司馬遼太郎系大河小説家群が外向きだとすると、リプが来ている作家群はやや内向く感じ?まあこれは時代性もあるのかなあ?次はこれが極まって外向きが再び来そうで、そろそろ芽が出ているころあい。
2014-08-30 16:45:20歴史という縛りを考えないで「大河小説」でくくる流れの試みが出来そうだなあ。その上で最初の記事にある司馬批判への課題がどうなっているか?って考えてみたいなあ。
2014-08-30 16:47:27@noyorin 司馬系歴史小説の場合、新聞小説というメディアの特性も踏まえる必要はあると思います。少しずつ、しかも長期にわたり連載するというスタイルの盛衰と、作品の盛衰はリンクしているはずです。同じことは、山崎豊子の主戦場だった週刊誌でも言えるでしょう。
2014-08-30 16:50:45メディアとの相乗効果が背景にあるというのはあると思います。今の朝ドラの世界も本来はそこにかかわっているわけなんですけどね。出版と放送という時代背景。 @issengorin
2014-08-30 16:53:02@noyorin まさに連続テレビ小説こそ、「新聞連載小説」のテレビ版ですよね。最近朝ドラの細切れ放送スタイルが再評価されているようですが、モデルとなった新聞連載小説の現状との対比も面白いかもしれません。
2014-08-30 16:55:54YouTube的なメディアの未来を考えると新聞連載小説系大河エンタメって復活する可能性はあると思うのですが、どうなんだろうなあ。 @issengorin
2014-08-30 17:00:47@noyorin 歴史物という縛りがなければ、細切れメディアの可能性は十分ありますよね。歴史物の場合、小説にしろドラマにしろ手間と時間と金がかかるので、果たして新しい環境に適応できるか不明ですが。
2014-08-30 17:03:37@noyorin また、韓国ドラマ好きの意見として、「日本の1クールドラマは短すぎる。キャラへの愛着やストーリーの起伏を十分名ものにするには、2クール以上必要だ」という声を耳にするので、長期連載物ドラマへの潜在的ニーズはかなりあるかもしれません。
2014-08-30 17:07:17たとえば大河ドラマ誕生期にもNETの『徳川家康』やNHKの『風雪』や『アイウエオ』といった2年以上かけて描く歴史ものも企画されましたが結局1年半で中絶していますから、それ以降テレビでは連続歴史ものは1年くぎりというのが定着した感がありますね。 @issengorin
2014-08-30 17:12:22@noyorin 2年はさすがに長すぎますね。韓国ドラマの場合90分で週2回放送ですから、長さの割に放送期間は長くないんですよね。その分撮影は大変みたいですが。
2014-08-30 17:14:59@noyorin 例えば「チャングム(大長吟)」の場合、放送期間は半年ですが、1回60分前後で54回+スペシャルと、大河より長尺ですね。
2014-08-30 17:18:00中国大河でも『三国志』『項羽と劉邦』『東方戦場』などのような例もありますから、アジア各所でノウハウは作られている感はあります。そういう意味では最近の日本の大河ドラマは技術に傾きすぎている感じが強いかなあ。 @issengorin
2014-08-30 17:19:16@noyorin 地デジ化の影響なのか、映像技術的な方面に関心が集中している嫌いはありますね。アジアの歴史ドラマのノウハウや、アメリカの連続ドラマの共同執筆スタイルなど、もっと歴史物に援用してもいいとおもうのですが。
2014-08-30 17:22:46いま別の流れで、みなもと太郎『風雲児たち』の話が出ていますが、映像化という意味では限界があるので絵で表現するキャラ分けという形が出てきそうです。ゲームやアニメの延長線上で出てくるのかなあ。 @issengorin
2014-08-30 17:06:52@noyorin 歴史物の場合、マンガやアニメ、フルCGなどでの展開の方がまだ現実的かもしれませんね。先日の時代考証学会でも、漫画家のパネリストからそういう趣旨の発言がありました。
2014-08-30 17:09:20実際地方では松永久秀を描いた『大和の風』や大鳥圭介を描いた『けいすけじゃ』というような長編アニメ大河が作られていますし、情熱でプライベート「大河ドラマ」をつくることは可能になってますね。まさにネット世代の『アオイホノオ』の時代です。 @issengorin
2014-08-30 17:15:55@noyorin 将来的には「大河ドラマ誘致」よりこちらの路線の方が主流になるかもしれませんね。大河に比べて地域の意向や歴史観を反映しやすい利点もありますし。他方、「自地域中心史観」のぶつかり合いになる危険も増えますが(汗
2014-08-30 17:20:24そういう意味では有志だけで「プライベート大河ドラマ」を作っている『維新の魁―鳥取藩飛翔』シリーズはその嚆矢になりそうな気がします。このスタイルを各地が大河ドラマ誘致を辞めて作り出したらそうなるかも。 @issengorin
2014-08-30 17:24:26『坂の上の雲』は野沢さんが亡くなったことではからずもそうなってしまいましたが、システムとしては続いてないですよね。『精霊の守り人』はそうなりそうですが。 @issengorin
2014-08-30 17:26:21@noyorin 少なくとも明確な「原作」を置かない以上、一人で1年分のエピソードをひねり出すのはキツいと思います。今でも「脚本協力」が入っていますし、「花燃ゆ」も共同執筆なので、長期的にはそちらの方向に向かうかもしれませんね。
2014-08-30 17:29:25オリジナル大河を作ろうとすると「史実」に著作権がないからそのまま原作にと考えがちですが、複数の記述は矛盾をはらんでいますからその解釈や穴埋めにも作家性が出てくるわけで、そこでストーリープロデュース力が必要になってきますからね。 @issengorin
2014-08-30 17:34:05@noyorin そこの辻褄合わせはそれこそ歴史研究者の専門領域ですし、吉川英治などは服部之総や桑田忠親などを実質的なブレーンとしていたから、あれだけの作品を構成できたところがあります。時代考証学会も小説の考証補助に進出しているようですし、ドラマもそろそろ(続く
2014-08-30 17:38:12@noyorin 形ばかりの時代考証ポストを廃して、ストーリー作りの段階から専門家やプロデューサー的存在を参加させた方がいいのではないかと思います。
2014-08-30 17:39:15オリジナルで大河ドラマ制作するならそこは要ですよね。また今後地方でプライベート大河ドラマを制作するうえでもその職務は重要になってくると思います。 @issengorin
2014-08-30 17:47:46