牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに関する説明会 平成25年5月21日(東京)

今回の説明会について 募集ページより抜粋  内閣府食品安全委員会、厚生労働省及び消費者庁は、東京及び神戸において「食品に関するリスクコミュニケーション~牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しに関する説明会~」を開催します。  牛海綿状脳症(BSE)対策については、食品安全委員会において、これまでに実施してきた食品健康影響評価において得られた知見のほか、日本のBSE対策の状況、特定危険部位(SRM)及び食肉の処理、有病率の推定などの最新の知見等を踏まえ、国内での検査対象月齢の48か月齢への引き上げについて検討をしているところです(現在の検査対象月齢は30か月齢)。 続きを読む
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小比良 和威 @ohira_y

OIEのBSEステータスは 無視できる 管理された リスク不明 の3つ 日本は2009年に管理されたリスクの国に認定、13年5月に認定見込み

2013-05-21 14:31:32
小比良 和威 @ohira_y

無視できるリスクの国にステータス認定の意義は 国際的にBSE発生リスクが無視できるレベルであることを認定される。我が国の対策の妥当性、有効性が国際的に証明される。 輸出等にも有利に働くだろう。

2013-05-21 14:32:59
小比良 和威 @ohira_y

現在 無視できるリスクの国が19カ国 管理されたリスクの国が30カ国 

2013-05-21 14:33:38
小比良 和威 @ohira_y

飼料規制の考え方 1感染源となりうるものを規制、発生サイクルを遮断 2牛用飼料とその他の飼料の分離(交差汚染防止)

2013-05-21 14:34:34
小比良 和威 @ohira_y

参考 BSE細工路の遮断 発生国からの肉骨粉を輸入しない。生体牛を輸入しない。と畜場からの特定危険部位の焼却

2013-05-21 14:35:29
小比良 和威 @ohira_y

続いて群馬県食肉衛生検査所の担当から と畜場の衛生管理について説明

2013-05-21 14:37:15
小比良 和威 @ohira_y

食肉の検査は、病気や異常のみられる肉の排除を基本とし、一頭一羽毎に獣医師である検査員が実施

2013-05-21 14:38:12
小比良 和威 @ohira_y

検査に合格すると検印がおされる(枝肉につくので、消費者が目にする事はない)

2013-05-21 14:39:27
小比良 和威 @ohira_y

屠畜検査のながれ 1 生体検査 不合格は食用殺禁止(食用にならない) 2 解体前検査 不合格は解体禁止(食用にならない) 3 解体後・内臓摘出後検査 疑わしい場合は検査保留し精密検査 不合格の場合は廃棄処分(食用にならない) BSE検査もこの段階で行う 全て合格したものは検印出荷

2013-05-21 14:41:53
小比良 和威 @ohira_y

群馬県の食肉処理施設 対米、対カナダ、香港、シンガポール、タイ、マカオに対する輸出施設に認定されている

2013-05-21 14:43:01
小比良 和威 @ohira_y

牛と畜検査について 生体検査 歩き方,姿勢、栄養状態、体表の状態、必要に応じて触診や体温測定、聴診

2013-05-21 14:43:47
小比良 和威 @ohira_y

牛の屠畜検査2 頭部検査 頭部の京城、口腔咽頭などの病変を観察 頭部の筋肉切開、リンパ節を細切りし、異常の有無を確認 可食部位へのSRMの除去があるかなど

2013-05-21 14:45:09
小比良 和威 @ohira_y

他に 内臓検査 枝肉検査(詳細は資料5P8)

2013-05-21 14:45:27
小比良 和威 @ohira_y

BSE対策の改正によってSRMの変更が行われた(4月) 30ヶ月以下の牛は扁桃及び回腸のみがSRM 頭部から食用部位が増える(こめかみ肉など) 脊髄。延髄が食用として扱える⇨Tボーンステーキも提供可能

2013-05-21 14:47:02
小比良 和威 @ohira_y

月齢の区分方法 受付時 1 家畜改良センターのデータベースと深刻y曽爾より月齢を確認し受付番号をつける(個体識別番号は桁数が多すぎるので現場では不便なので、別途番号付与) 30ヶ月以上の牛にはスプレーでマークするなど印をつけられる。(詳細は資料へ)

2013-05-21 14:49:30
小比良 和威 @ohira_y

解体処理 1 30ヶ月未満から牛を処理 2 30ヶ月以上に切換えるときには作業者に口頭伝達 3 仮に30ヶ月未満が混ざった場合には30ヶ月以上として扱う

2013-05-21 14:51:09
小比良 和威 @ohira_y

実際の月齢区分処理方法 写真付資料で解説 たぶんカラーのものがダウンロードできるようになるはず(配布は白黒)

2013-05-21 14:53:38
小比良 和威 @ohira_y

P17には実際に30ヶ月未満の牛が、あとから入ってきたため30ヶ月超としてあつかわれた記録を写真付きで紹介

2013-05-21 14:55:21
小比良 和威 @ohira_y

今後の対策 1スクリーニング検査の対象月齢の区分 2脊柱の取扱(現在は非食用として扱っている)

2013-05-21 14:56:49
小比良 和威 @ohira_y

最後に BSE検査は食肉検査の一部にすぎない、今後は腸管出血性大腸菌対策など、実際に人の健康に影響をあたえるものの対策に注力したい

2013-05-21 14:57:32
小比良 和威 @ohira_y

質問者1 質問2点と要望 食品安全委員会の結果通知前に厚労省で対応検討していた。国民の不安の声を聴かずに急いでいるのではないか。 非定型について まだわからないことが多い。 要望 国境措置の評価について 資料規制が不十分な国をTPPのために評価を緩めるようなことはないように

2013-05-21 15:09:17
小比良 和威 @ohira_y

回答 非定型について 非定型はこれまで人への感染の可能性が一番心配されているだろう。タイプがH型N型の2つがあるが、数が非常に少ない。フランスでのデータを見ると1000万頭あたり数頭。ほとんどが8歳以上の高齢牛。

2013-05-21 15:12:17