没20年、「司馬遼太郎」について皆さんの一言(2ツイートしばり)
- gryphonjapan
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@nonomaru116 司馬先生の偏食はそれはそれは壮絶だったようですからねw司馬作品に出てくる食べ物は大抵まずそうですし。むしろいかに不味そうに書くかに情熱が有ったようにもw
2016-02-16 10:50:32司馬遼太郎の作品に出てくる登場人物は、基本的には権力欲か責任の遂行にしか興味が無い人々で、それ以外の欲望がストンと抜けていますね。対して池波正太郎作品は、権力意外への興味感心が非常に高い人々ばかりで、実に対照的ですw
2016-02-16 11:05:26@NAITOMiwa TLで最近見かける司馬遼批判、今日内藤さんがRTしてくださった銀英伝批判、というかファン批判ですね。ちょっと勢いがあって私もどきどきしました。変な連想ですが「造反有理」と若者から叫ばれて吊るし上げられてた中国の知識人の気分…?
2016-02-16 10:59:15司馬史観が気持ち悪いんじゃなくて司馬遼太郎をダシにして自分の意見を語ろうとするのが気持ち悪いんじゃないか、という気がしてきた。 ちなみに私がよく言ってる「長宗我部元親が晩年ボケた」説は夏草の賦を読んだ感想なんだけど
2016-02-16 11:00:15”2016.02.14Nスペ「司馬遼太郎思索紀行 この国のかたち」が惨憺たる質なのに驚愕 ” togetter.com/li/938616
2016-02-16 11:08:49全共闘世代のおじさんの中には、網野史観がどうこうアジールがどうこういうのが大好きで、司馬遼太郎的な英雄史観こそが諸悪の根源であるという変な考え持ってる人が結構いる。多分黒猫亭の爺さんもその一人って言うだけ。新宿ゴールデン街によくいるこじらせジジイ
2016-02-16 11:12:40全共闘サヨク爺さんは、阿部謹也がどうこうとか網野善彦が云々とか言えば、自分が知的だと思ってるバカなおじさんいるけど、そもそも歴史学自体が今や傍流だし、単なる根拠の無い思いつきのたわごとでしかないという点で、アナール学派も司馬史観も大して変わりない。
2016-02-16 11:19:04司馬史観なんて歴史好きの間ではかなりアレな扱い受けてて、徐々にその理由を知るようになったけど、間違いなく小説家としては素晴らしいと思ってる。 本当に面白い。引き込まれる。文才ってこういう事だと思う。だから「信じてしまう」人も沢山居て影響与えちゃうんだろうけどw史観は別として好き。
2016-02-16 11:13:41@Crowofdawning 司馬遼や銀英伝には、どっぷりその世界観にはまる楽しさがあるんですよね。はまらないと楽しくないしw でも妙な刷り込み効果があって、毒にも薬にも。ただTwitterで「民主主義がー!」って叫んでる人がヤン・ウェンリー引用してるのあまり見かけませんね。
2016-02-16 11:17:06司馬遼太郎も池波正太郎も作品としてはアリな話だけど陶酔とかしちゃうファンが厄介な面露わになるのは別にオタク業界じゃありがちな話なんでそのぉ。だって、わが身振り返れば田中芳樹とか言わずもがなの#大サトー的なアレソレとかあるわけですしねぇ、いや、その、ほどほどが一番ですよ、はい。
2016-02-16 11:23:10さらに続けると最近のアニメやラノベ、漫画から幕末新選組好き派、戦国武将派になった人たちはフィクションだという前提で歴史を語ってて、司馬遼太郎をフィクションだと思わない司馬遼太郎好きな人間のほうがカス twitter.com/ms06r1a/status…
2016-02-16 09:51:25そういうのが不意に誰かに奨められて司馬遼太郎を読むと、司馬遼太郎を教科書と同じように「正解しか書いていないもの」と認識するんじゃよ。
2016-02-15 14:21:27んで聖典と思ってしまうから、「それ違うんじゃないのー?」みたいなツッコミをすると逆ギレしだすまでが一連の流れ twitter.com/ms06r1a/status…
2016-02-16 09:47:50なんで司馬遼太郎で数日前から騒がれてるか分からんが、おれは先ずあのシルバーシイタケのご尊顔が気に食わず小説はやっと項羽と劉邦読んだきり、夏侯嬰の蝉の止まり樹セックスの描写くらいしか記憶がない。でも司馬遼原作の大河ドラマはみな不思議と充実感がある。
2016-02-16 12:40:46今、一坂太郎の「司馬遼太郎が描かなかった幕末」読んでるけど、司馬遼太郎が巧みに混ぜて来てるフィクションを「これも嘘、あ、ここもな?」って教えてくれてとても楽しい。
2016-02-16 12:33:04司馬遼太郎ってエンタメとしては最高なんだけど、歴史として見ようとするとちょっと英雄崇拝が行き過ぎちゃうかな。やっぱり僕は、「名も無い戦士で歴史は成り立ってる」って立場です。
2016-02-16 12:31:03昔は歴史モノは山岡荘八か吉川英治がメインで、池波正太郎や司馬遼太郎は軽いと言われてた様な気もする。今は司馬遼太郎メインみたいな。知らない人は項羽と劉邦の入門は本宮ひろ志の「赤龍王」を読んで欲しいな。無料で読めたはず twitter.com/yuuraku/status…
2016-02-16 12:31:07好きな武将調べてから司馬遼太郎作品読むと読むのにすごい時間かからない?解釈の違いで受け入れられないというかそんな感じで途中で読めなくなる
2016-02-16 12:22:22司馬遼太郎氏は宮崎駿氏とどこか共通するロマンチスト。「ダメ・怠惰な人間」を許さない。亡くなった直後には、氏がバブル末期頃から「日本人の精神が根本的なところで壊れて来ている」と警鐘を鳴らした事をTVでも取り上げたけど、”その結果”たる今は公共放送も日本賛美だけ取り出して祀り上げる。
2016-02-16 12:19:03雑賀孫市や大村益次郎、河井継之助なんかは司馬さんが取り上げていなければ、人口に膾炙するのは10年20年遅くなったかもしれない。江藤新平や長宗我部盛親を書く人も他にはいなかったと思うんですよね。僕にとっては素晴らしい歴史ガイドおじさんでしたよ(^_^)
2016-02-16 23:19:32ちなみに司馬さん、例えば大河ドラマに登場はしても、見流されちゃいそうなキャラクターを主役に取り上げたりする。現在でこそ有名になったけど、僕が古田織部という人を初めて知ったのは、たぶん二十歳前後の頃に読んだ短編集に収録されていた、『割って、城を』による。
2016-02-16 22:31:55記憶で書くけど。司馬遼太郎の短編集『豊臣家の人々』の中の一編『大和大納言』の中で、主人公の小一郎秀長(秀吉の弟)が、山崎の合戦の直前に秀吉から姫路城の留守居役を命じられ、その勤めを果たしたことに黒田官兵衛が賛辞を送るシーンがある。でも実は秀長は山崎の合戦に参加してるんだよね。
2016-02-16 22:11:15