中世ヨーロッパの香辛料事情~「とりあえず醤油」は正義

「香辛料は古い肉や食料保存のために使われていた説は否定され、今では単純に味を楽しむため・贅沢品を使ってるというステータスだったと考えられてます」
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蝉丸P@「住職という生き方」「つれづれ仏教講座」発売中 @semimaruP

ファンタジー系ネット輪廻の話題 ・異世界ジャガイモ警察各種 ・西洋の剣は切れないから叩きつける ・プレートアーマーを着用したらまともに動けない ・中世では腐った肉を香辛料で食ってた ・異世界なのに~は系の翻訳問題 ・中世時代区分、それ近世だよ問題 ・最近のWEB小説って→読んでないだろ問題

2023-11-30 15:44:11
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かくた遠悟 @ka_ku_ta

>中世ヨーロッパ人は腐った肉を胡椒で誤魔化して食べていた pic.twitter.com/QzpjP6H1Ll twitter.com/ka_ku_ta/statu…

2023-11-28 22:36:26
かくた遠悟 @ka_ku_ta

中世ヨーロッパの香辛料事情~「とりあえず醤油」は正義 togetter.com/li/618309

2023-11-28 22:24:55
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ヨウキ @dairioutou

つまり中世ヨーロッパ人は保存食の作り方を知らずに香辛料ぶっかけた腐った肉を食べ、生水が怖くて酒で水分を摂り、一度転んだら起き上がれない鎧を着て切れない剣で殴り合って戦争してたってこと?

2023-11-27 20:30:15
まとめ 歴オタ・ミリオタの異常な愛情② または戦士は如何にして金属バットを使用するのを止め甲冑を愛するようになったか 甲冑はペラペラ!→ペラペラではありません 金属バットで十分!→十分ではありません 「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫じゃない、問題だ」 20351 pv 44 2 users
バケツヘッド@甲冑模擬戦闘練習会主催 @Baketu_head

胡椒はそもそもローマ時代から珍重されたもので美食の為に使ったのは間違いないのですが、古代より多少安くなったとはいえ、中世に美食無しみたいな感じで臭い肉の添え物みたいな扱いばかりされるのは何なんですかね。メジャーなニンニクや玉ねぎ他のスパイス類もあるのにtwitter.com/boots_fleck1/s…

2023-11-28 17:26:02
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

品質にばらつきがあることと、保存食が痛むということと、胡椒で腐った味を誤魔化していたとか、腐ったものを常に食っていたという話とは何もイコールではないと思います。 ですから、半分正解という話ではないと思います。 twitter.com/itigounou/stat…

2023-11-28 16:50:02
まようさ @mayousa_desuga

いや、階級によるだろ。庶民が冬越しのしたくで作る豚の塩漬けにパセリやタイムぶちまけるのと、貴族が自分ちの所領の森でとってきた鹿に胡椒ぶちまけるのとでは、話が違うだろ

2014-01-19 21:23:37
まようさ @mayousa_desuga

およそ1000年ほどにも渡る長い長い「中世」の中で、一時代の一階級の例を挙げてそれを全中世に拡大適用するっていうのは、昔っからよくあることなので気をつけないと

2014-01-19 21:25:10
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

まあ、これはありえないですね。 通常考えて、半分腐ったような悪い肉を食わないために、塩漬けなどの手法があるわけで、塩や香辛料は単に味を誤魔化すために存在したわけではありません。 もし、ヨーロッパ中世(ガバガバ定義)の一般的な人間が半分腐ったものか、それ以下のものを食べていたとした twitter.com/iyqjepn1nsjjk3…

2023-11-26 00:36:55
トリ改 @iYqjEPn1nSjjk3q

@kamisato_3 @Colonel_Rice 中世ヨーロッパでは、冬は腐った肉を食ってた。それしかないから。 胡椒で誤魔化して食ってた。だから、胡椒が金と同じ価値があった。 また、風呂に入ると病気になると信じられてて、風呂に入らないから「香水」が発達した。

2023-11-25 07:16:23
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

ら、それはたぶん世界中のほとんどの地域どこでも同じ状態だったでしょう。 日本にも、干物や塩漬物や味噌や梅干しがありますよね。 当然、どこでもああいうような保存食が基本です。 世界中に保存方法やレシピがあることを考えると、みな同じ事情から一様に

2023-11-26 00:36:56
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

保存食に関心があったことは明らかですよね。 だから、みんなこうしたものを口にしていました。 それはヨーロッパでも変わりないというだけです。

2023-11-26 00:36:56
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

そういう保存食にプラスアルファするためまたは保存食を得るために、養魚池や狩猟や漁があり、たまに牧畜や家畜の飼養されているものを屠殺してすぐ食う機会もあったわけで(牧畜や家畜の飼養は当然保存食を生み出すためでもあるが)。 世界中みんな身分による程度の差はあれど、たいていは保存食を

2023-11-26 00:36:57
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

食ってましたよ。 原始時代ですら腐った肉なんぞ避けてたのに、新鮮な肉や保存食料を得る努力をしないで、そんなものをみんな食っていたとか、人類の歴史全部を馬鹿にしてると思います。

2023-11-26 00:36:57
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

そのような事実と、腐った肉を一般的に食っていたということとイコールではありません。 また、肉は腐りかけが旨いなど、現代もそうですが、実際そのような余計な美食を追求する暇も需要も大多数にない(備蓄するほうが重要)ので、素直に歳時ごとに屠殺し、漁をし、保存食を作り、暮らしていました。 twitter.com/chasyan/status…

2023-11-30 10:30:01
きゃしゃん@てつや @chasyan

こういう人が忘れがちなのが 1.そもそも当時、常時肉食してる自体が割と上澄み層(現代のように家畜が量産されてる訳でもない。塩漬けの肉はしょっぱくてそんなバクバク食える物じゃない) 2.肉は腐りかけが美味い twitter.com/boots_fleck1/s…

2023-11-27 14:23:29
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

そもそも、例えば保存のために塩分が濃い魚などの塩漬けは、実際必要なら塩抜きして食べたでしょう。 中世には四旬節がありますので、多くの人は四旬節の制限があるうちは肉を断ち魚を食べました。 しかし、それは腐っていたわけでは当然ありません。

2023-11-30 10:30:02
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

冷蔵庫がない時代、もし人々が全てを腐らせたり、半分くさったもしくは完全に腐ったものしか口にできなかったなら、高温多湿の日本はもっと酷い状況だったでしょう。 しかし、魚類も肉類も時代によって需要は変わりますが、普通に食されていました。 それは取ってすぐしか食べられなかったのでしょう

2023-11-30 10:30:02
Amictica sal vitae.(新アカウント) @boots_fleck1

か? いいえ、そんなことはないはずです。 少し検索すれば、我々はその証拠を見つけられます。 日本でもそうですから、ヨーロッパでも同じことです。

2023-11-30 10:30:03
Watanabe @nabe1975

中世ヨーロッパに関する俗説とそれに対する反証については、この本が読みやすく解説しているのでお勧めです。 pic.twitter.com/AckYujkOwK

2023-11-28 21:22:07
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「中世ヨーロッパの美味しんぼ」ピエール・ド・ブロアと「粗食王」ヘンリー2世

富田勢源 @ANNO1189

もし仮にあるとしたら、ピエール・ド・ブロワか誰かが、晩年のヘンリー2世の肥満を皮肉って書いたんじゃないか? 知らんけど。 まぁあの肥満も、足が不自由になって運動不足がたたったせいらしいし、狩猟が趣味で戦が無ければずっとそれに明け暮れるような王が腐った肉食べるの良く分からんけど。

2023-11-27 12:02:28
リンク コトバンク ピエール・ド・ブロアとは? 意味や使い方 - コトバンク ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - ピエール・ド・ブロアの用語解説 - [生]1135頃.ブロア[没]1212頃フランスの文筆家,詩人。ブルターニュの貴族の家系に生れ,ボローニャで法律,パリで神学を修め,聖職につき,イギリス,フランス,イタリアなどの王侯,聖職者に仕えた。 1174年頃イギリスに行き,多才多作,古...
富田勢源 @ANNO1189

ピエール・ド・ブロワの手紙の中にヘンリー2世の宮廷生活を綴ったものがあって、その中でワインがカビ臭いだとかパンが生焼けだとか、肉と魚は腐ってるだとか書いてる。移動宮廷で泊まる宿もオンボロで、王は偶に進路を変更する。我々を困らせたかったに違いないだとか……

2023-11-27 21:20:12
富田勢源 @ANNO1189

@boots_fleck1 Peter of Bloisがヘンリー2世の宮廷生活を書き残しているようです。その詳細についてはAlison WeirのEleanor Of Aquitaineで見ることが出来ます。でもなんか、肉だけじゃなくて魚も4日以上経ったヤツが出てくるとか、ワインがカビ臭いとか、焼かれてないパンが出てくるとかちょっと信じがたいですね

2023-11-27 21:59:47
富田勢源 @ANNO1189

ボクの英語技能が低いせいで、生焼けのパンって誤読しちゃったけど、生焼けっていうのはパンじゃなくて鉛にかかってて、生焼けの鉛みたいに堅いパンだったんだね。。。

2023-11-28 02:05:55
富田勢源 @ANNO1189

『British Food: An Extraordinary Thousand Years of History』は孫引き。 『Eleanor Of Aquitaine: By the Wrath of God, Queen of England』から引用してて、そっちもPeter of Bloisがこう書いてるよ~って感じの書き方なので、Peter of Bloisの該当史料が見つかればそれが一番良い。

2023-11-27 22:39:53
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