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発端

s_matashiro @glasscatfish
STAP細胞では大騒ぎしてるけど、こんなのも社会的影響は相当ひどいと思うよ。 この先生、調査委員会の前でも同じことを主張できるのか?? [大瀧丈二博士]沖縄の蝶に福島の汚染された植物を食べさせたら「みんな死にました」 shanti-phula.net/ja/social/blog…
nao @parasite2006
@glasscatfish あ、これは今年になってから出たヤマトシジミ論文の第3報の話。bit.ly/1tTydzc 沖縄で飼育していた幼虫に山口県宇部市と福島県内4カ所で採集した食草(採集地点の空間線量率と放射性Cs含有量が異なる)を与えて死亡と奇形発生を検討
リンク t.co The biological impacts of ingested radioactive materials on the pale grass blue butterfly : Scientific Reports : Nature Publishi A massive amount of radioactive materials has been released into the environment by the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant accident, but its biological impacts have rarely been examined. Here, we have quantitatively evaluated the relationship between
s_matashiro @glasscatfish
@parasite2006 ありがとうございます。「みんな死にました」じゃないですね。 論文はだれか追試する人がいるのかどうかは知りませんが、インタビューで言ってることと論文と違うのはどういうつもりなんでしょ。
nao @parasite2006
@glasscatfish 全くです。原報bit.ly/1tTydzc の図2(a)の死亡率のグラフを見れば最大値でも60%ちょいではありませんか。どう見ても「みんな死んだ」とは違いますよ。論文の著者自身が自分が書いたこととあそこまで違うことを平気で言うなんて
nao @parasite2006
@glasscatfish このインタビューbit.ly/1k5YIdw はこちらの13分半の動画bit.ly/1k5Zs2a の一部分で、VICE NEWSというところが制作したようです。bit.ly/1k5ZNC6
リンク YouTube Fukushima VICE
nao @parasite2006
@glasscatfish 琉球大学のヤマトシジミ実験の話に行く前に、元北海道がんセンターの西尾氏が甲状腺検査をしている所も出てきます。bit.ly/1k5Zs2a 最後は秘密保護法の採決で終わります。
s_matashiro @glasscatfish
@parasite2006 琉球大のHPで日本語訳が w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/Fukus… この昆虫の飼育がきちんと出来るかどうかが課題だと思いますね。食草の管理や遺伝変異の程度を揃えることを含めて。 Cs-137を食べさせて変化ないと誰も信じられないでしょう

飼育室の様子が分かる写真が第1報の補助データファイルhttp://bit.ly/1kTECDm の1ページ目に掲載されています。また飼育方法は次の論文に公表済みだそうですが、残念ながら有料です。
Hiyama, A., Iwata, M. & Otaki, J. M. Rearing the pale grass blue Zizeeria maha (Lepidoptera, Lycaenidae): Toward the establishment of a lycaenid model system for butterfly physiology and genetics. Entomol. Sci. 13, 293–302 (2010).
http://bit.ly/1p7dacO
琉球大学理学部・大瀧研究室ホームページの「ヤマトプロジェクト」コーナーには、第1報を公表した時に寄せられた質問に対する回答をまとめたページへのリンクhttp://bit.ly/1mqF5y0 が置かれていますが、飼育法に関する質問にはこんな風に答えています。

Q3. 飼育方法が不十分なため異常が出現したのではないか?
A. ヤマトシジミの飼育法について記載した論文(2)において報告してありますように、私たちの飼育システムでは、平常時に おける死亡率(異常率)は10%未満となっています。 従来、この飼育システムでは福島地方の蝶で観察されたような色模様異常、形態異常等の異常個体は出現していません。

翌日動画を見直したところ、釣られていたことに気づきました

nao @parasite2006
問題のヤマトシジミ動画bit.ly/1k5YIdw を英語字幕の和訳を見ながら見直すと、大瀧准教授は(福島のカタバミを与えて飼育した)幼虫はどうなったかと聞かれて「幼虫たちは死にました」とだけ答え、死亡率の数字はあげていない。(続く)

オリジナルの動画には英語字幕の和訳が付いていますが、ヤマトシジミ実験に関係する前半部分を以下に再録します。

地球の生態系における放射能汚染の長期的な影響について、よりよく理解する為、私た­ちは琉球大学の研究者で特異な研究に焦点を当てている大瀧丈二博士に会いに沖縄へ行き­ました。蝶の寿命は、わずか約1か月です。したがって、何世代にも渡る"放­射線に汚染された食物"の影響を、短期間で研究することができます。

大瀧博士:「私たちは福島から植物[カタバミ]の葉を集めました。そして、その葉を沖­縄で集めた蝶の幼虫に与えました。それら幼虫は健康であるべきですが、福島の汚染され­た植物を食べさせました。その後、何が起こるか観察しました。」
記者:「どうなりましたか?」
大瀧博士「幼虫達は死にました!」
大滝博士の実験は、汚染された食物が与える生体への深刻な驚愕すべき影響を示したのだ­。
記者:「では、これは健康的な食物を食べた正常な蝶ですね。」
大瀧博士:「そうです。非常に美しい模様で平らな羽ですよね。」

次は、幼虫の段階で汚染された食物を食べた蝶です。

大瀧博士:「すぐに、しわが寄った翼だとわかりますよね。」
記者:「本当に、蝶にすら見えませんね。」
大瀧博士:「はい。私たちは、第2世代の死亡率と異常の割合がはるかに高いことがわか­りました。」
記者:「第3世代は?」
大瀧博士:「第3世代は、更に悪い!」

nao @parasite2006
(続き)動画を引用したブログ記事bit.ly/1kPrx2A はオリジナル動画の英語字幕和訳の大瀧准教授の答え「幼虫たちは死にました」(音声でもThey died.としか聞こえない)を「みんな死にました!」と改竄してサムネイルに貼った上、記事タイトルに使っていた

(どうやら引用者サイトは、ひとさまの発言の改竄もさもありなんというところだったようです↓)

taka(維新は要らない) @smoketree1
蝶の話だけでなく、なにこのすべてに胡散臭さ溢れるHPは。 shanti-phula.net/ja/ 母子手帳は乳業メーカーが作ったから母乳より粉ミルクを!だの、人類の身体に時限爆弾として埋め込むワクチンだの、いかにもな話ばかり。 結局はなんだかんだと売りつけているようだけど。
nao @parasite2006
動画bit.ly/1k5YIdw の字幕を改竄引用したブログbit.ly/1kPrx2A に釣られた私が悪いのは勿論ですが、いくら短時間のインタビューでも、著者なら自分が論文に死亡率100%と書かなかった以上誤解を受けない答え方をしてほしかった
nao @parasite2006
オリジナル動画bit.ly/1k5YIdw の英語字幕和訳の後半は、福島で捕らえた親の蝶から生まれた幼虫に福島で採集した食草を与えて沖縄で飼育する継代飼育実験の結果の話で、2012年の第1報bit.ly/NiNOFj に報告されています。

議論その1

kato takeaki @katot1970
出鱈目を言う人なんです。元々。別名で、ホメオパシーの活動もしてる人ですから RT @parasite2006: @glasscatfish 全くです。原報bit.ly/1tTydzc の図2(a)の死亡率のグラフを見れば最大値でも60%ちょいではありませんか。
酋長仮免厨 @kazooooya
ふむふむ。これか…しかしキクマコさんのブログはいつまでエラーを続けるのだろう? 「琉球大学には、日本ホメオパシー振興会所属のホメオパシー研究員・松本丈二(理学部海洋自然科学科 准教授大瀧丈二)がいます」 d.hatena.ne.jp/dlit/20090821/…

(↑確かに「松本丈二」と「ホメオパシー」でぐぐるといろいろヒットしてきます)

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コメント

nao @parasite2006 2014年6月8日
@smoketree1 さんのツイートを1件追加させていただきました。http://bit.ly/1icLX15 有難うございました。琉球大・大瀧准教授のインタビューでの発言をブログで改竄引用していたサイトはとんでもない所のようです。
三月レイ@令和もミクや艦娘達と旅をする @mitsukirei 2014年6月8日
あっちの界隈は改ざん・出所不明は日常茶飯なんだが、それよりなんでこう、学者生命の自殺みたいなことをやるのかね?学者としての名声が欲しかったら、夏休みの宿題レベルの実験は止めといた方がいいよ。
Count01 @amagiboushi 2014年6月8日
ああ,VICE Newsというと,竹野内真理さんがニュースを掲載して頂けたと喜んでいたメディアですね…. http://savekidsjapan.blogspot.jp/2014/05/please-disseminate-this-article-along.html 結局,似たもの同士が群れ集う.その中に一般人が滑って落ち込むのを如何に防ぐか.
neologcutter @neologcut_er 2014年6月8日
なんなんでしょうね? #反原発 とホメオパシーと反秘密保護法(集団自衛権)の相性の良さは…
じげん (目には目を埴輪には埴輪を) @jigen_the3 2014年6月8日
「おかしな報道」に対して「BPO」の様な機関が存在するように、「おかしな科学」に対する何らかの機関ってのが必要になってるんじゃなかろうか?
nao @parasite2006 2014年6月8日
結びにかえて@tatsuva さんのツイート2件を追加させていただきました。有難うございました。
じげん (目には目を埴輪には埴輪を) @jigen_the3 2014年6月8日
追記:本来その手の役割の一部を報道・出版業界が担う事をられていたとは思うが、残念ながら少なくても一般紙・TV報道分野において科学・技術分野での理解度の低さを露呈するばかりではなく、「岩波の科学」の様な残念な結果をもたらしている。専門分野の細分化・高度化における弊害に対しての対策の遅れがこのまま続いた場合の結果を考えるに実に恐ろしい。
縄文柴顔の冷泉さん @JosephYoiko 2014年6月8日
沖縄、VICE NEWS、デマってこれは、「自称ジャーナリストなカンパ乞食」と「ホメオパシーな人」のコラボが見られるかな?w まあ、すぐに親玉の寅子ちゃんと「カンパ乞食」の壮大な貶し合いが始まるのが目に見えているけど。
nao @parasite2006 2014年6月8日
ヤマトシジミ論文の著者には「あなたのVICE NEWSインタビューの答えがこんなに改竄されていますよ」http://bit.ly/1kPrx2A と教えて差し上げるべきでしょうよねえ・・・
Y・Y @y_y6181 2014年6月8日
http://togetter.com/li/340708 「奇形関連のまとめのまとめ (動植物編)」←こちらに追加させて頂きました。
酋長仮免厨 @kazooooya 2014年6月9日
【緩募】どなたか「ヤマトシジミ」、あるいは昆虫の実効線量換算係数表をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
酋長仮免厨 @kazooooya 2014年6月9日
チェルノブイリの鳥調査も奇形や異常という同様な調査はありました。しかし昆虫やその他の小動物には遺伝子異常がみられないとの調査結果。なぜ? http://j.mp/UmykY2
山下238 @Yamashita238 2014年6月9日
ウリミバエの不妊化に70Gy(人間の致死量の10倍レベル)照射しますが、それでも死にはしないわけですからねえ。
nao @parasite2006 2014年6月9日
Yamashita238 著者は岩波の「科学」に2013年9月に寄稿した日本語論文http://bit.ly/SGwrUr 中で「従来の昆虫の不妊化の際はサナギの段階で高線量を短時間照射して生殖細胞を破壊するのに対し、ヤマトシジミ実験では幼虫の段階から長時間低線量の照射を行っている」(だから結果が違っても不思議はない)と書いていますが、実際に実験室で照射した線量(2桁-3桁mSv)と線量率(3桁μSv/h)は事故直後の20 km圏外の状況としても匹敵するのは3/15夜の浪江町津島周辺ぐらいです。
nao @parasite2006 2014年6月9日
興味深いことに、著者は同じ岩波の「科学」の論文http://bit.ly/SGwrUr の中で「現地におけるサンプリング個体の異常率, その子世代の異常率を眺めてみると,2011 年 9 月をピークにして減少し,現在では 2011 年 5 月 以下のレベルとなっている。」(現在とは執筆時点の2013年7月をさす)と書いています。これこそ野外で採集した親の代のDNA修復機能が事故からの時間経過とともにどのように変化しているか検討すべきでしょう。
nao @parasite2006 2014年6月9日
DNA修復機能が時とともに増強されていれば、放射線による遺伝子変異に対抗することにより環境に適応している証拠になります。
nao @parasite2006 2014年6月10日
@tonkyo_Vc さんからヤマトシジミの食草カタバミとシュウ酸蓄積について興味深いご教示をいただきましたので、その後の議論とともにまとめに追加させていただきました。有難うございました。
nao @parasite2006 2014年6月10日
@tonkyo_Vc さんとのディスカッションの部分に見落としていたツイートを1件追加し、あわせてまとめ公開後の追加部分のキーワードをハイライトしました。
nao @parasite2006 2015年1月15日
半年ぶりにヤマトシジミ研究の近況を追加しました。@rokugatsuyu さん、情報ありがとうございました。
nao @parasite2006 2015年4月7日
福島県下のヤマトシジミの野外集団では異常率が2011年9月をピークに減少に転じ、早いところでは2012年秋、遅いところでも2013年の秋には正常値に復帰していたことが英語論文http://bit.ly/19AYWMt で報告されていましたので関連ツイートをまとめに追加しました。
nao @parasite2006 2015年6月5日
ヤマトシジミ論文について@kikumaco 先生が新聞の取材を受けられた件を巡るツイートを追加しました。(この件については別まとめを作るかもしれません)
樫@みあげて応援中 @u_t_Oak 2015年7月9日
生息域が激しく異なる場所の物を食べさせるって発想が…どーなのよ?生物は繊細だぞ
nao @parasite2006 2017年2月7日
続編まとめ「朝日新聞連載「プロメテウスの罠・チョウを追う」をめぐる反応を追う」https://togetter.com/li/848173 の引用を追加しました。
nao @parasite2006 2017年8月20日
久しぶりに琉球大・大瀧研究室のホームページの「フクシマプロジェクト」コーナーhttp://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/fukushimaproj.html に行ってみたら、2015年12月に新しい論文1件https://academic.oup.com/jrr/article/56/suppl_1/i2/2580179/Ingestional-and-transgenerational-effects-of-the が追加されていました。
nao @parasite2006 2017年8月20日
もっともこの論文は2015年8月に京大原子炉実験所で開催された「福島原発事故による周辺生物への影響に関する専門研究会」http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/FSEB/ の発表内容を英文ミニレビューにまとめ直して英語学術雑誌の特別号https://academic.oup.com/jrr/issue/56/suppl_1 に寄稿したもので過去データの再解析はあっても新事実はあまりありません。
nao @parasite2006 2017年8月20日
琉球大・大瀧研究室は2015年以降「再稼働原発モニタリング プロジェクト」http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/saikado.html と称して再稼働の可能性がある西日本の3つの原子力発電所(高浜、伊方、川内)周辺のヤマトシジミの形態と羽の模様の検討を行っています。(2015年度の報告書では「次年度中に論文発表を予定」とありますが未公表)
nao @parasite2006 2017年8月20日
さらに2016年度以降は「避難指示解除地域における生物学的リスクの検討プロジェクト」http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/kaijorisk.html と称して2016年9月時点の居住制限区域と避難指示解除準備区域(いずれも2017年4月1日現在解除済み)のヤマトシジミの異常率と単位時間あたりの捕獲個体数を区域外周辺地域と比較。
nao @parasite2006 2017年8月20日
いずれの研究も資金提供はアクトビヨンドトラスト(ABT)http://www.actbeyondtrust.org/about/ (理事長は元グリーンピース・ジャパン事務局長)
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