宮部みゆき『模倣犯』の英訳・電子出版(全5巻予定)がスタート、京極夏彦『巷説百物語』の英訳予定も
クリーク・アンド・リバー社が手掛ける日本の小説家・漫画家の世界進出プロジェクト『Japan Authors’ Gallery KAORI』が開始され、2014年12月、その第1弾として宮部みゆきの小説『模倣犯』の英訳版第1巻が電子出版された。
『Japan Authors’ Gallery KAORI』公式英文サイト
http://www.cri.co.jp/KAORI/
クリーク・アンド・リバー社公式サイト(日本語)
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まとめ
東野圭吾『悪意』が英国『フィナンシャル・タイムズ』紙で2014年ミステリーベスト5に選出される
まとめました。
◆関連Togetter
湊かなえ『告白』が米国『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙で2014年ミステリーベスト10に選出される(2014年12月13日)
http://togetter.com/li/757017
中村文則がアメリカのミステリー雑誌の表紙を飾る!(2014年12月12日)
http://togetter.com/li/756731
宮部みゆき『模倣犯』の英訳・電子出版(全5巻予定)がスタート、京極夏彦『巷説百物語』の英訳予定も(2014年12月20日)
http://togetter.com/li/759874
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まとめ
日本の本格ミステリーを世界へ! 「The BBB」2周年記念イベント、2014年12月7日新宿にて開催
「The BBB」公式サイト(2012年12月1日公開) http://thebbb.net/jp/
清涼院流水氏のこのプロジェクトへの思いは以下の記事などで語られています。
「日本のエンターテインメント(特にミステリー)小説は世界に通用する!」(翻訳ミステリー大賞シンジケート) http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20130130/1359494740
「BOOKSCAN × 著者インタビュー : 清涼院流水」 http://www.bookscan.co.jp/interview2/172
「海外の電子書籍市場で日本の小説を売るということ――プロデューサー清涼院流水に聞く」 http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/14..
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まとめ
「本格(Honkaku)」という言葉が米国『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』のブログで紹介される
英語には「本格ミステリ」の「本格」に相当する単語がないと言われています。
英語圏のミステリ評論家もその「不便さ」(?)を感じていたようで、ツイストの効いたプロット、結末のサプライズ、フェアプレイなどを包摂する概念を表すものとして、日本の「Honkaku」という言葉が紹介されました。
◆続報◆(2014年10月14日)
http://togetter.com/li/731940
◆関連◆(2014年10月17日)
http://togetter.com/li/733197
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宮部作品、京極作品の英訳の既刊
宮部みゆき(ミステリー、サスペンス)
『All She Was Worth』は『火車』。
宮部みゆき(ファンタジー、ホラー)
『ブレイブ・ストーリー』、『英雄の書』、『ICO 霧の城』および怪談集『あやし』が英訳されている。
京極夏彦
長編では『姑獲鳥の夏』と 『ルー=ガルー 忌避すべき狼』が英訳出版されている。『死ねばいいのに』も英訳されているが、これはiPhone/iPad向けの日本語アプリ(2011年)に収録されていたもので、英語圏の人には残念ながらほとんど読まれていないようである。