ハローワークの求人票と実態が違う! サタデーずばッと特集概要
24:嶋崎弁護士「厳密な法律の話をすると、求人票の内容が、労働契約―労働者と使用者の合意の内容―に、ただちになっていればいいのだが、実は法解釈上、ただちにそうなるわけではない。」
2014-01-18 09:32:4525:嶋崎弁護士「(そのため)、実際に求人票が出ていても、Aさんのように、働き始めたあとの実態、労働者と使用者が契約した内容がずれているということがあり、(そのように、求人票と異なる労働契約を結ばせているということに対する)チェック体制がとられていないのが実態」
2014-01-18 09:33:11↓ (誤)性格な → (正)正確な
28:Q「求人票と実態が異なるということにどう対応?」 A「ハローワークでは、求人事業主に対して その性格な記載を指導するとともに、求人受理の段階で、原則対面にて求人条件を点検するなどしています。」
2014-01-18 09:33:4431:佐古キャスター「ペナルティは考えられないということですか」 嶋崎弁護士「現行法の解釈としては、この厚労省の説明が、残念ながら事実。ただ、やれることが現行法ではないかというとそうではない。」
2014-01-18 09:34:1532:嶋崎弁護士「多くの労働者はハローワークを頼ってきた。そのハローワークの求人票の内容と実態がずれているなんてあり得ないと思われるはず。」
2014-01-18 09:34:3233:嶋崎弁護士「実際にハローワークを通じて働き始めた人の労働条件と求人票の内容に齟齬があるのかないのか、そこをきちんとチェックする過程が踏まえられていないのが問題」
2014-01-18 09:34:4234:佐古キャスター「職を求める人は、国を信頼して(ハローワークに)行くわけですよね?まさに偽装と言っていいと思うんですが、これ、(厚生労働省は)どっちを見て仕事をしているんだ?と思うんですが。まったくチェックがなされていないというのは・・?」
2014-01-18 09:34:5735:菅原議員「ハローワークの求人票を書き込むときに、一応面談はして書かせるわけだが、実態が違うということは、労働基準監督署が現場に出向いて、違うというときには(?聞き取れず)罰則を設けないと、やっぱり、後を絶たない。年間7700なんて、ありえませんよ、これは」
2014-01-18 09:35:1436:長妻議員「公的なハローワークですから、信頼を揺るがすというのは、これは、きっちりと、国会等でもやっていきたいと思います。もう一つ、加入保険について。
2014-01-18 09:35:3937:長妻議員「健康保険と厚生年金は、正社員であれば5人以上の事業所であれば基本的に、入れなければいけない。そのため、求人票を出すときには、入れないとまずいので入れるけれど、実際には入れない、これは法律違反の疑いが濃厚。」
2014-01-18 09:35:5339:続いてもう一つの、以前番組で紹介した事例を紙芝居で紹介。厚生年金加入と求人票に記載されていたのに、入れなかったというケース。その後どうなったか。
2014-01-18 09:36:2740:B子さん40歳。希望していた条件は厚生年金に入れる会社。ハローワークの求人票で「厚生年金加入」と書かれた求人票を見つけ、採用が決定。会社の担当者は「労働条件通知書」にサインを求めた。
2014-01-18 09:36:3941:労働条件通知書に書かれた仕事内容や賃金は、ハローワークの求人票で見た通りだったが、(厚生年金に関する記載はなく)、「国民年金の補助のため 月○○○○円 支給」と書かれていた。
2014-01-18 09:36:5942:B子さんは厚生年金記入となっていないことにショックを受けたが、せっかく正社員として採用されたからと、しぶしぶサインをして、厚生年金ではなく国民年金に加入することとなった。
2014-01-18 09:37:1443:厚生年金を諦めきれないB子さんが職場の人たちにこっそり聞いてみると、誰もが国民年金に加入しているという。ある社員は「この会社って、誰も厚生年金に入れてくれないのよね」と。
2014-01-18 09:37:2844:その後のB子さんをフリップで紹介。B子さんはハローワークへ行ったが、しかし事態は動かず。たまたま別の要件で年金事務所に行き、会社が厚生年金に加入していないことについて相談したところ、担当者は「調べてみます」ということに。
2014-01-18 09:37:3945:その3か月後、厚生年金に加入できることになった。「年金の問題については年金事務所に相談に行くことも解決の道の一つかもしれない」とアナウンサー。
2014-01-18 09:37:4847:長妻議員「(行政は)縦割りですから、ハローワークの部署が、すぐ年金事務所に通知すれば、年金事務所が適切に対応すると思うんですね。ルール上、厚生年金に入れるのに入っていない方が数百万人に上るという推計値もありますので、ぜひご自身で、
2014-01-18 09:38:20