あのヤマトシジミ論文の著者のインタビュー:沖縄の蝶に福島の汚染された植物を食べさせたら「みんな死にました」は引用者が答えを改竄
- parasite2006
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発端
STAP細胞では大騒ぎしてるけど、こんなのも社会的影響は相当ひどいと思うよ。 この先生、調査委員会の前でも同じことを主張できるのか?? [大瀧丈二博士]沖縄の蝶に福島の汚染された植物を食べさせたら「みんな死にました」 shanti-phula.net/ja/social/blog…
2014-06-07 20:30:22@glasscatfish あ、これは今年になってから出たヤマトシジミ論文の第3報の話。bit.ly/1tTydzc 沖縄で飼育していた幼虫に山口県宇部市と福島県内4カ所で採集した食草(採集地点の空間線量率と放射性Cs含有量が異なる)を与えて死亡と奇形発生を検討
2014-06-07 20:53:18@parasite2006 ありがとうございます。「みんな死にました」じゃないですね。 論文はだれか追試する人がいるのかどうかは知りませんが、インタビューで言ってることと論文と違うのはどういうつもりなんでしょ。
2014-06-07 21:08:45@glasscatfish 全くです。原報bit.ly/1tTydzc の図2(a)の死亡率のグラフを見れば最大値でも60%ちょいではありませんか。どう見ても「みんな死んだ」とは違いますよ。論文の著者自身が自分が書いたこととあそこまで違うことを平気で言うなんて
2014-06-07 21:18:30@glasscatfish このインタビューbit.ly/1k5YIdw はこちらの13分半の動画bit.ly/1k5Zs2a の一部分で、VICE NEWSというところが制作したようです。bit.ly/1k5ZNC6
2014-06-07 21:33:04@glasscatfish 琉球大学のヤマトシジミ実験の話に行く前に、元北海道がんセンターの西尾氏が甲状腺検査をしている所も出てきます。bit.ly/1k5Zs2a 最後は秘密保護法の採決で終わります。
2014-06-07 21:40:54@parasite2006 琉球大のHPで日本語訳が w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/Fukus… この昆虫の飼育がきちんと出来るかどうかが課題だと思いますね。食草の管理や遺伝変異の程度を揃えることを含めて。 Cs-137を食べさせて変化ないと誰も信じられないでしょう
2014-06-07 21:35:48飼育室の様子が分かる写真が第1報の補助データファイルhttp://bit.ly/1kTECDm の1ページ目に掲載されています。また飼育方法は次の論文に公表済みだそうですが、残念ながら有料です。
Hiyama, A., Iwata, M. & Otaki, J. M. Rearing the pale grass blue Zizeeria maha (Lepidoptera, Lycaenidae): Toward the establishment of a lycaenid model system for butterfly physiology and genetics. Entomol. Sci. 13, 293–302 (2010).
http://bit.ly/1p7dacO
琉球大学理学部・大瀧研究室ホームページの「ヤマトプロジェクト」コーナーには、第1報を公表した時に寄せられた質問に対する回答をまとめたページへのリンクhttp://bit.ly/1mqF5y0 が置かれていますが、飼育法に関する質問にはこんな風に答えています。
Q3. 飼育方法が不十分なため異常が出現したのではないか?
A. ヤマトシジミの飼育法について記載した論文(2)において報告してありますように、私たちの飼育システムでは、平常時に おける死亡率(異常率)は10%未満となっています。 従来、この飼育システムでは福島地方の蝶で観察されたような色模様異常、形態異常等の異常個体は出現していません。
翌日動画を見直したところ、釣られていたことに気づきました
問題のヤマトシジミ動画bit.ly/1k5YIdw を英語字幕の和訳を見ながら見直すと、大瀧准教授は(福島のカタバミを与えて飼育した)幼虫はどうなったかと聞かれて「幼虫たちは死にました」とだけ答え、死亡率の数字はあげていない。(続く)
2014-06-08 12:50:47オリジナルの動画には英語字幕の和訳が付いていますが、ヤマトシジミ実験に関係する前半部分を以下に再録します。
地球の生態系における放射能汚染の長期的な影響について、よりよく理解する為、私たちは琉球大学の研究者で特異な研究に焦点を当てている大瀧丈二博士に会いに沖縄へ行きました。蝶の寿命は、わずか約1か月です。したがって、何世代にも渡る"放射線に汚染された食物"の影響を、短期間で研究することができます。
大瀧博士:「私たちは福島から植物[カタバミ]の葉を集めました。そして、その葉を沖縄で集めた蝶の幼虫に与えました。それら幼虫は健康であるべきですが、福島の汚染された植物を食べさせました。その後、何が起こるか観察しました。」
記者:「どうなりましたか?」
大瀧博士「幼虫達は死にました!」
大滝博士の実験は、汚染された食物が与える生体への深刻な驚愕すべき影響を示したのだ。
記者:「では、これは健康的な食物を食べた正常な蝶ですね。」
大瀧博士:「そうです。非常に美しい模様で平らな羽ですよね。」
次は、幼虫の段階で汚染された食物を食べた蝶です。
大瀧博士:「すぐに、しわが寄った翼だとわかりますよね。」
記者:「本当に、蝶にすら見えませんね。」
大瀧博士:「はい。私たちは、第2世代の死亡率と異常の割合がはるかに高いことがわかりました。」
記者:「第3世代は?」
大瀧博士:「第3世代は、更に悪い!」
(続き)動画を引用したブログ記事bit.ly/1kPrx2A はオリジナル動画の英語字幕和訳の大瀧准教授の答え「幼虫たちは死にました」(音声でもThey died.としか聞こえない)を「みんな死にました!」と改竄してサムネイルに貼った上、記事タイトルに使っていた
2014-06-08 12:59:12(どうやら引用者サイトは、ひとさまの発言の改竄もさもありなんというところだったようです↓)
蝶の話だけでなく、なにこのすべてに胡散臭さ溢れるHPは。 shanti-phula.net/ja/ 母子手帳は乳業メーカーが作ったから母乳より粉ミルクを!だの、人類の身体に時限爆弾として埋め込むワクチンだの、いかにもな話ばかり。 結局はなんだかんだと売りつけているようだけど。
2014-06-07 20:52:46動画bit.ly/1k5YIdw の字幕を改竄引用したブログbit.ly/1kPrx2A に釣られた私が悪いのは勿論ですが、いくら短時間のインタビューでも、著者なら自分が論文に死亡率100%と書かなかった以上誤解を受けない答え方をしてほしかった
2014-06-08 13:10:47オリジナル動画bit.ly/1k5YIdw の英語字幕和訳の後半は、福島で捕らえた親の蝶から生まれた幼虫に福島で採集した食草を与えて沖縄で飼育する継代飼育実験の結果の話で、2012年の第1報bit.ly/NiNOFj に報告されています。
2014-06-08 13:47:49議論その1
出鱈目を言う人なんです。元々。別名で、ホメオパシーの活動もしてる人ですから RT @parasite2006: @glasscatfish 全くです。原報bit.ly/1tTydzc の図2(a)の死亡率のグラフを見れば最大値でも60%ちょいではありませんか。
2014-06-07 21:47:57ふむふむ。これか…しかしキクマコさんのブログはいつまでエラーを続けるのだろう? 「琉球大学には、日本ホメオパシー振興会所属のホメオパシー研究員・松本丈二(理学部海洋自然科学科 准教授大瀧丈二)がいます」 d.hatena.ne.jp/dlit/20090821/…
2014-06-07 22:06:14(↑確かに「松本丈二」と「ホメオパシー」でぐぐるといろいろヒットしてきます)