「暗記中心の日本型歴史教育は世界の理解に役立つのだろうか、という疑問」の落ち穂拾い
- midoriSW19
- 11145
- 2
- 0
- 0
豪州もその路線。でも研究型にしちゃうと学生が集まらないというジレンマも…。RT @midoriSW19: 英国はポリテクを大学化して数だけ増やしたものの、…下位校は授業料欲しさに留学生増やして問題に。研究型大学と職業訓練大学の差が歴然としてきた。@reservologic
2014-11-05 10:54:54幼い頃から父に「丸い地上に純粋な直線は存在するか」「1を限りなく半分にしていったらゼロになるか」と詰問された私は永遠のナゼナゼ人間 @reservologic 「疑問の作り方」「目の付け所」「面白がり方」「説得の仕方」「納得の仕方」@midoriSW19 @tkatsumi06j
2014-11-05 10:43:53うん。だから、それをうけとめて先に進めてやることのできるスキルが教師にあるかどうかってことだよね。RT @MiyamaeYukari: 一旦好奇心が芽生えると質問が止まらなくなる。@midoriSW19 @tkatsumi06j @yuzokamei47005
2014-11-05 10:55:56やっぱり一緒に考えてくれる先生が一番印象に残る。「そうだね、どうしてだろうね」と言われると安心するんだよね@reservologic それをうけとめて先に進めてやることのできるスキルが教師にあるか @midoriSW19 @tkatsumi06j @yuzokamei47005
2014-11-05 11:00:18欧州の複数の国で語学講習に通って教師の誉め方の凄さに感心しました。こちらのやる気を増幅させてくれます。国を超えて共通のものがあります@midoriSW19 @MiyamaeYukari @reservologic @tkatsumi06j
2014-11-05 11:57:50欧州で感じたのは個々の長所や探究心を伸ばす教育。日本は出る杭を打つ教育。大人社会にまで言えます。人を叩いて貶めるのが「親心」「いいこと」みたいな価値観@midoriSW19 @MiyamaeYukari @reservologic @tkatsumi06j
2014-11-05 12:11:50語学講習では大人も受け止めてくれました。「その違いはドイツ人にも難しい。いい着眼だ。資料を調べてクラスで発表しなさい」とか@reservologicそれをうけとめて先に進めてやること@MiyamaeYukari @midoriSW19 @tkatsumi06j #SalondeF
2014-11-06 21:29:17なんだろうなあ。そこでもやっぱり「個」に対する考え方が出ちゃうんだろうか。一対一の関係で神さんに認めてもらってる「個」と、集団に認めてもらう「個」だと、個を褒めることに対する価値観が違うかも。@yuzokamei47005 褒めて個々の長所や探究心を伸ばす教育 #SalondeF
2014-11-05 13:12:45「褒められる→嬉しがる」「知人が褒められる→いっしょに喜ぶ」この関係が日本だと 「褒められる→謙遜する」「知人が褒められる→妬む」になる…てのは実はステレオタイプに過ぎないんだけど、そうなることを怖がって自主規制して結局「喜ばない」「喜ばせない」を選んじゃう。#SalondeF
2014-11-05 13:21:50目的がしょぼかったかも。褒めて育てるグローバル人材とか@reservologic欧州もそこまでなるのに結構時間がかかったと思います。日本にも「褒めて育てる明るい良い子」って標語がもう50年も前からあったから、掛け声だけは #SalondeF
2014-11-06 21:21:10それと、生徒個人のユニークな答えを面白がったり、褒めたりする先生がなかなかいないのは、「先生とは正解を知っている人である」という封建的な考えが根強いんだろうと思う。生徒は、だから先生から「正解」を聞きたい。結果試験問題が全部クイズになっちゃう。 #SalondeF
2014-11-05 13:24:46歴史の授業が「解釈」を避けて年代の羅列になっちゃうのも、「正解」を求める姿勢が関係しているんだと思う。だって、「解釈」に正解はないから、解釈のぶつかり合いになっちゃうと、いつか先生が「正解」を言わなきゃいけなくなっちゃう。それで生徒も先生も困っちゃう。 #SalondeF
2014-11-05 13:27:44歴史教育で年表の暗記はさけられない。時系列がちゃんとわかってないと、まともな解釈もできないから、歴史学者はだれでもちゃんと年表は頭に入ってる。日本の歴史教育はその意味で途中まで正しい。問題はそれを使って組み立てた「解釈」をぶつけ合う機会が与えられていないこと。 #SalondeF
2014-11-05 13:30:11数学もそうだと思う。「公式」が便利なのは応用すべきタスクが設定されている時。タスクもないのに公式だけ覚えるような数学の授業だから生徒はその公式に意味が見出せない。数学得意の僕の友人は公式は覚えるもんじゃなくてタスクに応じて作るものだと言ってた。目ウロコだった。 #SalondeF
2014-11-05 13:32:52物理もそう。子供の頃から天文学に興味を持っていたのに、高校の時はテストで白紙を出すくらい苦手だった。後になって数式じゃなくて「関係」で物理を理解する機会に出会い、ホーキング博士の本なども読み、再び面白い学問だと思えるようになった。@reservologic #SalondeF
2014-11-05 21:38:12だから、歴史教育ってのは「これをどう解釈するんだ」という問いかけの連続でいいと思う。そのための道具として年表やファクトはどっちみち覚えなきゃすまないわけだし。解釈をしっかりやれば、じゃあ歴史修正主義ってどうよという話もできる。そこを飛ばしたら話にならない。 #SalondeF
2014-11-05 13:38:40いまちょうど自分の議論の続きでそれ書くところだったのでこっちに。欧米の初等中等学校の教師の仕事は「教える」だけでなく、ファシリテータの部分が大きいと思う。子どもたちの質問や意見がぐちゃぐちゃにならないように筋道立てる仕事。 @cocowater0 #SalondeF
2014-11-05 22:39:36歴史教育の目的の一つが歴史観かと。連綿と続いている延長線上に今があること、そしてその延長線上に未来があることを感覚として持つこと。その意味では、長い歴史を学ばせる日本教育にも一理あるかと。但し、教育効果が有るとは言えないし、それを目的としているかは分からない。#SalondeF
2014-11-05 21:11:34@moda60jp2000 @reservologic @midoriSW19 教授が歴史や日韓関係は、当時の人々になって体験するような気持ちで考えてと言われ、当時の庶民になったり王の立場になったり、誰と手を組めば乗りきれるかとか考えると自分の言葉で説明できるようになった。
2014-11-05 23:31:51@reservologic 歴史上の事実と背景を教えるのが先生で、生徒はその是非を検討する。偏りのある先生の思想を植え付けないように、先生は討論のジャッジをしないが、平和へのアプローチをする。こんな感じですかね。昔1人でこのトピックを考えてたんですけど、答えが見つからない…
2014-11-05 22:31:16このあいだ池上さんまとめを作る時にWikipediaを読んだら、彼の番組進行の決まり文句の一つに「いい質問ですね」というのがあると知り、ちょっと驚いた。これって英国では(たぶん西欧では)親や教師が子どもの知的好奇心を伸ばすのに必須の褒め言葉とされているから。 #SalondeF
2014-11-05 21:43:49その「いい質問ですね」を池上さんは「番組の流れ上、本来解説したい話題から離れてきている時に、本筋に戻せるような質問がされた時」と「質問そのものによって、池上自身がそのニュースに対しての認識を新たにする場合」に使うそうです。後者はいいとして前者は「えっ!?」 #SalondeF
2014-11-05 21:49:28親や教師が子どもに対し「good question!」と言うのは、多くの場合その質問が出ための理解が背景にある事を認めるから。まったく何もない所から質問は出て来ないわけで、その前になんらかの情報なり知識の集積がある。その集積の質が高ければ質問も上質になる。 #SalondeF
2014-11-05 22:03:40まだ続く:)。で、「good question」と誉めた後に「あなたはどう思うの?」と子どもに聞くのです。良い質問が出るという事はもう考え始めているという証拠でもあるから。 答えが出ない場合はいっしょに考えるんですが、ともかく簡単に答えを与えない。 #SalondeF
2014-11-05 22:11:56家庭では親が子どもに「あなたはどう思うの?」と聞くのだけど、教室の場合は、教師は質問した生徒に聞くだけじゃなく「他のみんなはどう思う?」と聞くと想像。これはディスカッションの実習にもなる。この観点から、池上さんの「いい質問ですね」の使い方に疑問あり。了 #SalondeF
2014-11-05 22:19:17