【道具とルール】武道、武術の変化【二刀流の話題もあるよ】

古流武術の修練を行う上で大きな問題の一つが「いかに安全に稽古するか」です。 道具を工夫したり想定(ルール)を設定して練習するわけですが、逆に道具やルールによって技が変わってしまう可能性も…。 興味深い話題なのでまとめさせて頂きました。
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みんみんぜみ @inuchochin

@8koudegozaru 素振りや形の1人稽古は居合だけじゃなく剣や槍長刀棒でも普通ですね。柔術だって受身や体捌きや素振りやがありますし。居合は難易度が高いというか鍛錬的な意味で1人でやるのに向いてるんですかね

2015-07-29 00:29:14
みんみんぜみ @inuchochin

@kawamurakeishin @8koudegozaru まあ林の神社に籠るんですからボッチだったんでしょう(武芸者みんなそうか

2015-07-29 00:31:14
みんみんぜみ @inuchochin

結構詳しくなってると思ったら窪田清音等色々編集してる人がいるんだ。しかし今の田宮流を紀州田宮流とするのはおかしくない?西条藩は?田宮流 - Wikipedia ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0…

2015-07-29 08:24:57
みんみんぜみ @inuchochin

RT、こういう話は本来流派関係者が資料調査して出てくるべき話なんだけど、昭和の武道家は調査とか批判的精神とか嫌いだから難しいんだろうな。師匠に流派を習う態度と学問的な調査が矛盾してしまうんだろうか。

2015-07-29 12:27:02
みんみんぜみ @inuchochin

いわゆる古武道は歴史が長いから当然変化しつつ現代まで伝わってきてるわけだけど、別に古いものが良いわけじゃなく、流派伝授に関しては師匠の教えは絶対と思って習わないといけないのは当然の事です。でも、伝わってきた経緯、昔日の習慣や稽古法、思想を知らないと古い流派は理解出来ない

2015-07-29 12:37:46
Toyosaka Laboratory @ToyosakaLabo

どんなふうに今の田宮流の技が構成されたか、ちょっと分かってきたかもしれない…苦労はされたんだろうな。

2015-07-29 12:38:13
みんみんぜみ @inuchochin

例えば「武士は大小が当たり前」という考えから太刀のみで稽古していた形を大小差しに変えたり、「これは戦国時代の技」「甲冑の座方」だから甲冑着用の型に変えたりする現代人がいるけど、「自分が正しい、江戸時代(維新後)に変更されたから元に戻す」と歴史的な知識の不足から思い込みで改変する

2015-07-29 12:42:32
みんみんぜみ @inuchochin

改変した師匠の元で習う弟子は、当然師匠が正しいと思うだろうし。 新しい稽古法を試したり、実験するのは良いと思うけど「昔はこうやっていた、これが正しい」と言い出すとややこしいし、習う方も古武道だからと昔からそうやってたと思いがち。

2015-07-29 12:45:50
みんみんぜみ @inuchochin

習う弟子にはあまり罪は無いから、教える方が正しい知識を得るべきなんだけど、妙な改変創作する人は正しい知識を得ようとするとも思えないし、間違っていても訂正しなかったり、間違いを認めずこっそりなおしたりするみたいだから、習う方が自衛しなきゃいかんと思う(; ̄ェ ̄)

2015-07-29 12:49:28
みんみんぜみ @inuchochin

現実問題、古武道習う人は知識無いし、入門前から知識付ける必要は無いから、どうしたものでしょう。 習う側は教わったものを教わったまま出来るように稽古するのが第一でしょうし、余計な事は考えない方が上達するから。 でも弟子と師匠の立場を利用する人がいるからややこしいんだよね。パワハラ。

2015-07-29 12:54:43
みんみんぜみ @inuchochin

例えばある流派では江戸中期以降、小具足が小具足姿の武術と考えられていた時期があったりするし、ある流派がある時期から昔は甲冑着用の技だったと信じらていた歴史があったりするみたい。でも現在進行形なのは異議申し立てが必要だと思う。twitter.com/baritsu/status…

2015-07-29 20:18:26
ちていのき @baritsu

「昔はこうだった、だからこれが正しい」問題は難しいんだよなぁ。例えば「柔道着の白は死装束。礼で畳に目を落とすのは首を差し出す覚悟」なんて言う人がいる。もっともらしいけど後付け。でも歴史の中でそんな風に捉えられた時期があるのも確か。となると「正しい昔っていつ?」てなる

2015-07-29 17:02:08
ちていのき @baritsu

そこも難しいところですねw  ただ古流だと現状として「保存」のものなんで、いま解釈やり方を変えるのはマズいですよねー。@inuchochin

2015-07-29 20:26:28
みんみんぜみ @inuchochin

前半は体験含め面白かった。流派の形を見てるとそもそも切れ味が良くない刃物でも勝てる技で組み立てられてるような感じに思えるけど、どうなんだろうか。先師たちに聞いてみたいな。

2015-07-29 20:37:03
みんみんぜみ @inuchochin

@baritsu 色々変えるのもアリだと思いますが、何をどう変えたかはっきりさせといてほしいですね。江戸時代の伝書でさえ⚪︎⚪︎師の工夫とか誰々が手をこう変えた、とか書いてある事が多いですし笑

2015-07-29 20:41:03
みんみんぜみ @inuchochin

北斗の拳のザコかと思った。防具は新しい試みなんですかね。なんで竹刀はそのままなんだろ。 天然理心流竹刀稽古m.youtube.com/watch?v=LnDa3y…

2015-07-29 20:46:37
リンク YouTube 天然理心流 竹刀稽古 予告編 Budo Tennenrishin-ryu 天然理心流道場「試衛館」で行われている竹刀稽古をご紹介します。(予告編)
西瓜 @nishi_nashi

@inuchochin うちの流派は斬り結びに刃部を使いませんから刃引してなくても無問題です。確かに刃引でも十分な殺傷力あるでしょうが、(うちの流派はないですが)多くの古流には切れ味鋭いから成立する技も多いように思います。ぶっちゃけ流派の考え方によるんじゃないの?という感じですが

2015-07-29 20:48:07
西瓜 @nishi_nashi

@inuchochin 私弾道ゼラチンで試したことあるんですけど、着物の上から胴や脇を払い切るってのは切れ味鋭くないとできないと思います(それこそ私の刀は刃があまりしっかりついてなかったので布を切れなかった)。もちろん剣道みたいに打突で切るなら刃引でも問題ないと思います。(続く)

2015-07-29 20:58:32
西瓜 @nishi_nashi

@inuchochin (続き)要は選択の問題で、刃引のメリットはあるけれども、使える技に当然制限はかかる。正しいとか正しくないとかの話ではなくて、流派の理合とすり合わせてどんな選択をとるかという話だと思います。刃引きじゃなきゃダメ、みたいに言われるとそこらへん反論したいですね

2015-07-29 21:02:09
みんみんぜみ @inuchochin

@nishi_nashi 流派によるんでしょうね。逆に衣服があるだけでも鋭くない刀だと切れにくいという点から古い流派の技が理解出来る気もします。 拳や突きは斬れ味あまり関係ないですからね。

2015-07-30 04:32:19

ちなみに海外の中世武術研究協会ではこんな格好で試合をしています。

--二刀流のお話