法学部における「論文」教育について考えよう #論文教育

博論執筆の真っ最中に大学2年生(非法学系)に教える経験をしたところ、「論文」について学部でどう教えているのか、教えるべきなのかが気になって、フォロワーの皆様に聞いてみました。
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ぱうぜ @kfpause

先日触れた学部一年の授業も添削は当時TAだった先生がしてくだりさりました。RT @hiroleen: .kfpause 教育効率の観点から、セレクションをかけてゼミに近い講義運用にするのが現実的…担当者が添削・コメントをする手間も考えると、単位数よりはかなり教員側の手間が多くなる

2012-09-08 23:42:12
六花 @rikka1988

外文献とかそれに近しいゼミだと凄まじく丁寧に教えて貰ったのは別の話ね

2012-09-08 23:43:19
六花 @rikka1988

(あの学恩は何時になったら返せるだろうかとガクブル

2012-09-08 23:43:36
ぱうぜ @kfpause

査読がない分、ピアレビューシステムにアクセスするのが大変ですよね。実定法は社会も評価してくれるというのはその通りですが、そのことの良し悪しもあるのでしょうなあ。RT @mana613:

2012-09-08 23:44:52
ぱうぜ @kfpause

色々な皆様の協力を得て、#論文教育 タグ充実してきました。まだまだ募集していますが、自分の論文どうしたの?と夫にチラ見されたのでそろそろ寝落ちします。

2012-09-08 23:46:56
與那覇潤(Yonaha Jun) @jyonaha

@kfpause …な、なんか最近TAネタでの登場率が…(汗。ちなみに、TA雇用は修士以上が原則なので(さすがに、特定の学部生に他の学部生対象の採点をタッチさせられない)、研究者養成系の大学以外では、正直そもそも雇える人が少ないという問題もあります。 @hiroleen

2012-09-08 23:47:31
Naoyuki KAKEGAWA @nao72

RT @midorid: 以前、あるアジアの国の法学研究者に、「日本の法律雑誌は査読がないのに、なぜ一定の質を維持しているのか。読んでいて不思議だ」と言われた。さしあたり「雑誌の編集部が、執筆者の人選などの時点で、実質的に査読の機能を果たしているからかも」と答えた。 #論文教育"

2012-09-08 23:48:24
ぱうぜ @kfpause

@jyonaha @hiroleen 補足ありがとうございますw いやはや、教える時は教わった時のことを思い出すのです。雛鳥刷り込み効果。たしかにジュニアTA制度では他の学部生の評価にかかる部分は無理なのですよね。ロー生にできるかというとそれも何か違うし。

2012-09-08 23:50:31
MIDORI Daisuke @midoridisc

法学系で査読が機能しにくい、査読をやりにくいのにも理由があるような。法学は社会の価値が多様であるように、書き手の価値判断や問題意識が多様で、どのような論文に価値があるかそれ自体意見が分かれうる。身近でそのような見解の相違を少なからず目にすると、査読は難しいと感じる。#論文教育"

2012-09-08 23:54:00
MIDORI Daisuke @midoridisc

法学系が、少なくとも理系のように論文のフォーマットが厳格ではないのも、このような背景も影響しているのかな、と。

2012-09-08 23:58:36
六花 @rikka1988

田村 善之先生が,『論点解析 知的財産法』で試験の論文答案指導をされているのはびっくりしたな #論文教育

2012-09-09 00:00:01
オニヅカ @GTONIDUKA

急ぎ論文関連のツイートを読み返す。何を隠そう私は某試験の為に論文を正に書いているのだが、心身の具合を壊しつつ論文に向かっていたら、論文と名の付く以外のものに興味がなくなってしまった。自分でも病的だと思うが、それでこそ研究者志望なのだと言い聞かせている。

2012-09-09 00:04:41
オニヅカ @GTONIDUKA

さて、私も五十嵐・広中先生の『法律論文の考え方・書き方』は拝読した。私の恩師が学部卒業前くれたものである。私が研究者志望だと言って周囲から猛反対を喰らった中だった。今は自然となってしまった事だが、論文の書き方は当時読んでも分からなかっただろうと思う。

2012-09-09 00:07:11
オニヅカ @GTONIDUKA

論文の査読の話が出ていたが今正にその問題にぶち当たっている。例えば、1960年代アメリカ連邦最高裁判所の判例。俗にウォーレンコートと言われる時代の幕開けであるが、論者によって書いてある視点が全く違う。各裁判官がどう考えどう理解していたか、またどの視点で書くかによるからだろう。

2012-09-09 00:11:00
オニヅカ @GTONIDUKA

法社会学で『群盲象に触る』との事を習ったがその表現が正にぴったり来る。どれも正しい、だが、どれも全体像を捉えたとは言えないと言う意味である。

2012-09-09 00:12:59
オニヅカ @GTONIDUKA

幸運にも私は専攻が刑事訴訟法なので、各裁判官の思惑より、その結果何が認められ、何が根拠になったかが重要(と思っている)なのである。大学を留年させてもらえず(卒業要件・卒論を3年で満たした)ほっぽり出された私にとってK大学図書館が通常利用者並にそれを許してくれたのは福音そのもの。

2012-09-09 00:18:56
オニヅカ @GTONIDUKA

それから心身の不調の波に晒されながら、また、論文の壁に挑んでいるのだが、私が専門とする『デュー・プロセス論』の『刑訴法』については大体読んだと高を括っていたのだが、たまたま取った刑法の本で愕然とする事となった。刑訴法と比べ正に別領域からの刃そのものだったのである。

2012-09-09 00:22:21
オニヅカ @GTONIDUKA

それが運の尽きだったか、英米法、憲法まで広げると正直訳が分からなくなってしまった(現在)。どれも正しいので思いっ切りぶった切る事が出来ないのである。構想は一応用意はしているが変化する可能性は大きい。しかし、私は『正しさ』を追及するのであれば横断的研究は必要だと思う。

2012-09-09 00:30:29
オニヅカ @GTONIDUKA

引用文献にもっと、他分野の話や他学問領域の話がバンバン出て来て欲しいし、私はそう言う研究者になりたい。査読が一定の~の話をミドリ先生が出されたがこれは哲学で言うハードプロブレム問題なのではないかと言うのが私の推論である。つまり、可能領域での問題解決ではないかと言う事である。

2012-09-09 00:34:21
オニヅカ @GTONIDUKA

凄く単純化してしまえば、資格試験の「論文」は「正解」を出しているの対し、研究論文は「正しさ」を書いているのではないかと。学部時代はLS進学希望が多くて先生ももっぱら試験を意識した問題を出されて訓練された気がします。 #論文教育

2012-09-09 00:41:48
MMatsunaka @mana613

法学の論文といえば、大村敦志・道垣内弘人・森田宏樹・山本敬三『民法研究ハンドブック』(有斐閣、2000)が必読ではあるまいか。民法に限らず、また研究者になるわけではなくても。http://t.co/GG2lfCjw #論文教育

2012-09-09 01:00:10
大奥井 閑蔵 @beautifulday00

RT @mana613: 法学の論文といえば、大村敦志・道垣内弘人・森田宏樹・山本敬三『民法研究ハンドブック』(有斐閣、2000)が必読ではあるまいか。民法に限らず、また研究者になるわけではなくても。http://t.co/GG2lfCjw #論文教育

2012-09-09 01:00:41
黒沼 @ituki9

RT @mana613: 法学の論文といえば、大村敦志・道垣内弘人・森田宏樹・山本敬三『民法研究ハンドブック』(有斐閣、2000)が必読ではあるまいか。民法に限らず、また研究者になるわけではなくても。http://t.co/GG2lfCjw #論文教育

2012-09-09 01:02:19
もなか @monaka1241

RT @mana613: 法学の論文といえば、大村敦志・道垣内弘人・森田宏樹・山本敬三『民法研究ハンドブック』(有斐閣、2000)が必読ではあるまいか。民法に限らず、また研究者になるわけではなくても。http://t.co/GG2lfCjw #論文教育

2012-09-09 01:05:05
うざ@ヮ<)ノ @uzw1978

RT @mana613: 法学の論文といえば、大村敦志・道垣内弘人・森田宏樹・山本敬三『民法研究ハンドブック』(有斐閣、2000)が必読ではあるまいか。民法に限らず、また研究者になるわけではなくても。http://t.co/GG2lfCjw #論文教育

2012-09-09 01:05:46
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