安東量子さん視察メモ(ノルウェー)
自然とともに暮らす生活をしてきたので、自然が脅かされてしまったことは、とても悲しかったけれど、それを誇りを傷つけられたとは感じなかった。皆さん、Valdresを深く愛し、誇りを強く持っている、と感じた。写真は答えてくれたアンヌマリーさん。 http://t.co/JAuDxxP2
2012-10-23 15:49:47Valdres は、ものすごく美しいところなんだけれど、こういう美しいところにずっと暮らしていると、どんな感じなのですか、慣れてしまうものなんですか、と聞くと、慣れることはありません。いつも、美しいと思いながら暮らしています、と。
2012-10-23 15:51:18放射能対策については、情報をオープンにすることが、なにより大切だ、と、会った方たちは強調していた。そして、関係する人々が、立場を超えて話し合うこと。
2012-10-23 15:56:57アンヌマリーさんたちは、放射能についてよかったことは、この問題をきっかけに国の行政機関の人、牧場主、地域の検査所の人たちがフラットに話し合えるようになったこと、と言っていた。1986年以前には、これは、なかったことだと。
2012-10-23 15:57:37それから、当初、Valdres の人々は、国の対応や発表する数値を信用していなかった。しかし、もともと地元にいて、地元で尽力しているアンヌマリーさんの言うことは、信用した。これは、繰り返し、何度も聞いた。
2012-10-23 16:01:57ノルウェーでも「情報と行政のクライシス」と自分達自身で語られるような状況になったわけだが、そこで生きたのは、顔の見える人間関係の重要性なんだろう、と感じた。未曾有の事態に置かれたとき、信頼を得るのは、組織でも主張の正しさでもなく、その人そのものの行いであり人間性なのではないか。
2012-10-23 16:06:38(こう書くと、それでは、その人が誤った方向に誘導する人間であった場合はどうなのか、という形式的議論がはじまりがちだが、私は、自分の生活に切実に密着した問題に関しては、誰が信頼に値するかは、時間がかかっても選別できるもの、と思っている。)
2012-10-23 16:09:06(非常に大雑把な言い方ではあるが、現在の日本は、人間に対する信頼が非常にうすいのだな、と感じた。みな、誰かに揚げ足を取られることをおそれ、ポジショントークか組織を代弁する主張をすることに、汲々としている印象を持った。)
2012-10-23 16:14:51ノルウェーでの、人間の顔の見える関係性については、@yoshisatose さんもtwされていることだが、日本でも参考になると思う。特に、行政機関と地元の人たちの関係性について。http://t.co/wMZBCZbU http://t.co/wxe6PImP
2012-10-23 16:23:43ノルウェーのValdres、ベラルーシのブラギンの双方を訪ねて強く感じたのは、復興になにより大切なのは、そこに暮らす人々の、その地域への誇り、そして、地域や、自分たちの暮らしへの愛着なのだ、ということ。
2012-10-23 16:31:16自分も、ずっと日本から外に出たことがなくて、ダイアログ出させてもらって、他の国の人とちょろっと話はさせてもらってたけど、やっぱり、身体ごと日本から出て、日本以外の人の意識を聞くというのは、とても勉強になった。
2012-10-23 16:55:52ありがとうございます(^^) これですね。お祭りの時は、この音楽にあわせて踊るんだそうです。 RT @tsuneduka こういう音の楽器らしいです>langeleik http://t.co/OPZ0uJQX http://t.co/J2n4CIKr
2012-10-23 16:59:43恐縮です。少しでも、ステロタイプの情報でなく、リアルな情報を参考にしていただけたら、と思ってます。 RT @asahipress_2hen 安東さんのおかげでわかったこと多数。
2012-10-23 17:03:19ちょっとおバカな写真も。Valdres の歴史民俗資料館で。昔、教会の前に設置されていた懲罰用の首輪棒(と言えばいいのか)。見た瞬間、来る!と思ったら、案の定、解説のおじさんにとっつかまえられて実演中。未婚妊娠した女性などに使われたそう。 http://t.co/oANirfKe
2012-10-23 17:07:35首輪、本物だから、ずっしりと重いんですよー ^^; チョット タノシカッタ。RT @ke_1sato 貴重な体験でしたねww
2012-10-23 17:20:56自分たちの歴史をとても大切にして、残っているものを集めているんです。各時代ごとの建物が、まるごと移築されて、たくさんありました。中の小道具まで、集めてます。 RT @ke_1sato でも、そういう物が残っているのがすごいですw http://t.co/eLOq5EvR
2012-10-23 17:27:32ラブランスさんから聞いて驚いたのだけれど、Valdres での空中モニタリングが行われたのは、昨年2011年が最初とのこと。86年当時は、現在よりも技術的には遙かに劣っていて空中モニタリングは難しく、ノルウェーでは、まずは、現実的対策に注力したとのこと。
2012-10-23 17:55:45また、ベラルーシとの違いで、ベラルーシでは、避難区域を設定せねばならず、土地を区分する必要があったため、土地の計測が必要となった。一方、ノルウェーで問題となったのは、家畜。動物は、土地を移動するから、モニタリングする必要があったのは、土地ではなく、動物の方。
2012-10-23 17:57:21だから、現実的対策を行う上での優先順位として、家畜への計測に、まずは注力した、ということのよう。だから、動物への汚染についての数値はスラスラ回答が出るのに、当時の土壌汚染度については、調べるからちょっと待って、という回答が多かった。
2012-10-23 17:59:35空中からの計測を行った結果、空中からの計測と実際の土壌の計測値では、約2倍の差が出るとのこと。昨年の段階で、空中からでは、70kBq/kg が最高値だったけれど、実測では、140kBq/kg が最高。
2012-10-23 18:01:49ここから物理的半減期のみを考慮して推測するに、86年当時は、500~600kBq/kg が最高値となるが、ノルウェーでは、毎年1%ずつ、雨で減衰しており、それを考慮にいれると、750kBq/kg 程度であったのではないか、と推計されているそう。
2012-10-23 18:03:37あ、やっぱり? 取ったメモには両方書いてて、どっちかな、と思いながら、m2にしちゃった。皆さん、すいません。RT @buvery: これ、単位注意。500kBq/m2じゃないの?RT @あ86年当時は、500~600kBq/kg が最高値となるが、
2012-10-23 20:28:08佐藤さん、度々すいません。お願いします。RT @buvery: これは、佐藤さんに要確認。たぶん、m2が正しいのだと思うよ。@yoshisatose RT @あ 取ったメモには両方書いてて、どっちかな、と思いながら、m2にしちゃった。皆さん、
2012-10-23 20:54:54