カナダ発の飛行機内で子連れの客から渡された謎の手紙…翻訳してみると意外な気遣いにほっこり
海外の飛行機内で、見知らぬ子連れの父親から謎の手紙を渡された、というエピソードがTwitterで話題になった。
日本に帰る飛行機で急に袋渡されて「?」てなったけど、こんなことしてくれる素敵な旦那さん見つけたい https://t.co/ODBfcWWYdN
— amu (@i_htgi) 2023年5月9日

投稿者さんのamu(@i_htgi)さんがカナダのバンクーバーから日本へ帰る飛行機に乗った時のこと。幼い子ども2人を連れた乗客の男性から、機内で小さな袋を渡された。その中にはあめと耳栓、そして英語で書かれた手紙が入っていたという。

amuさんが翻訳機を使って手紙の内容を調べると、レオとジョージと名乗る子どもたちからのメッセージが。日本へ祖父母に会いに行くことやフライトに興奮していること、もしもうるさかったら伝えてほしいといったことが書かれていた。
レオは2歳、ジョージは生後8か月とある。どうやらこの手紙、フライト中に子どもたちが迷惑をかけることを見越した父親が、周囲に配慮する気持ちを「子供たちからの手紙」の体で記したものだったようだ。
飛行機乗る前から搭乗口付近を2歳の子とお父さんが楽しそうに散歩してて可愛くて目に止まってたんだけど、乗ってからこの出来事起きて、その後も赤ちゃんを夫婦交代で抱っこしながら機内を散歩したり他の乗客が赤ちゃん笑わせようとしたりしてて、約10時間のフライトが温かい気持ちで過ごせたの。 https://t.co/5BDF5Bx5tR
— amu (@i_htgi) 2023年5月10日
フライト中は、周囲のお客さんが赤ちゃんを笑わせようとする一幕なども見られたようで、amuさんは温かい気持ちで過ごせたそうだ。
投稿をみたTwitterユーザーからは「素敵なエピソードですね! こういうのができる人に自分もなりたいと思います」「子供目線からのメッセージってのがさらに良い」といった賞賛のコメントが続出。
amuさんに、この手紙を受け取った時の心境や状況について詳しく話を聞いた。
近い席の人たちにほとんど配っていたそう
ご家族はamuさんの近くの席でしたか?
私より後ろの離れた席だったと思います。
私がシートに座ったあとに乗ってきましたが、離陸する前に席の近い乗客の方々へお父さんが袋を配っていました。私は英語が読めないので、受け取ってすぐに内容を翻訳機にかけました。

手紙を読んでamuさんはどんな気持ちになりましたか?
飛行機に乗る前にご家族が搭乗口付近で散歩していたのを見かけていたので、「かわいいな~」とほほ笑ましく思っていました。
手紙を読んであたたかい気持ちになり、カナダから日本までは長旅だけど楽しんでほしいと心から思いました。
お父さんは大きめの紙袋にこのお手紙セットを入れていたようで、私の席に近いシートの乗客の方たちにまでほとんど配っていたように見えました。
子どものことをケアしながら周囲にも気遣っていた、ご家族の思いやりあふれる行動にほっと心があたたまる。手紙をくれたご家族が、日本滞在を楽しめることを心から願う。