グラフの作り方講座にげんめっ!(引き続き東京は暑くなっているのか問題を例に)
グラフの作り方講座(http://togetter.com/li/859206)の続きです。前回は自分用に作ったあまりにも言葉足らずなまとめをあまりにも多くの方にご覧いただいたためにちょっとした誤解もありまして、そのへんを補うものとして作りました。前回よりは講座っぽくなったような気がします。
- adonis_fish
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本間基寛
@motohirohonma
@kobiwa_net 日最高気温の8月平均値の経年変化について,線形回帰式をあてはめると,傾きは0.0522でした.30年で1.566℃の上昇に相当.ヒストグラムのピークの移動も1℃ほどですから,妥当なところですね.
2015-08-11 23:36:58
本間基寛
@motohirohonma
@kobiwa_net そして,右側の裾の変化の大きいところが35℃前後に入ってきているので,猛暑日日数の変化も大きくなってきますね.
2015-08-11 23:39:12
本間基寛
@motohirohonma
@kobiwa_net 他力本願で恐縮なのですが,↓の図1-6で,熱中症死亡数が1994年以降急増しています.wbgt.env.go.jp/pdf/1-3.pdf 1994年以後と以前でのヒストグラムも書いてみていただけますか.この「急増」に対して気温の影響はどれほどかを考察するためです
2015-08-11 23:42:17ひとくちに「気温のグラフを作る」といっても
- いつからいつまでの
- どこの
- どんな気温を(最高気温?最低気温?平均気温?)
- どんな風に並べたグラフなのか
- それによって何が見えるのか
- 見ようと思っているもの以外の要素に大きな影響を受けてしまうグラフになっていないか
を(最低限)考えないといけませんねという話です。
で、ここ重要なのですが、そのための手間ひまというのは「自説に都合のいいようにグラフを操作する」こととは似て非なるものです。
気象庁のデータは誰でも利用可能なので
なつやすみの宿題にいじってみてはいかがでしょうか、こちらからCSVでダウンロードできます↓↓
面白いものができたら教えてください(一貫して他力本願)