【福島原発事故の国際的刑事責任Ⅳ】総括:責任追及を行う3つの手法と長期的視点でのエコサイド(生態系破壊犯罪)概念の法制化提案 #EndEcocideJP
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関連動画のご紹介
【エコサイドなう】2本の字幕付動画をUPしました。1本目はエコサイド大量環境破壊犯罪概念の提唱者ポリー・ヒギンズ弁護士のTEDxトーク。2本目は「エンド・エコサイド」(エコサイド撲滅)欧州運動による「3分でわかるエコサイド」動画。いずれも「エコサイド」で動画検索してみてください。
2013-08-21 11:07:11「エコサイド」TEDx 英日CC字幕版 Ecocide at TEDx EJ Subtitled |エコサイド(大量環境破壊犯罪)概念がどうやって生まれたか、その法源は何か、エコサイド法にできることを詳しく解説 #endecocide http://t.co/SXW0I9ya9z
2013-08-21 11:12:13「3分で分かる『エコサイド撲滅運動』欧州編」英日CC字幕版 End Ecocide in Europe in a Nutshell EJ|国際犯罪としてのエコサイドの位置付けと欧州で行われている運動を簡単解説 #endecocide http://t.co/kubsbPJQJM
2013-08-21 11:18:024番目の長期的対策としてエコサイド法制化の実現
Ⅰ. エコサイドとは何か
続・エコサイド①私が #エコサイド の概念に初めて触れたのは2011年、当時世界連邦運動WFM のワシントンの理事会で国際刑事裁判所のパネルに参加していた時でした。長年国際刑事司法に携わってきた私でも初耳の概念でした。そのまとめ⇒ http://t.co/MBJI08ZSDT
2013-08-21 11:40:43続・エコサイド② #エコサイド についての報告を行ったのはWFM英国支部の理事でした。当時英国では深刻化する企業・国家による環境犯罪を裁くべく、国際環境裁判所(IEC)の設立を目指す運動が展開されていました。そんな中で英国のある弁護士が「エコサイド」の概念を提唱し始めたのです。
2013-08-21 11:43:53続・エコサイド③ #エコサイド の犯罪化を謳ったのは、英国の企業内弁護士であるポリー・ヒギンズ氏でした。このTEDxトークでのプレゼンでも見られるように、その発端となったのは、「地球にも何らかの権利があるべきだ」という彼女の発想でした。http://t.co/SXW0I9ya9z
2013-08-21 11:48:58続・エコサイド④私はこの動画を通しで見てそして翻訳するまで、ヒギンズ弁護士が構想する「エコサイド犯罪」がどういうものなのか、その全容を把握・理解していませんでした。前出の2011年当時のまとめでは「ジェノサイド」に対する着想だから「大量環境破壊犯罪」という仮訳にしていました。
2013-08-21 11:51:44続・エコサイド⑤ #エコサイド に関する動画を2本翻訳し終えた今、私の知識はやっと正しく補完されました。「エコサイド」は、【生態系破壊犯罪】です。単に環境でなく、私たちヒトを含むあらゆる生態系が「広範囲にわたり、破壊、損害、損失を被ること」。これがエコサイドです。具体的には。続く
2013-08-21 11:56:32続・エコサイド⑥ ヒギンズ弁護士が国連に法制化の検討を促した #エコサイド 生態系破壊犯罪 の定義は次の通り。 「ある領域において、人為的、または、その他の要因により、その領域内の住民の平穏な営みが甚だしく損なわれるほどに、生態系が広範囲にわたり、破壊、損害、損失を被ること。」
2013-08-21 11:58:22続・エコサイド⑦11年10月当時、私がこの #エコサイド (生態系破壊犯罪)に関心を持ったのは、やはり当事者として、 #福島原発事故 を起こした国・規制当局・事業者である東電は、何らかの刑事責任を問われて然りなのではないかと考えたからです。そこで私は各種の方法を検討しました。
2013-08-21 12:02:19Ⅱ. 福島原発事故関係者の責任を追及する4つの手法
続・エコサイド⑧私が検討した #福島原発事故 関係者の責任追及の手法は4つありました。 ①国際刑事裁判所への訴追 ②国連海洋法条約に基づく国際海洋法裁判所への提訴 ③ドイツ国際裁判所への告発 ④エコサイドに基づく訴追 ※このうち④は、実は一番実現性の低い手段でした。
2013-08-21 12:09:21続・エコサイド⑨それぞれの責任追及手法について、私はTL上でその考察を行いました。 ①国際刑事裁判所 http://t.co/6VwgIabFuh ②国際海洋法裁判所 http://t.co/I1FhrVMmRn ③ドイツ国際裁判所 http://t.co/QcHF1aoQ6T
2013-08-21 12:12:38いま、最も現実味のある②国際海洋法裁判所への提訴
続・エコサイド⑩TL上で考察行ったこれら3つの手法のうち、実は今になって②国際海洋法裁判所への提訴が、現実味を帯びてきています。 11年当時では 憶測に過ぎなかった #汚染水流出 の問題が現実のものとして、また事故当時から隠蔽されてきた事実が最近明らかになったからです。
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