サイエンスカフェ:「科学者ではない」の感想ツイート

●サイエンスカフェ:「科学者ではない」毎日新聞 2013年09月12日 東京朝刊  最近、取材で「私たちのことを理解してくれているようですね」と複数の研究者から言われた。「科学者としての立場や思考回路を分かっている」という意味だと解釈したが、内心、「これはまずい」と感じている。  アレルギー体質に苦しんだ根源を知りたくてサイエンスを扱う現在の科学環境部を希望、東京と大阪で勤務して11年になる。しかし学生時代、文学部哲学科社会学専攻だった私にとって、当初は取材対象者の言葉が「宇宙語」にしか聞こえなかった。科学的な内容より「理系の研究者とはなぜ、こんな考え方、表現をするのか」と理解不能な日々が続いた。だが、やがて「科学者とはこんなもの」と自分の中で折り合いをつけ、取材するようになる。そこに慢心がなかったか。 続きを読む
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むいみ @muimi

・取材前から結論を決めててそのために内容を曲解したり誤解させうる文章を書いちゃうのがダメ記者 ・相手の言う通りに書いちゃうのが普通の記者 ・相手の言いたいことを理解した上で自らの見解(賛同でも批判でも良い)をつけ足すことができちゃうのが優れた記者 だとすると、

2013-09-23 23:52:51
むいみ @muimi

例の記事http://t.co/uyHfguurzQを書いたのは普通の記者と優れた記者の間にいると思うのね。なぜなら「複数の研究者」に「私たちのことを理解してくれているようですね」と言われてるから。ダメ記者ならまず言われない。ちなみにぼくは「優れた記者」寄りかなと推測した。

2013-09-23 23:55:35
むいみ @muimi

これって研究者からしてみたら「よく勉強しててくれるから取材時間も短くて済むし訂正が必要な記事が書かれることもないから助かる」って意味だと思ったんだけど、記者は「科学者としての立場や思考回路を分かっている」と「解釈した」んだよね、研究者に「どういう意味ですか?」と訊くことなく。

2013-09-23 23:57:55
むいみ @muimi

その「自分の解釈」に対して「これはまずい」と感じるのはまあ、そう解釈してしまったのならまずいと思うだろう。個人的に「理解不能」ってところもそうだろうなって思う。自分があんなに苦労したものが、いくらわかりやすく説明されたからって瞬時に理解できるとは思えない。ところがその後だよな、

2013-09-24 00:00:57
むいみ @muimi

『やがて「科学者とはこんなもの」と自分の中で折り合いをつけ、取材するようになる。そこに慢心がなかったか』 「こんなもの」って…とは思うものの、ここでもまだ解釈の余地はある。「こんなものという扱いをしていた自分に対する慢心」か「科学者の考えに染まってしまった自分に対する慢心」か。

2013-09-24 00:07:56
むいみ @muimi

それがわかるのが最後の段落だよね。記者の役割を再確認することは大事なことだと思うけど、なんでその過程でわざわざ研究者disってるんだ。報道は翻訳すること「だけ」が仕事だなんてぼくは考えてないよ。怪しい研究は取り上げて批判するのが良き報道だと思う。でも批判とdisは違うやろ。

2013-09-24 00:10:59
むいみ @muimi

そんなん、言葉が通じないのなんて研究者はわかってるでしょ。たいていの研究者は毎年科研費申請してるんだしさ。研究内容を理解した上で批判的に言及してくれる人の存在も嬉しいと思うよ。身内や同業者からは意外と盲点だったってこともあるだろうし。

2013-09-24 00:17:26
むいみ @muimi

例の記事http://t.co/uyHfguurzQを書いたのは普通の記者と優れた記者の間にいると思うのね。なぜなら「複数の研究者」に「私たちのことを理解してくれているようですね」と言われてるから。ダメ記者ならまず言われない。ちなみにぼくは「優れた記者」寄りかなと推測した。

2013-09-23 23:55:35
むいみ @muimi

でも、知ってる人から見れば明らかに酷い記事を書いちゃう記者は「ダメ記者」だと思われてしまう。まあ取材前から「EMは良いもの!」と決めつけて取材に行ってる記者が皆無だとは言わないけれど。ニセ科学って物語がとてもわかりやすいから勉強してなくても理解できちゃうんだよね。

2013-09-24 00:24:16
むいみ @muimi

それって時間のない記者にとってはものすごくありがたいんだと思うんだよ。読者が理解出来るように「翻訳」する必要性がほとんどないし。わかりやすい、共感しやすい記事は読者にもウケがいいだろう。記者が誰のために記事書いてるって、読者(購読者)のためだし。

2013-09-24 00:27:25
むいみ @muimi

小島正美さんはこの記者の三形態すべてを経験してきてるんじゃないだろうか…。ある意味すごいよな。

2013-09-24 00:30:39
むいみ @muimi

でまあ最初に戻るけど、記者は「漫然と『普通の記者』をやっていたけどそれではダメだ。ビシッと批判できるような『優れた記者』になるぞ」って決意表明なのかもしれないけど、やっぱり「何故その過程で必要のない科学者disを挿入した」ってなるわけだよ。ぼくが気になったのは純粋にそこだけだ。

2013-09-24 00:32:14
むいみ @muimi

ぼくの「読み」はそんな感じ。わりと「素直に」読んでるつもりだけど、まあ確実に善意では解釈してない。というか、プロにそれは必要ないと思うのでしない。悪意はないと思ってるが、先入観・バイアスはあるかもしれん。意識して排除できたらいいのだけどな。

2013-09-24 00:34:55
Y Tambe @y_tambe

科学者は、専門記事についての記事の書き方を見て、その記者が内容をただしく理解して書いてるか…言い換えると「記者の良し悪し」を判断することができるけど、記者は科学者の書いた論文を見て、その「科学者の良し悪し」を判断することができるのか、というあたりも気になるよね。

2013-09-24 00:35:48
むいみ @muimi

なんというか「ダメな記者だ」的なブコメも多かったので「それは違うのではないか」と言いたかった。ぼくは江口記者の記事を読んでたとしても覚えていないが、ダメな記者ではないと思う。変な記事書いてたら絶対に名前覚えてるだろうし、研究者から感謝されないと思う。

2013-09-24 00:37:30
Y Tambe @y_tambe

おそらく熱心な記者になるほど、一人の科学者だけでなく、別の科学者にも取材したりして、複数の裏取りをするだろう。そのとき彼らの「良し悪し」をどう見分けるのか? 見分けが付かないときに、例えばEMなどについても「一分の理あり」とするような、問題ある「両論併記」に走るのではないだろうか

2013-09-24 00:40:03
むいみ @muimi

そうか、必殺:両論併記もあったな…。

2013-09-24 00:41:28
Y Tambe @y_tambe

「論文の良し悪しを判断する」って一口にいっても、正直、分野がちがうと研究者でも難しい、というか広い領域をカバーするのは無理だよね。

2013-09-24 00:48:20
むいみ @muimi

バチさんがしょうもない人に当たり続けてる可能性はあるが、それにしても割合を考えると「信頼関係を築こうとする記者」の割合が少ないか「それを態度で示せない(示す方法は社で教えてもらえないの?)記者」が多いのか。https://t.co/WZvgKaPaPw

2013-09-26 12:52:12
むいみ @muimi

そういえば昨日、適切な距離感や健全な批判精神が大事なんだから、みたいな話をみたけど、信頼関係を築きながらも適切な距離感を保ちつつ批判精神を維持することはできるのじゃないかな。なんでいつも「どちらかを選択したらどちらかは失う」みたいな話になっちゃうのかね。

2013-09-26 12:54:42
むいみ @muimi

なので署名のある記事は個人として評価するのが妥当かなと思っている。ネガティブな評価ほど小さい単位で考えるのがその評価が仮に間違いだったときにも双方に影響が少なくて良いかなと思う。

2013-09-26 12:59:32
橋本麻里 @hashimoto_tokyo

悪文の解釈論より、それを叩き台にそれぞれが考える科学報道のあり方を議論した方が有益ですね。「非難殺到『あなたの言っていることは、あなた以外の世界では通用しませんよ』はどう解釈するべきなのか?」 http://t.co/5DPT6NHIIS

2013-09-23 09:05:34
橋本麻里 @hashimoto_tokyo

【科学報道】関連まとめ:◆「科学報道を殺さないために-研究機関へお願い」http://t.co/KrmGM1A3Dq ◆「科学報道について」http://t.co/PmHGBqv5m2 ◆「科学報道にまつわる色んな意見」http://t.co/YWYAXpTFUM 

2013-09-23 09:11:25
橋本麻里 @hashimoto_tokyo

(もっとあったと思うけど取りあえず。)

2013-09-23 09:12:17
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