権威としての真理への懐疑? 隠者氏と中嶋氏の論理を巡る会話のログ

権威としての真理への懐疑? 隠者氏と中嶋氏の論理を巡る会話のログ。ツイッター公式からは枝葉が見づらいので、トゥギャりました。問題は、自我一般という規定を脱却する真理の論理性という命題と思われる。簡単にいえば一般論には論理性がない。隠者氏関連の前まとめ→ http://togetter.com/li/850698
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隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

正しいらしき事をいう事が学者の課題なのかもしれませんが その学者の思惟そのものも権力や権威に左右されている。

2015-09-02 09:49:41
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr 隠者さんおはよう。君が色々な人とやり取りをしているのを見ていて、君は自分が「偏る」ことを警戒するあまり、自分の確固たる意見、認識や思考の核のようなものを持てずにいるのではないかと気になります。人はどう頑張ったって自らの偏見を逃れることはできない。

2015-09-02 10:40:43
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr 虎穴に入らずんば虎児を得ずの喩えではないけれど、自らの偏見に徹底的に執着しないと真の認識には近づけませんよ。もっと自分の実感、価値観、信念――それは当然他人のそれと激しく対立する――にこだわるべきでしょう。偏見を恐れてはいけません。

2015-09-02 10:44:58
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant おはようございます(^^)/ 実は、僕は偏見というものは間接的に認知をすることが可能であると思っています。 相手に対しての負の感情を抱く事がまだ私にもあります。 方法論として逆にそれを手掛かりに理性でバイアスの修正をすることが出来る筈です。

2015-09-02 14:20:12
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 僕は「思想」というものを尊重こそすれ、信じません。 何故ならばデカルトの言うとおり思想には「欺く神」が存在するからです。 理性は曇り、苦しみは増し、その苦しみはより弱き者に擦り付けられます。 だからこそ僕は偏見から逃げずに相対して行きたいのです。

2015-09-02 14:33:02
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr 隠者さんの中では論理の筋がきっとあるのだろうけれど、ぼくにはその筋が見えないんだよね。おそらく他の人もそうなんだと思う。思想➡信じない➡デカルト➡欺く神➡理性が曇る➡苦しみが増す➡弱者に擦りつけられる➡偏見から逃れずに相対する、この➡が繋がらない。

2015-09-02 15:27:17
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 別の喩えになおします。 思想を否定される事により苦しみが生じる。 →怒りがわく→理性を喪う→判断力を喪う→争いが生じる→争いに負ける→相手を憎む→相手の事を思い出すだけで怒りがわく。 この構図が永遠回帰しているように私の目には映ります。

2015-09-02 15:31:24
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr まず、どうして思想を否定されることが苦しみなんだろう、しかもそれがどうして怒りになるんだろう。その点からして論理的ではないよね。それは隠者さんの個人的感慨であって、決して普遍的事象ではないと思うのだけど。

2015-09-02 15:50:03
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 逆に先生に伺いたいのですが、どのような時に苦しみを感じますか? また、苦しみが怒りに転化してしまった事は有りませんか? 個人的には思い通りに行かないときに苦しみを感じ、 怒りは苦しみを発散させようとする心の動きだと感じます。

2015-09-02 15:55:22
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr それは色々なときに苦しみは感じますよ。まあほとんどはお腹が痛いとかの身体的苦痛だけどね。怒りになるともっと少ないかなあ。いずれにせよ、人が何に苦痛を感じ、何に怒りを感じるかはまさに人それぞれで、その一般的傾向を考えることにあまり意味があるとは思いません。

2015-09-02 16:20:58
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr だから、怒りは苦しみを発散させることだとも思えない。そういう感情はむしろ幼稚だと思う。駄々っ子の怒りですよ。確かにこの世は苦痛に満ちていると言えなくはないけれど、それを怒りで解消しようなどと言うのは子供の世界じゃないかなあ。

2015-09-02 16:24:34
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 思想や理想、思い込みや過ち 要求するレベルが高くなればなるほど満たされるもの。不幸を感じてしまう物だと感じます。 決してこれは普遍的ではなく、少なくとも僕自身においてはそうであるという事です。 要するに、証明ではなく帰納的な推測に過ぎません。

2015-09-02 16:27:05
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant はい、仰る通りの動物としての幼稚さを抑える機能が、理性であったり自我であるのかもしれません。

2015-09-02 16:29:16
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 要求するレベルが高くなればなるほど「満たされない」ものですね。訂正です。 等身大の自分を開示せず、見栄を張るからこそ却って苦しむことになるのかもしれません。 スランプの原因も自己への過大評価が原因の様な気もします。

2015-09-02 16:35:22
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

哲学者というものは「広く浅く」でもなく「狭く深く」でもなく 「広く深く」でなくてはならない。

2015-09-02 17:43:35
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

哲学の機能とは、もしかしたら単に批判の為の批判論者を育成する事ではなかったかと僕はふと思うのだ。 だとしたら少なくとも 哲学学者はそれでうまい飯が喰えるし、 ニート哲学者はルサンチマンを解放するに過ぎない。 僕は白日の元に曝したいと願う。生涯を賭けて。

2015-09-02 18:07:41
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

哲学に過去も現代も無い。 人間が人間の事を観察限りにおいて真実はいつも一つであるからだ。 批判を目的として批判の為に哲学をする時代は、もう終わりにすべきだと思います。

2015-09-02 18:09:01
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

マルクスの想定したイデオロギーはカールマルクス自身にも及んでいることに本人は気づかなかった。 それが後の哲学史の潮流を拘束しているのであれば、 哲学史の派閥そのものがイデオロギー的発想という事になるだろう。 twitter.com/shisoshi_tan/s…

2015-09-02 18:21:02
政治思想Bot @Seiji_shiso

政治プロパガンダとしてのマルクス主義はソ連崩壊で一応の終結を見た。しかしマルクス思想の意義が完全に死滅したわけではなく、現代国家における社会権 規定の充実はマルクスの存在なしには実現しなかったであろう。またフランクフルト学派やポストモダンなど思想史的にも大きく影響が及んでいる。

2015-09-02 16:22:08
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@kohokuya 知識と智慧というものは全く別の概念であると思います。 パソコンで喩えると、 知識はHDDの容量であり 智慧はCPUの演算能力といったところでしょうか。 偏った演算結果を伝えるCPUはスペックを誇るだけで、内実は何の役にもたちません。

2015-09-02 21:55:11
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr 仕事で中座してしまってごめんなさい。そのような隠者さんの個人的感慨はそれでいいんで、いつも気になるのは隠者さんの内的論理で、どうもそこが脆弱なためにきちんと論理的な説明になっていなかったり、受ける側が到底埋められない飛躍があったりするわけ。

2015-09-02 22:08:55
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant 今日もお疲れ様です。 僕はTwitter上で個人的見解を他者に押し付けない様に心がけています。 基本は質問です。弁証法とも言いましょうか。 求められたら「個人的には…」と前置きをしたうえで自身の見解を述べ 相手方の見解に疑問点が有ったら質問をするに留めます。

2015-09-02 22:13:35
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant そして…なるほどと想ったら、有難くお智慧を拝借させていただいています。 それこそが、僕の議論についての目的でもあります。

2015-09-02 22:18:20
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr まあ、それはそれでいいんだけど、余計なお世話でもあるんだけど、色んな議論を見ててもっとこう言えばいいのにとか、それでは相手に伝わらないなあとか思うことがよくあるんでね。自分の論理をしっかり組み立てないと、自称であれ「哲学者」として世界を語れないでしょう。

2015-09-02 22:26:28
中嶋 哲史 @J_J_Kant

@inja650rr 学ぶことはもちろん大事なんだけど、語ることも大事だし、人はそれを期待しているんだよね。隠者さんからなるほどそういう見方もあるか、それは確かに考える必要があるなと思えれば、その方がお互いにいいでしょう。

2015-09-02 22:30:02
隠者(阿羅漢 周利槃特) @inja650rr

@J_J_Kant ありがとうございます。 実は僕は自ら「論理的に」云々と言いながら 論理性というものを信じていなかったりします。 感情というものは論理を容易く否定するものです。 それが多数決とか権威に訴える論証なのだと個人的には感じます。

2015-09-02 22:40:35
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