると論文提出できなくなりますが(´・_・`) #論文教育
2012-09-08 23:06:24研究として何が新しいか≒研究(者)の世界で評価されることが研究論文にとって大事なると、違うものになってくるように思います。RT @kfpause: そうすると、繋がっているようで繋がってない、のかも…。
2012-09-08 23:09:46.@hiroleen そうなると、論文教育総論(分野共通部分)だけでも講義化できるといいんですかね…今回、インターン生に教える時は実際やってみてもらうことを重視したのですが、あのやり方は10人が限界ですから、やっぱゼミかな。
2012-09-08 23:10:21論文の新規性の判断を既存研究者が独占している、ってことになりますかね。RT @mana613: 研究として何が新しいか≒研究(者)の世界で評価されることが研究論文にとって大事なると、違うものになってくるように思います。
2012-09-08 23:12:17@kfpause まったくご指摘の通りでしょうね。よい論文かどうか、その審美眼が読み手に求められる点で、法学は初学者にハードルが高く、学部生が卒業論文を書きにくいということにつながっている気もします。
2012-09-08 23:12:51.@kfpause 教育効率の観点から、セレクションをかけてゼミに近い講義運用にするのが現実的でしょうか。担当者が添削・コメントをする手間も考えると、単位数よりはかなり教員側の手間が多くなるとはおもいます。ほんとにやる気があるなら、例えば@mana613先生ご紹介の
2012-09-08 23:14:13アカデミックな世界ってpeer reviewも含めて研究者が評価する仕組みですね。ただ、実定法は研究者以外の社会も何が必要かを決めているわけで、工学とかと近いのでしょうかね。RT @kfpause: 論文の新規性の判断を既存研究者が独占している、ってことになりますかね。
2012-09-08 23:15:57.@kfpause 本を正確に読解するのは本人レベルでできて、実際にまともな論文の肝を抽出させたり、自分が論文主題を表現できるか、といった具体的実践に力を入れれば、学部レベルとしては御の字かと。 #論文教育
2012-09-08 23:16:22@kfpause @kfpause 様の大学同様 選民意識は一部で激しいかと(こちらは伝統的に学術メインなので一層激しいかもしれません)。学部のゼミレベルでは,そもそも指導はほとんど無いですが,指導がある場合であっても,も学説の類型化をすることに比重が置かれていますね
2012-09-08 23:35:41伝統的な「徒弟制」を有する法学部教育では,そもそも指導などせず見て覚えろというのが根底に根強くあるのかもしれないですね。「師匠に着く」という文化もその一面なのかも #論文教育
2012-09-08 23:38:16@rikka1988 もちろんであります。今回は一般論として収集してますんで、おきになさらず。情報元の属性について気になるのは私の出身校か否か、だけですね。自分の認識を相対化したいので。
2012-09-08 23:39:07ある意味で正解が出ました…。RT @midorid: @kfpause まったくご指摘の通りでしょうね。よい論文かどうか、その審美眼が読み手に求められる点で、法学は初学者にハードルが高く、学部生が卒業論文を書きにくいということにつながっている気もします。
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