@nabe_yas1985 SPA! 歴史総ざらえ #spa　大宅文庫バンザイ！まさかの著者による言及ｋｔｋｒ

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

今日は大宅壮一文庫行く予定。ツルシカズヒコの『週刊SPA！黄金伝説』で取り上げられている九十年代のSPAをコピーしにいくのだ。国会図書館にSPA！とPOPEYEがないのは戦後日本文化にとって大きな損失でしょーな。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

『SPA！における』ゴーマニズム宣言連載開始から、終了までを、SPA！の現物を見ながらおさらいなう＠大宅壮一文庫。雑誌ごと読むことで小林よしのりがサブカル的文脈で持ち上げられ、持て余されていく過程がよくわかる。『戦争論』と『脱正義論』だけで語ったらあかんわな。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

大宅壮一文庫楽しいけど、片っ端からコピーすると五千円くらい軽く飛ぶわな。さて、のぐたんのために九十年代の新宗教を『ブーム』として扱った記事をたくさんコピーできたし、帰るかな。『カラフル』でも見にいきます。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

コピー代金は一枚四十円だよ！てかオウムの記事作った時に90年代との対話とか入れたかったなー。RT @rikako_n: @nabe_yas1985 ありがとうございます！助かります！モツ食べながらコピー解説してください！

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ピンポーン。よしりんを語るとき『ゴー宣で何を語ったか』より『どの記事とどの記事の間にゴー宣が連載されたか』の方が有効な気もしてきた。 RT @kikuchi_kun: もしや俺か…？笑

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

とりあえず、九十年代のSPA全体における小林よしのりの意味合いと、ゼロ年代のサピオ全体における小林よしのりの意味合いは全く違うことを確認。SPAの歴史において彼が語るように『看板作家』だったことはごく僅か。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

昨日コピーしてきた、ＳＰＡ！を整理中。メモ変わりに連投します。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【ＳＰＡ！1988年11月24日】「さらば団塊の世代よ！」８０年代的感性で時代を切る「ＳＰＡ！」っぽさの走り。政治家編で、団塊世代の新井将敬に対抗してポスト団塊世代として、挙げられているのが「経営コンサルタント」の茂木敏充でワロタ。額賀派のホープというイメージしかない2010年。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

８８年においては、世代間闘争相手としての団塊世代って「40代前半」という事実に驚愕。今のあずまんくらいでしょ。論理も高度成長で大量に団塊が就職して、オイルショックで割りをくったみたいに今の世代間闘争と同じもんなんだけど、この年齢の近さって85年生まれの私には感覚的にわからなかった

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

@millionsage ごめんなさい！諸君！もやります。院の雑務インターン（笑）と図書館の閉館と帰省がかさなってまして。ＳＰＡ！はツルシさんの本で紹介された記事は原本にあたって追いかけてるだけです。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

spa!ってこの「さらば団塊」で示した、80年代後半の消費者社会や価値相対主義を満喫するポスト団塊世代の「３０代ｻﾗﾘｰﾏﾝ」の感性で時代批評をやろうとした雑誌なんだよね。当たり前のことを確認。60年代特集とか70年代特集とをやったポパイの衣鉢をつぐ感じだったのかなー。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【ＳＰＡ！89年9月20日号】「宮崎勤クンの部屋は僕らの世代の共通の部屋だ！」中森明夫（２９）ＶＳ大塚英志（３１）。ここで述べられてることは大塚の「オタクの精神史」（講談社現代新書）とかで今も読めるんだけど、ＳＰＡ！の一連の流れで見ることで、ＳＰＡ！の空気がよくつかめると思う。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【ＳＰＡ！89年9月20日号】承前。中森「事件が起こった後に大塚さんが宮崎を守ると書かれているでしょう。僕はすごく動かされた。というのは、事件そのものじゃなくて、彼が持っているビデオとか感性みたいなものまで、今、断罪されようとしているでしょう」

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【ＳＰＡ！89年9月20日号】大塚「そう。彼が女の子を殺したんであれば、それは法律のもとで裁かれなくてはいけない、だけど、それを超えて、彼の部屋とか、そこにあるものが裁かれている。それはいったいどういうことなんだろう」　#spa!

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【ＳＰＡ！89年9月20日号】大塚「僕や宮崎君のような世代はエイリアンだ、みたいなイメージ操作がずっとあった。その中で僕らはポジの宮崎君を演じてきた。だけどポジの宮崎君の裏にはネガの宮崎君があって、それが出てきたとたん世間からやはり人間じゃなかったて言われている」　#SPA!

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【ＳＰＡ！89年9月20日号】 中森「宮崎氏と僕らのメンタリティーがどこが近いのかというと、怪獣だとかアニメだとか、ＡＶで埋められた部屋についてもいえるけど、ほとんどメディアに関してだ、ということなんですね。まずテレビ。それと漫画週刊誌。」　#spa

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【ＳＰＡ！89年9月20日号】 中森「僕らがメディアと関わって生きている限り、共有するメンタリティみたいなものは持っている。そこで、自分たちが迷惑をかけられた、と受け取るか、あるいは、彼に近いメンタリティを自分が持っている、ととらえるのかーということだね」　#spa

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【ＳＰＡ！89年9月20日号】 大塚「正直言って、あの部屋に象徴されている宮崎君的な感覚というものを僕はものを書くときのセンサーにしてきたと思うんです。ただ、個人的にはぼちぼちあの部屋は、ドアを開けて出ていかなければならない場所なのかなあという気がしていたところだった」　#SPA

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確認！　ｓｐａ！の全盛期はすでに大衆的には８０年代的な感性が批判されていた。そんな時代おくれの感性にあえてこだわることで、90年代初頭の時代を批評した。95年によしりん「おれが大きくしたｓｐａ！が価値相対主義に堕落した」といってるけど、全然話は逆なんですよ。

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【ＳＰＡ！88年10月20日号】「ぼくたちは天皇を見たかー今「天皇」を意識せずにはいられない”ミカドシンドローム”の核心はイデオロギーなき戦後にある」猪瀬直樹・田原総一朗対談。　確認：昭和天皇が危篤で、五木ひろしの結婚式や大学の文化祭が自粛されるという滑稽な時代背景がありました

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【ＳＰＡ！88年10月20日号】猪瀬「天皇制は、いまの自粛ムードと同じで、本人の意志と無関係なところに生じるものだという理解があったんです。皇居の外で勝手に踊っているのという構造がいわゆる天皇制。意味は定かではないが、ゲームに参加しないとなにか不安だという意識がある」 #SPA

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【ＳＰＡ！88年10月20日号】田原「日本の場合、みんなＧ７に出かけなかった宮沢蔵相と同じで、こうしたほうが避難をうけないだうという思いで動いていますからね。単にリスクの少ないほうを選ぶにすぎない。リーダなき国家の実態が天皇重体で赤裸々になった」　#SPA

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【ＳＰＡ！88年10月20日号】 田原「これまで天皇の役割について曖昧にしたままで済まされた。たまたま戦前戦後と同じ天皇でやってきた。一人の人間が、はっきりしない部分をすべて飲み込むような形でことなきを得てやってきた。だが、新しい時代になり理詰めで考える作業が始まる」　#SPA

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

【ＳＰＡ！88年10月20日号】猪瀬「日本人はこの問題を理詰めで考える気があるのか。たぶん三島由紀夫が提起し続けてきたことに触れざるを得ない、あの自決を政治家はただの事件として処理してしまい事件の核心に触れるのを避けた。この宿題を解決しないと自己認識にたどりつけない」　#SPA

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

確認！　spa!はフジサンケイグループの雑誌です。　確認！９９年に江藤淳が亡くなったとき、ＳPAのコラムで福田和也が江藤の死と国旗国歌法の成立を結びつける産経新聞を批判したら、一週間休載になりました。