園芸初心者だけど、小学生に戻りたいからアサガオを育ててみた約2ヶ月間の記録

来年、小学校で朝顔を育てる小学生は全員読もう
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下校をします!

そんなわけで、約2か月かけて、無事にアサガオを咲かせました。

いまからアサガオを持って、家路につきます。

僕の後ろで人が寝ているのはスルーしてください(僕の住んでる場所は治安が悪いので)。

 

下校スタート(脳内で斉藤和義の「歩いて帰ろう」を流してください)

「夏の小学生あるあるを再現する」

そんなきっかけで始めたこの企画。べつに、アサガオだって造花でもよかったわけです。

でも、僕は本気で小学生に戻りたいからこそ、嘘でごまかしたくなかった。

大人の腕力でも、アサガオを持ち運ぶのはそこそこ疲れます。

でも、この重さは、目に見える重量だけではありません。

“命の重み”

花や植物を育てたところで食えやしないし、しゃべりもしない。

でも!  それだけではなかった!

懸命に“生きよう”とするアサガオ。

その姿に、僕は庇護欲とも呼べる「親心」が芽生えました。

花と会話はできないけど、会話以上に心を通じ合わせることができた気がします。

たった数十分の帰路ですが、そこには約2ヵ月もの成長の記録があった!

ゴール!

夏の小学生のコスプレ、完成。

9月1日

さて、企画の目的は達成しました。

ですが、ここまで来たら、このアサガオを最後まで見届けたくなりました。

最後とは、種の収穫です。

9月29日~

東京にも金木犀の香りが漂ってきました。秋だね~。

花もすっかり咲かなくなり、代わりに袋が付き始めてきた。

この中で、種が作られています。金玉ですね。

11月30日

金玉がいっぱい

 

袋を指で割ってみると、中から黒い種が見えます。

おお~!

12月初旬

師走

種袋もカラカラになってきたので、袋を摘み取り、殻と種を分けます。

種の収穫ができた!

こんなにたくさん…!

4~6個撒いた種から、最終的に30個以上の種を収穫できました。

ここから、約1~2ヵ月ほど自然乾燥→湿気に気をつけながら冷暗所で保管…という手順が必要になるみたいです。これで、また来年もアサガオを育てることができる!

種だった状態が、芽になり、葉になり、花を咲かせ、枯れ、そして、また種に戻る。

命は……巡る……!

命の循環を理解した、29歳の夏の記録でした。

ここまで読んでくださりありがとうございます!

(おわり)