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【文化】沖縄タイムス:2033年、旧暦の危機 現在使用の「天保暦」破綻 okinawatimes.co.jp/article.php?id… 「2033年の冬至から翌年の春分にかけて、旧暦が作れなくなる事態が…国立天文台…『「2033年問題」は承知しているが、民間で解決すべきで国は関与しない』」
2015-02-19 07:49:46(承前)「今の旧暦は1844~72年に日本で公式に使われた『天保暦』。非公式となった後も約170年間、重宝されてきた…『40~50年ごとに「改暦」…100年以上も使い続ければ、破綻が生じるのは自然』中国…政府が今も公式に中国式の旧暦を作り「2033年問題」も解決するとみられる」
2015-02-19 07:49:49旧暦破綻問題、日本で解決に動くのは「意外にも稲福さんは『婚礼業界だ』と予想する。旧暦が作れないと、旧暦に基づく仏滅、友引など「六曜」も定まらない。『大安がいつか分からなければ、多くのカップルが挙式日を決められなくなるから』だという」。ゼクシィ改暦特別号とか出るのか。胸熱。
2015-02-19 07:53:44国が二つの暦を扱うことなどあり得ない、というのは古代中国以来の正統的な発想であるから当然と言えば当然。天保暦は現在の日本国からすれば正統な暦ではない俗暦なので関知すらしないというのは全うな見解。。。と言ってみる 〉RT
2015-02-19 07:58:01日本の戦国時代だと、地方の寺社が勝手に暦を作っていたから(地方暦)、日付がずれることなどしょっちゅう有ったとのこと。(今、具体例がすぐに出てこない。。。)そんなことを考えると、2033年も、勝手に幾つかの旧暦設定が出てくると思う。それでいいんじゃないのかなあ。由来さえ分かればw
2015-02-19 08:02:47畏れおおいことです RT @hashimoto_tokyo: 前2RT:佐藤先生(科学史、和算)、改暦プロジェクトとかやらないのでしょーか。
2015-02-19 08:14:10ただ、先程も呟いたように日本での天保暦はもはや正統な暦(科学)ではないので、これのルールを改変する権威というか根拠が無くなってしまっている。江戸時代の暦学者が200年くらいの置閏推算をしてくれていたら、面白かっただろうなあと思う。彼らが新しい暦のシステムを考案したかもしれないので
2015-02-19 08:26:34暦の計算をするときに具体的な日付を将来的にどこまで明示するかというのは、まあ、その時代のマンパワーと計算器(そろばんとかコンピューター)に依っているわけだが、中国の清朝ではこれが政治問題になったこともあって厄介。
2015-02-19 08:35:56清朝ではイエズス会の宣教師を使って天文暦学の計算をさせていたが、そこで出したデータが100年単位の推算だけだった。これに対して反イエズス会保守派が「我が清朝は永遠無窮のはずなのに100年しか予測しないとは何事か!」と難癖をつけて罪を負わせてしまった、という逸話があった。。。
2015-02-19 08:39:51そういえば福澤諭吉先生も『改暦弁』という本を出されて儲けられてました。。。 RT @hashimoto_tokyo: @ke_1sato 新暦「佐藤暦」を販売して大儲けですよ。
2015-02-19 08:47:482033年問題の最後に。大安、仏滅などの設定も問題になるが、抑もこの六曜という風習自体が日本では明治以降に定着したもので、江戸時代の幕府が作らせた暦には記述すらなかった。(六曜は明治期の占い業界が普及させたもの。)これを機に、無用な日付意識を撤廃するのも良いかもしれない。
2015-02-19 08:57:34閏月の設定の仕方は置閏法と言われているが、2033年問題は旧暦の置閏法が想定していなかった事態になるのかな。これは科学史的には面白い話で、イレギュラーな現象にどう対処するかという「理論の危機」を招き、場合によっては「パラダイム・チェンジ」が続くというお約束のパターン。
2015-02-19 08:21:00佐藤先生による旧暦の話(2012年)。
今日は2月29日ということで、4年に1度訪れる一年の日数の「端数」につじつまを合わせる日。これが、江戸時代まで使われていた旧暦(太陰太陽暦)だと、1年=13ヶ月の年を作って季節と暦にずれが生じないようにしていました。今思うと、豪快なまでの日付操作です。
2012-02-29 09:03:33旧暦の話のついでに。1年に13ヶ月ある年の余計な月を「閏月」と言います。月の満ち欠けで1ヶ月を計ると29日か30日。それを12倍すると大体354日しかならず、太陽の公転周期で計った1年=約365日との間に毎年11日ぐらいのずれが生じてしまうわけです。そのずれを直すのが閏月。
2012-02-29 09:10:00(旧暦)→問題は、どのタイミングでその閏月を設定するか。季節の目安として立春、雨水……といった24節季があります。1ヶ月の間に24節季の2つが入るように旧暦は設定されていますが、たまに1つしか入らない「変な1ヶ月」が発生します。これを「閏月」とするわけです。
2012-02-29 09:14:20(旧暦の話)→以下の話は暦研究者・岡田芳郎先生の本にも載せられているものだが、日本が旧暦から今の太陽暦に突然変更になった裏の理由。(明治6年のこと)当時から明治政府の官僚は月給制。ところが閏月が入ると1ヶ月分余計に支払わねばならない!そこで経費を節約するために太陽暦を採用したと。
2012-02-29 09:22:09(旧暦の話)→この太陽暦採用を決断したときの責任者は大隈重信。一方、突然カレンダーを変えられた庶民は大迷惑。「太陽暦って何だ?」ということになって、『改暦弁』というパンフレットを書いて大儲けしたのが福沢諭吉。いやあ、こんな所で早慶の創設者がペアになって出てくるなんて。面白い歴史。
2012-02-29 09:25:54