実戦的?机上の空論?戦前は盛ん?…「二刀流」についての談義

宮本武蔵でおなじみの「二刀流」。ヤフー知恵袋の質問をきっかけに宮本武蔵、広がる流派と地方にとどまる流派、近代剣道の中の二刀流…などさまざまな話題に。「戦前使い手が多かった二刀流が『勝利至上主義だ』という道義的批判を受けた」という、なんとも皮肉な事実も… このへんの議論は、どうもネットでは何度も語られている話題のようですが、参考までに。
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我乱堂 @SagamiNoriaki

たいした根拠もなく思い込みで片手打ち剣術を否定する人は、「ああいえばこういう」式に次々と何か言い出すので、相手をしているときりがないというか…例えば、片手で持つには刀は重すぎる→西洋の片手剣はもっと重いが→盾を使う剣術なんだから理合が違う…重さが問題じゃなかったのか

2013-09-16 15:33:56
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @gryphonjapan それは中坊の頃思ってたw 雑誌の技術解説とかでよく相手が攻撃への反撃があるじゃないですか。 でも、始めた当時なんで、防御勘も無いし、受けの自身も無い。 だからそれをどうやって試合中に受けるんだ?って疑問でしたw

2013-09-16 15:35:36
我乱堂 @SagamiNoriaki

というか、日本刀の打ち込みの仕方は一種類しかなくて、それ以外の方法で振り回しても切れない、あるいは浅くしか切れない…と思っているらしい。勿論そんなはずもなくて、そもそも特定の切り方をしないと駄目というマジカル☆刃物は存在しない…要は刃先にどんだけ加重するかという問題なのだが

2013-09-16 15:36:08
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @gryphonjapan しまいには「武蔵が二刀流を使うとして有名なのは講談からで、実際は使ってないという説が今は有力」とか言い出します。何それというと、では二刀流を実際に使ってたという証拠みせろと…その前にその説を主張している論文をだな…

2013-09-16 15:39:27
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

あ、ちょっと思い出した。 骨法はグローブの代わりに掌打で相手に脳震盪を起こす、という事なんですが、実際にはあまり重さが乗らない突き方なので、そんな自重のあるグローブより効かない。 なので、佐山聡が北海道で講演した時に、「効かないっすw」と暴露ってたw

2013-09-16 15:41:44
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @gryphonjapan 両手持ち剣の保持力を考えたら、防御としての効果が片手剣より強いってのはあるでしょうね。そこらが日本剣術で両手持ち剣が多くなった理由の一つでしょう。ただ、可動範囲が狭いし、防御勘もいるしで、上級者向け剣術だったかなと

2013-09-16 15:42:59
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @gryphonjapan あっはっはw 大山倍達研究をしてると良くある話ですw 本人が一度も主張した事の無い伝説を掲げて大批判したりとか、自分の主張に合う部分だけを取り上げて後はガン無視する人とか多い多いw

2013-09-16 15:44:02
我乱堂 @SagamiNoriaki

@tifrex1257912 「武術」とか「極意」とか、季刊でしたねー

2013-09-16 15:44:32
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @gryphonjapan まあありもせんというか、何処かの誰かが主張しているかもしれない説というのならまだマシな方で、「武蔵の養子も武蔵が二刀流使っていたという文章は書いてない」とか言う人もいましたね。小倉碑文の「二刀兵法の開祖」はガン無視か

2013-09-16 15:48:01
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @gryphonjapan 二刀流得意の十字留は受けが強そうですけどねぇ。

2013-09-16 15:49:30
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @gryphonjapan うーん、無知か、都合の悪い事は無かった事にしてるかのどっちかですかw

2013-09-16 15:53:36
我乱堂 @SagamiNoriaki

弾きェ… RT @Leo_thunderbolt: 略)骨法はグローブの代わりに掌打で相手に脳震盪を起こす、という事なんですが、実際にはあまり重さが乗らない突き方なので、そんな自重のあるグローブより効かない。なので、佐山聡が北海道で講演した時に、「効かないっすw」と暴露ってたw

2013-09-16 15:54:32
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @gryphonjapan 実際、鉄人流や円明流、伊織伝二天一流などは、腰を落として十字留で受けてから半身になって片手打ちで切り込む…という戦法が多用されているとかなんとか…

2013-09-16 15:58:45
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki コンセプトは面白かったんですけどねぇw 中坊の頃、知人とよく顔面掌底アリでやってましたが、互いに脳震盪起こした事は一度も無いのに、16オンスのグローブを着けたら、ジャブでびっくりするくらいの衝撃を感じたのは、良い思い出。

2013-09-16 16:01:28
我乱堂 @SagamiNoriaki

@dainihonhistory とはいえ…五輪書にもまず片手で使うためと意識しないと使いにくいかもしれんがすぐ慣れる…とか、鍛錬のためとか書いてるので、戦国時代でもやはりそれなりのトレーニングは必要だったとは思います。それとも江戸初期ですでに軟弱化していた可能性もあるかも…

2013-09-16 16:02:11
武心インデックス @g369

グローブで殴られた時の気持よさというのはなんとも言えないものがある。ふわーっとなる。まあ変な所入ると切れて痛いだけだけど。掌底は基本的には近間で用いる打撃で、後は追撃では有用だけど、パンチの代用としてはいろいろ問題がある。

2013-09-16 16:12:47
kanou @kanou1

@SagamiNoriaki @Leo_thunderbolt @gryphonjapan 十次留も強いですし、普通に片手打ちでも両手持ちの剣をはじくことができるんで、そっから片手打ちで斬るってのもありますなあ

2013-09-16 16:48:59
我乱堂 @SagamiNoriaki

@dainihonhistory 人間の体格や筋力って結局栄養状態に左右されるので、熊本で二天一流が残り続けたのは馬肉とか食べてたからじゃないか、とか適当な与太を考えたことがありますwあと新潟は米どころだったから云々…

2013-09-16 16:57:38
我乱堂 @SagamiNoriaki

@kanou1 @Leo_thunderbolt @gryphonjapan 五輪書の三つの受けでも、左右の片手での受けがそれぞれ書かれてますしね。単純な腕力ではなくて、ベクトルとか勁力とか、まあ色々な要素がありますが、真正面から受けるものと決めつけている人がいるのでなんとも…

2013-09-16 16:59:16
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @gryphonjapan 武蔵晩年の二天一流になると、十字留は少なくなって、躱すのが多くなっている気がする…と以前に伝承者の方に伺いました。多分、二天一流は晩年の境地の…いわゆる達人の無敵状態を型に押し込んだものではないかなと…これは私の感想。

2013-09-16 17:01:40
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @kanou1 @gryphonjapan 受け方の問題ですね。 そう言えば、鉢金の上に剣を合わせて、顎引いて受け止める技法というのがどっかにあった気が…。 あれ、受けても首が痛いだろうなぁ。

2013-09-16 17:22:22
Leo (「拳の眼」管理人) @Leo_thunderbolt

@SagamiNoriaki @gryphonjapan あぁ、なるほど。 宮本武蔵の場合、一代で作り上げた技法なだけに、自身の段階によって技が異なるという事ですか。 段階を経て成立した技法なのに、完成形だけ見せられると?になるのは古流に多々ありそうw

2013-09-16 17:25:56
我乱堂 @SagamiNoriaki

@Leo_thunderbolt @kanou1 @gryphonjapan 武術やってたら体痛めますが、みな老衰の前に死んでしまいますからね。そういう乱暴な受けもあったのでしょう。武蔵は老足にて脚が弱っていたともいいますし、ヒクソンも最近では脊椎や首を痛めてるそうじゃないですか

2013-09-16 17:29:32