サイエンスカフェ:「科学者ではない」の感想ツイート
第3回 安全・安心科学技術委員会
安全・安心に係る人材育成に関する取り組みの現状調査
(株)三菱総合研究所 社会システム研究本部
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/016/shiryo/06061517/001.pdf
科学技術振興調整費 「安全安心な社会を実現する科学技術人材養成」実施3年時点における展望
東京大学先端科学技術研究センター
「安全安心な社会を実現する科学技術人材養成」
代表:御厨 貴(東京大学教授)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/016/shiryo/06052213/004.pdf
あそこの失敗というか中座をもってそういうプロジェクトのすべてがムリ、とかいうわけではないんだけど、せめてプロジェクト案とか出さないうちはあそこの足元にも及ばない話だから、なにやってんだろ?愚痴?、とか思うよ
2013-09-21 19:48:00科学技術振興調整費プロジェクトの「安全・安心と科学技術人材養成プロジェクト」は、2008年3月を持って終了しました。以下の情報は、プロジェクト実施当時のものです。
(事後評価)
(実施期間:平成15~19年度)実施機関:東京大学(代表者:御厨 貴)
2008年 03月 20日
「安全・安心と科学技術」シンポジウムと「安全安心を実現する科学技術人材養成」プロジェクト
今週の月曜に、題記のシンポジウムに参加してきた。パネルディスカッションではほどほどおもしろい話も出たのでその内容は次回書くつもり。
ところでこのシンポジウムは、以下のプロジェクトの最終報告。
東京大学先端科学技術研究センターでは、2003年度から文部科学省の支援で、「安全安心を実現する科学技術人材養成」プロジェクトを進めてきた。いよいよ本年度で最終年度を迎えることとなり、今までの成果をまとめるとともに、これからの安全・安心と科学技術との関係を考えていく際の視座を提示することを目的として、シンポジウムを開催することとしたそうだ。
このプロジェクトでは3つのゴールを設定していた。
第1に、産・官・学、メディア、NPO/NGOからそれぞれ「安全・安心」を実現する人材を育成。
第2に、プロジェクトを通じて育成した人材間のネットワークを作り、各分野の壁を越えて、国内外のリスクの発見⇒伝達⇒解決の為の政策立案という有機的な「動くトライアングル」の構築を目指す。
第3に、文系、理系を問わない「安全・安心」に関する学問分野の融合領域を開拓し、「安全・安心学」として新たに構築し、体系化。
これらの目標を達成する第一歩として、2003年度から「安全・安心と科学技術」プロジェクト・オープンスクールを開講した。東大先端研共通コースについて 今年度の共通コース、ジャーナリストコース、実務専門家コースI(国民保護法制)、の実務専門家コースII(内容は不明だが、官僚向け)。因みに私は、共通コースの第一期生。
産・官・学・メディアといった各セクターから、国防、治安、エネルギー、食品、インフラ、情報などさまざまな分野で安全・安心実現に取り組む受講生を迎え、講師を交えて、広く活発な議論を行ってきた。
5年間の人材養成プログラムの実施により、多くの人材を養成することができ、また安全・安心と科学技術の関係について、様々な角度からの分析を行い、知見を得ることができた。
と自画自賛しているが、そして本当にすごい人材が参集し、画期的なプロジェクトであるはずなのだが、実態はあまり良い評価を得ることができず、継続性は全くなし。その理由は本プロジェクトディレクターである御厨貴東京大学教授のリーダーの資質にあると思う。リーダーの資質については、同じ東大だが、―宮田秀明の「経営の設計学」 現場を動かすリーダーシップとは リーダーが備えておくべき4つの力―の記事に基づき、別途議論する。
要は、5年の永きにわたり、多くの先生方を動員し、多くの人材を輩出(もともと意欲のある専門家が参集したので、養成でも教育でもない、自発的な勉強の場を提供が正確だが)したにもかかわらず、そのネットワーク化が全くできていないこと。それはリーダーがそういうことに熱意がない、というか参画した人に対する冷たい態度につきる。自分自身が近代史の専門で、安全・安心にも科学技術にも詳しくないこともあるかも知れないが、要は人間としての温かみが全く感じられない。
我々卒業生は、せっかくだからと言うことで第一期生を中心に、「安全・安心研究会」を組織し、毎月勉強会をすることにしてそして今も継続してきているが、これを組織するに当たっても何の協力もしてくれなかった。本当に幹事数人の努力で細々と続けている状況だ。そのくせ、プロジェクトの中間評価では、「安全・安心研究会」の活躍がまるでプロジェクトの成果のような大々的PRに使われていた。
とくかくすごい人材が多く参集したこのプロジェクトは、うまくネットワーク化すれば求心力のある影響力の大きな集団となるはずなのに、もったいないことおびただしい。5年間で合計すればおそらく300人くらいの卒業生がいるので、その最終報告界ともなれば、会場(100人くらい収容)に入りきれないくらいの盛大なシンポジウムで、多くの懐かしい人たちと久しぶりに会えるかと期待して行ったが、なんと20人くらいしか来ていなかった。
宗教学者で作家の島田裕巳です。仕事柄、宗教にかかわるような事柄が中心になるかもしれませんが、映画や歌舞伎、オーディオプレーヤーなどについて発信していきたいと思います。
3月23日(水)今月末で東大先端研の客員研究員が終了するがそのきっかけになった「安全安心な社会を実現する科学技術人材養成」のプロジェクトの重要性を改めて考えた http://t.co/m7t73Zz
2011-03-23 16:34:39