私じしんの反省で言えば、 《当事者》という単語をめぐる言説は、徹底的に間違ってきました。その症候的な帰結のひとつが、現在の「優等生全体主義」ではないか――今はそう考えつつあります。▼とすれば、当事者概念のやり直しが、全体主義への処方箋として機能し得るはずです。
2014-01-04 11:30:02日本語圏での単語《当事者》は、私が調べた限りは明治23年が初出で(公式の法典)、まだ制作途中にある概念です。 http://t.co/eBMjKMSRfZ
2014-01-04 11:30:59【※注】↓年末の連投にいただいた言及として、上山がRTした。
↓この方の12月30日からの一連のツイートは、「学術的」・「専門的」言説とはなにかについて、考えさせられるものがある。 人文系の言説は、かつてよりは厳しい状況にあるとはいえ、現実的有用性とは別の次元の価値尺度ではかられるべきものであることを、なお正当化しうるかのように振る舞える。
2014-01-04 11:44:38だが「良識ある」「作法をわきまえた」研究者同士のあいだで、自己目的化した研究に対する根本的な疑義を呈することは憚られ、本質的な価値を追求しようとする研究が行われにくいどころか、そのようなものにたいする想像力さえ生まれないような雰囲気はないだろうか。改めて反省する次第。
2014-01-04 11:52:38@ueyamakzk いやディレッタントの本読みだけで、ラカンまわりはもういささか種切れなんですがね。上山さんがKS氏との対話でそれまで仲良くしていたはずの「まわりの者」がしらんぷりしていたころからひどく不快に感じており、陰ながら応援しています。
2014-01-04 12:56:51@rokyugashi ありがとうございます。 関係者が一連の言動を黙認なさることに、私も不信感を強めています。(twitter が全てではありませんが)
2014-01-05 04:11:15@ueyamakzk なお「根源的悪」の叙述は実際にはジジェクがジュパンチッチとの対話で生まれたと書く『批評空間』2001Ⅲ-1「メランコリーと行為」P129-130にあります。
2014-01-04 12:57:512014年1月5日早朝
昨年末の一連のやり取りは、アカデミズムの位置づけを問い直す、重要な機会でした。これについて、細々とでも仕事を継続していこうと思います。
2014-01-05 05:52:07私じしんが中学に行けなくなって以来、どうしてこれほど「アカデミックな言説」への不信感を持っていたか。なぜこれほどまでに、《肝腎の話はしていない》ように見えていたか。――自分でも把握しきれていなかったのですが、そういうことを考え直す機会にもなっています。
2014-01-05 05:52:47そして年末の @schizoophrenie 氏の発言で、 学会の公平性を信じるひとに私の議論趣旨を知られると、論文を落とされるどころか、名誉毀損で訴えられる可能性すらあることを思い知りました。
2014-01-05 05:54:22「完全にアウェイの学会発表」を要求し、「さもなくば学問を創造しろ」と迫った今回の人物は、ご自分に向けられたパブリックな批評に、プライベートな反応を示した。
2014-01-05 05:59:09歴史的にくり返されてきたメタファーで問題意識を表明した私に、「名誉毀損」という回路での裁判をちらつかせ、公共的な検証機会すら拒絶して、「即座に発言を削除せよ」と要求した。
2014-01-05 05:59:41このかたは私を、2800人近い人数に向けて、犯罪を犯したかのように論難したのですから、私の側には、公的に抗弁する機会が必要です。この状況でプライベート・モードにしていることは、免責理由になりません。
2014-01-05 06:03:0712月30日のツイートでも触れましたが、言説の根拠を問い直すような発言は、関係者のプライドに触れ、激怒されることが多い。 http://t.co/caIdcvSbYt ではその激怒は、どういう回路で処理してもらえるのか。私はここに、多くの工夫を必要としています。
2014-01-05 06:03:59念のため申し上げれば、 臨床に携わる精神科医が「どのような人物か」という情報には、高い公共性があります(勤務先によっては尚のこと)。私の問題提起には、プライバシー保護に関する強めの免責があるでしょう。
2014-01-05 06:05:07また、精神科医が私のような経歴の者を「名誉毀損」で訴えるのは、事例としてあまり聞いたことがありません。裁判となれば、誰がどう訴えるに至ったか、そのディテールが問われるでしょう。
2014-01-05 06:05:40