新潟行きの新幹線に乗ったはずが、着いたのは北海道…12時間かけて家に帰った乗り間違いの顛末

JRには乗り間違えたときの対処があるそうです!
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Twitterユーザーのすみれめ論(@thmilemelon)さんは新幹線を盛大に乗り間違えてしまい、東京から新潟へ向かうはずが、北海道の新函館北斗駅に到着していた。この時の実況ツイートが話題になっている。

現実に気づいたときのツイート

すみれめ論さんはこの時、東京でのライブに参加したうえ朝までお酒を飲んでおり、かなり酔っていたという。朝6時に東京駅の新幹線乗り場に行き、6時8分発の新潟行「とき301号」に乗ったつもりだったが、実際に乗ったのは6時32分発の北陸新幹線・新函館北斗行の「はやぶさ1号」だった。

すみれめ論さんは、

発車してから4時間強、終点の新函館北斗駅に到着する直前の車内アナウンスの音楽で起きました。

という。

北海道にいるという現実に気づき酔いも覚めたすみれめ論さん。駅員さんに事情を話すと、駅員さんの判断により、追加料金などなく無賃で新潟へ帰ることができた。

これはJR東日本の旅客営業規則にある「誤乗区間の無賃送還」という対応。駅員さんに乗り間違いを認めてもらえれば目的地まで送還させてもらえるというものだ。

すみれめ論さんが見せてくれた当時の切符。「誤乗」スタンプが確認できる(文字はすみれめ論さんによる)

結果、すみれめ論さんは新函館北斗駅から大宮駅まで戻り、上越新幹線に乗り換えて新潟まで戻ることができた。

新函館北斗駅の改札を出ずに待合室で待機、12時48分発の東京行「はやぶさ24号」で大宮まで行き、大宮駅で17時6分発の新潟行「とき333号」に乗り換え、新潟駅まで行きました。

新函館北斗駅で約2時間待機、大宮まで約4時間、新潟まで約2時間なので、計8時間かけて新函館北斗駅から新潟まで帰りました。東京から新函館北斗駅まで4時間なので、東京から新潟への移動に12時間かかったということになります。

今回の失敗からいろいろ学べたというすみれめ論さん。その後、この出来事を漫画にしている。

もしも新幹線の乗り間違いをしてしまったら、この出来事を思い出そう。

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