- tetteikaikyou
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それは日本の戦時映画のほうが平和的だとかいう問題じゃなくて、日本の文化では「醜悪な敵」よりも「美しい私たち」の描写の生み出す自己愛こそが戦時プロパガンタとして有効だったと見るべきなんだろう。
2013-05-21 19:42:00そういう性質を理解しておかないと、戦後日本で反戦を主題に作られた映画・ドラマ・漫画の多くは、読み替えにより戦意高揚や民族主義のプロパガンタに再利用されていく可能性がある。
2013-05-21 19:47:57美しい私たちを無惨に殺戮した驕敵を撃てと戦争画は煽る… RT @tsukasafumio それは日本の戦時映画のほうが平和的だとかいう問題じゃなくて、日本の文化では「醜悪な敵」よりも「美しい私たち」の描写の生み出す自己愛こそが戦時プロパガンタとして有効だったと見るべきなんだろう。
2013-05-21 19:52:04戦争に対する被害者意識の肥大化と言う、酷い副作用も顕在化していますしね RT @tsukasafumio: そういう性質を理解しておかないと、戦後日本で反戦を主題に作られた映画・ドラマ・漫画の多くは、読み替えにより戦意高揚や民族主義のプロパガンタに再利用されていく可能性がある。
2013-05-21 19:57:00@tsukasafumio はじめまして。なかなか興味深いことをおっしゃっているので、ひとこと。私の場合「醜悪な敵」を描出されると、素直に「やばい~~~」と「ははは、まさか」「作り物でしょ」「誇張してるんだろう」って疑います。日本人で多い反応かどうかはわかりませんが。
2013-05-21 19:49:59当時の日本人も案外そんな風に「ひくわ~~~」だったのかもしれません。 RT @Fujiwara_nosuke 私の場合「醜悪な敵」を描出されると、素直に「やばい~~~」と「ははは、まさか」「作り物でしょ」「誇張してるんだろう」って疑います。
2013-05-21 19:57:26@tsukasafumio 自分の当事者性は忘れて、多くの人が死んだ恐ろしい現実を”悲劇”として受容し価値付けようとする心理は戦中後半も戦後も特に変わらないので、物語の構造としてはそのまま応用可能だったかも知れませんね。
2013-05-21 20:02:45@tsukasafumio 共産中国を承認していなかった60年代は、好きな様に記憶を反芻できる”かつて行った異境”だった様にも思えますね。国交回復から80年代の日中友好(対ソ牽制)、中国残留孤児帰還の時代には「相手の目線」を意識する必要が出て来たので、面倒を避けたのかもと。
2013-05-21 20:07:00水木しげる先生の戦争漫画のすごいとこは、自画像を含め兵隊が馬鹿でせこくて小汚くて、身も蓋もなく言えば「臭そう」なところ。戦場や軍隊ってそんなものだと思うし、そういう貧相な日本兵が善悪と無関係にあっけなく死んでいくところに、戦争の下らなさつまらなさが描かれている。
2013-05-21 20:06:16反戦漫画に出てくる特攻隊員やひめゆり部隊員の死は、その悲劇性への憧れは排除できないけど「総員玉砕せよ!」の兵隊たちの死に方に魅了されるものは全く無いですよね。
2013-05-21 20:14:48NHKアーカイブスの元兵士たちの証言で印象に残るのは、彼らが一様に屍臭の強烈さについて語っているところ。再現した戦場の屍臭を嗅がせるのが、いちばん効果的な反戦教育になるかもしれない。
2013-05-21 20:22:38