東大、秋入試見送り、4学期制を検討?
「東大、秋入学見送り…4学期制に、留学しやすく」 読売新聞 http://t.co/DPyJDfAjLk 「4学期制では1科目を週2回8週で履修(中略)少ない科目を集中して学べるメリットがあるという」←1科目16回の講義集中は良案。他大学のセメスター制こそ、誤解の結果というべき。
2013-06-19 05:27:26@y_mizuno 大規模な大学で、クォーター制を導入すれば、大量の留年者を出して確実に破綻しますよ。最低でも、副専攻制度や他学科履修で教養を身につけることはl困難になります。教員も研究活動が大きく阻害されます。理由は、講義のコマ割を少し具体的に考えれば容易に判ります。
2013-06-19 05:39:42@y_mizuno このまとめの元の「アクティブラーニング」の話でも、週3回授業が望ましいという話がありました。 http://t.co/3MNFGyQKPW 「講義ー講義ー演習」というような講義と演習の組み合わせが、アクティブラーニング教材開発の上からも適しているとのことです。
2013-06-19 05:50:03@BB45_Colorado 例えばICU(国際基督教大学)は、(確か)3学期制ですが、ここは大規模ではないというご指摘ですね?
2013-06-19 05:53:10@BB45_Colorado @y_mizuno ちっちゃな大学(奈良先端で聞いた話)だと、「クォーター制は(講義のある)忙しい時期と余裕のある時期のメリハリがついてやりやすい」という感想を漏らす教員も居るようです。
2013-06-19 09:30:29@y_mizuno 学生の視点にたてば判るのですが、クォータ制度は、週に2回講義がありますので、他の講義とのバッティングする確率が大きく上がります。巾乗で4倍ですが、実際は実験実習などがありますから、もっとバッティングします。結果として、余程慎重に講義の配置をしても (続1
2013-06-19 10:24:33@y_mizuno 承前1)単位を落とした学生の再履修はかなり困難になります。また再履修できても他の必修教科を履修できない、実習・実験の履修登録で例外措置を乱発するという本末転倒のことに陥ります。当然ですが、単位を落とさなくてもモデルケースの履修以外はかなり難しくなります。(続2
2013-06-19 10:27:34@y_mizuno 承前2)また、コマ割の配置は当然ながらかなり制約を受けたものになります。基本的に週の中で対称的な配置をしなければ他の講義とのバッティングが激しく生じます。この法則性、対象性を維持するのは、一つの学科内が限界で、他学科、他学部との連携はまず無理です。(続3
2013-06-19 10:30:17@y_mizuno 承前3)結果として、他学科履修や、副専攻の設定はかなり困難になります。教養部が復活すれば尚更です。所帯の小さい大学や、単科大学、大学院では何とかなりますが、国立のような総合大学、特に旧帝大での導入は、カリキュラム、時間割の設計時点で紛糾可能性が高いです。(続4
2013-06-19 10:34:42@y_mizuno 承前4)クォータ制導入で起こる弊害は多々ありますが、週二回の講義というのは、カリキュラム・時間割設計の難度が非常に高く、想定履修モデル以外への柔軟性に欠け、学生・教員双方への負担が大変に大きいことは確かです。
2013-06-19 10:39:01@y_mizuno 小生は、三学期性は知りません。セメスター制は、学生、教員双方で体験していますが、クォータ制よりは遥かに柔軟性に富む、優れた制度であると実体験から痛感しています。特に理工系や医歯薬家政系でクォータ制を導入するのはやめた方が良いでしょう。
2013-06-19 10:42:11@a_saitoh @y_mizuno 奈良先端と北陸先端の講義の大変さは聞いていますが、大学院大学では、集中講義の3カ月版と思えば良いと思います。学部程、弊害は無いのではないでしょうか。(私は、大学院講義無用論者なので、そう考えているだけかもしれません。)
2013-06-19 10:45:25実験実習パンクしますね.間違いなく.現状でも,週2回で,それすら要員確保大変.ポリクリなんて,毎日実習でも厳しいのに..卒業に必要な履修単位数が半分しかない法科などと一緒にされたら困る RT @BB45_Colorado: @y_mizuno 特に理工系や医歯薬家政系で
2013-06-19 10:48:52@Cal215 @y_mizuno 教職などの必要単位選択を取るのも講義を配置するのも難しくなるんですよ。特に理系は実験を余計に取る必要が生じる場合がありますから。大学間連合の単位互換・提携も有名無実に成り兼ねないです。
2013-06-19 10:56:18@BB45_Colorado @y_mizuno 科目によって、「集中してやった方が効果が出る」から「急に詰め込んでも学生がついてこられない」まで、いろいろな事情があると思います。
2013-06-19 10:56:50@Cal215 @y_mizuno 秋入学なんて学生と社会にとっては無意味で迷惑な事をぶち上げて、放棄したものの、格好がつかないのでクォータ制導入を言い出したのでしょうが、東大では無理でしょう。
2013-06-19 10:57:53@a_saitoh @y_mizuno 通りで、特に1回生、2回生では見かけ上クォータ制度であっても、実体はセメスター制に近い運用(逸脱・不正といっても良い)など、科目によってはどうしてもクォータ制度に不適当なものが生じます。私は電磁気学と解析学をクォータでやられると詰みます。
2013-06-19 11:01:39「非常勤講師のスケジュール繰りの都合で」4学期制が無理だとかいう大学はそもそも非常勤を多用しすぎではないのか?常勤講師はなにしてる?(ヒマにしてる?)あるいは講義構成が常勤講師だけでは手に負えないほどバラエティに富みすぎでやむを得ない?
2013-06-19 11:02:50@Cal215 @y_mizuno 僕は、3年の学部学生実験は週5日午後全部だったので違和感は無いのですが、そうでない学科、学部が殆どで、学生、教員、施設への負荷はかなり大きくなりますね。1,2年の必修単位を落として3年になると、高確率で卒業できなくなります。
2013-06-19 11:08:32解析学、電磁気学と量子力学をクォータでやられたら、僕はマジで二進も三進も行かなくなっていたと思う。セメスターだから何とかなった。(解析学以外は、舐めてかかって再履修する羽目になったが。)
2013-06-19 11:10:51再履修するのは、勉強が好きだからだよ。僕は勉強が好きだから再履修をいっぱいやった。
2013-06-19 11:11:17ちなみに解析学は通年講義だった。落としたら大変なので、再試験は死ぬ気で頑張った。温和な退官をひかえた先生だったので助かった。
2013-06-19 11:13:04たとえば僕は前期は専門の座学科目を4つ(週4コマ)やってますが、第1Q2科目第2Q2科目でも「週4コマの講義」に変わりはないわけですよ。だからクォーター制でも多分平気。ただ、問題は新規に立ち上げる講義の講義準備速度が週2コマペースだと多分追いつかない。
2013-06-19 11:27:21