@Butayama3 じつはフレミング、前にも同じような実験の失敗から大発見をしてた。たまたま風邪か何かひいてたとき、寒天平板にブドウ球菌を塗った後、盛大にクシャミをした。そのときの唾(一説には鼻水)が飛んだところの、ブドウ球菌が死んでしまったことを見つけた。これが(承前
2015-05-22 19:41:20@Butayama3 その発見があったので、フレミングは「アオカビが、ブドウ球菌を溶かす(=溶菌)物質を作ってる」と思いついたのね。で、そのアオカビだけを取り出して(今度はちゃんとコンタミせずに)液体培地で培養した後、その培地を濾過した液をブドウ球菌にかけたらやっぱり生えなかった
2015-05-22 19:52:06@y_tambe へえー。実験は下手だったけど、ちゃんと観察して考える力があったのね。
2015-05-22 19:54:17@Butayama3 ただカビの培養液なので、いろいろ雑多な成分が多すぎた。フレミングは細菌学者で、物質の精製とかの化学実験は専門外だったから。10年以上たってからそれを実現したのがフローリー&チェインの二人の化学者たちだった、という。
2015-05-22 19:55:03偶然の発見をものにするという意味「セレンディピティ」。
@Butayama3 こういう「偶然の発見をモノにする」ことを「セレンディピティ」というのだけど、その代表的なエピソードの一つ。歴史的な大発見には、こういうエピソードが多い。ホントのところはどうだったのかな、と思わなくはないのだけど、まぁ「言い伝え」ってことで。
2015-05-22 19:57:06@y_tambe ちょっと、わいたんべさんも狙いましょう。セレンディピティ。ヽ(゚Д゚)ノ
2015-05-22 19:58:23@Butayama3 狙って出来たら苦労ないわ! ヽ(゚Д゚)ノ つーか、そもそも狙ったらセレンディピティちゃうわ! ヽ(゚Д゚)ノ
2015-05-22 19:59:44@Butayama3 細菌も細胞壁を持ってるけど、これが物理的に細菌の細胞を浸透圧から守る働きをしている。細胞壁が壊されると、それが上手く行かなくなって溶菌して細菌が死ぬ。ペニシリンも細胞壁の合成を出来なくする薬(…という話が熱中教室プリントにも載ってるはず)
2015-05-22 20:12:57@y_tambe かぶってもいいんですよ!テンパりキャラ歓迎!ヽ(゚Д゚)ノ #シュッとしたところからの脱却
2015-05-22 22:50:48@y_tambe あったわ。54pかしら。 あのプリント、ありとあらゆることが書いてある気がしてきました。
2015-05-22 23:37:15@Butayama3 書いてないことも多いのだけどね。ちなみに、らせん菌は9ページに図だけ載せてるよ。原図を見れば、スピロヘータがちゃんとエンベロープの内側に鞭毛持ってる様子が見えるはず。
2015-05-22 23:40:00@Butayama3 ちなみに、元はカラーのこの図ね。昔、3DCG作製ソフトで自作したヤツ。 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9…
2015-05-22 23:41:55@Butayama3 昔から絵心が無いのが悩みでねぇ。図形の組み合わせとかでコンピュータに描かせられる時代になって、やっと何とかできるように。
2015-05-23 00:35:05