@dankanemitsu いや前言撤回、たぶん子供も、一度は戸惑うけど面白いものは読むでしょう。でも売り上げは落ちるんじゃないかなあ。海外版で売り上げを取り返せるかといえば、おそらく取り返せないのではないかと
2013-04-17 08:33:58@dankanemitsu 「左綴じでもちゃんと読んでくれるはず」っていう事は。「じゃあその論法なら海外の読者も右綴じでもちゃんと読んでくれるはず」っていう、矛盾になってしまってる気がするんですよ。
2013-04-17 08:37:17@dankanemitsu 恐らくは実際は「左綴じにしても既存の読者はついてきてくれる人もいるが、読みづらいなと離れる人も出る」「代わりに海外の読者の敷居は下がって読んでくれる人も出る」だとおもうんです。でも、その数って 離れていく既存の読者>新規の海外の読者 だと思うんですよ
2013-04-17 08:38:54@hiranokohta 無理しない範囲で地道に出来る工夫だと思うんですよ、コレ。「出来る限り色んな人に読んでもらいたい」と思う人にはこんな方法論も一考の価値があるかも。それを指摘したいだけです。正直小説に比べたらマンガは非常に有利なので、ラノベとか本当に大変。
2013-04-17 08:40:58確かに。だから作者の考え方次第だと思います。正解はないですから。 RT @hiranokohta: 「左綴じでもちゃんと読んでくれるはず」っていう事は。「じゃあその論法なら海外の読者も右綴じでもちゃんと読んでくれるはず」っていう、矛盾になってしまってる気がするんですよ。
2013-04-17 08:42:47@hiranokohta 作品次第だと思います。多くの作品の場合は平野さんの言うとおりだと思います。特にエロマンガとか(苦笑)。でもその逆の作品もあるかもしれない。国内の読みにくさをバネにして国外から広く支持される作品もあるかもしれない。そんなのを試したい人向けですね。
2013-04-17 08:47:08現時点で最大の問題は「海外市場だけで実入りが足りないので、日本の読者に海外版の負担を肩代わりさせる」ような形式だということ。英語併記も綴じの変更も日本の読者にとっては苦痛。そんな負担を発生させている方法論であること認めなくてはいけない。
2013-04-17 08:52:43商業翻訳を始めて25年、野上武志@takeshi_nogamiさんを初めとして複数の方々の自費出版系同人誌を翻訳し始めて5年以上経過しました。思った以上に辛い試みですが、意外な手応えや色々な課題も浮き彫りになってきました。今後ともそれらについて考えて行きたいです。
2013-04-17 09:56:40「日本の市場は縮小するから放棄した方がいい」「より大きな客層を選ぶべき」という考え方は作家を殺しかねない。日本マンガ界はその器の大きさのお陰で経済的にも作品性でも豊かな世界を構築できた。その器の中に発芽した作品により大きな翼を添えるのに英語併記・横書き・左綴じ役立つかもしれない。
2013-04-17 11:40:31既存市場を犠牲にしてより新しい市場を獲得は「アリ」ですが、私の理想から外れます。世迷言かもしれませんが、どんなニッチな題材でも世界各国に数百人の読者が居れば、総数一万前後まで漕ぎ着ける。そんな出版ビジネスは現実にあり、マンガでも出来ないかと考えているのです。楽ではないですが。
2013-04-17 11:47:53そもそもこの一連の呟きは北米を焼き畑にしてしまったことへの反省から始まりましたから(汗 RT @poju2H: 焼き畑にならないように気を付ける必要がありますよね(´・ω・`)つ
2013-04-17 11:56:16■『寝取り魔法使いの冒険』コミカライズ https://t.co/1TdipC8Pr3 ■単行本1巻 https://t.co/y9JXzWxJQJ ■ニコニコ漫画(追っかけ連載) https://t.co/Zm1FAS7ALU ■公式アカウント @wizard_ntr ■『ニュートンを抱いた女』作画担当 https://t.co/G7quSvXnGx
@dankanemitsu 1万を5万くらいまで引き上げるのは、無理でしょうか?でないと、1万しか刷ってもらえない作家が2万になるだけで、あまり意味が無いと思うのです。
2013-04-17 11:56:50@masahiroitosugi 題材次第でしょう。私の念頭にあったのは本当にドマイナーなミリタリー出版の世界ですから。「第二次世界大戦におけるドイツ軍が鹵獲したイギリス輸送車の世界」の本とか想像できます?あるんですよ。英語のお陰で各国の罪深い人たちが買い支えているんですよ(苦笑
2013-04-17 12:01:12@dankanemitsu ところでもしや、今議論されていて問題にされていることって、「売れないものをどうやって売るか」みたいな話なのかなって思ったんですけど、どう思いますか?
2013-04-17 12:04:53@masahiroitosugi 私は「売れないものをどうやったらもっと売れるか」を考えていますが、「複数の読者層をどう紡ぐか」も考えています。同じ作品でも様々な読者層を想定して形式を変えたり、最大公約数を考えたり、カスタム化の可否を見てきました。その観点でも考えて行きたいです。
2013-04-17 12:11:54@dankanemitsu 複数の読者層というのは、今まで手を出さなかった層にアプローチするってことでしょうか。それが一番難しいのですが、兼光さん的には、アプローチ方法として考えられる手段としての案、何かありますか?(なんかしつこく聞いちゃってすみません(汗))
2013-04-17 12:15:01@masahiroitosugi 一般論で恐縮ですが、「より手を出しやすくする」と「あなたのためにカスタム化しました」が有効だと判明しています。前者の典型的な例が英語併記で、後者だと海外読者の要望を日本の読者と同列に並べて組み込んだり、洋楽CDのボーナストラック的な特典です。
2013-04-17 12:20:09@masahiroitosugi 後者の「カスタム化」ですが、複数の読者層が居るのを認識している姿勢を制作サイドが打ち出すだけでかなり効きます。もちろん読者層が排他的な関係でないことは重要です。例:日本読者が親近感を感じるような外国読者の要望を組み込んだのに好印象を覚えることも。
2013-04-17 12:24:57@dankanemitsu なるほどです。思うんですけど、海外の市場を狙うのと同時に、日本に在住している外国人へのアプローチと、外国人の受け入れ体勢を根本的に改善しなきゃいけないんじゃないかと思うんです。分母を増やすと同時に分母の要求をすくい取る体勢を作らないといけないと。
2013-04-17 12:27:01同意しますが、問屋レベルと弾かれてしまうと読み手のリテラシーまで辿り着けないことも(汗 「手にとってもらうのが当然」という思考から脱却の話なんです。 RT @Piro_Shiki: ある程度読み手のリテラシーが高くなれば右取り左綴じはあまり関係ないんじゃないかなと思います。
2013-04-17 12:28:50@masahiroitosugi また難しい話に(汗 大よそその通りですが、色々な課題があります。公ではお話し辛い話題も(汗汗 いつかお酒を交えながらそのあたりのお話とかしたいですね。
2013-04-17 12:30:56@dankanemitsu いろんな試みをされているのに改めて頭が下がりますm(_ _)m でも本来出版社が動かなっきゃいけないのに、兼光さんのような方に頼りっきりの出版社の体勢は、正直、なんだかなあと思ったりします。
2013-04-17 12:31:32@masahiroitosugi いえいえ。非常に不甲斐無くて申し訳ないです。事業をまわすような器用さが無いので皆さんのお手伝い以上のことが出来なくて大変申し訳ないです…… orz
2013-04-17 12:33:27