中学時代「毎日の朝食」を友人から記録され続けていた人に反響 動機が謎な一覧表が味わい深い

毎月の「パンの日の確率」最大94%
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中学時代の友人がつけた「朝食一覧表」を見つけた、という投稿がX(Twitter)で話題だ。

一覧表に記されているのは、投稿者・一ノ瀬翔太(@shotichin)さんの中学三年時の毎日の朝食メニュー。こちらは当時一ノ瀬さんの友人が作ったもので、一ノ瀬さんが実家の荷物を整理している時に出てきたそうだ。

「ジャパンの朝食一覧表」。ジャパンは一ノ瀬さんの当時のあだな
「Part2」。1か月で飽きることなく、翌月も朝食の記録は続いた
「Part3」。土日や春休みは休日のため記録がない点も味わい深い
「Part9」。記録スタートから1年が経過

一覧表には日付とその日のメニューが並び、1枚におよそひと月分が記録されている。また末尾にメニューの傾向も記されており、「パンの日の確率」「なにかしらチョコを使っている確率」「おばあちゃん家から、もらっている確率」など、友人がピックアップしたと思われるトピックについて、パーセンテージで表している。

この投稿にXユーザーからは、「なんて…マメな人なんだ…」「何が目的なのか?」と驚く声や、「テキストのインスタグラムだと思います」と友人の行動についてさまざまな感想が寄せられた。

友人がなぜこんな記録を始めたのかを一ノ瀬さんに聞いたところ、きっかけは覚えていないそう。当時その友人とは毎朝一緒に登校していて、その際にメニューを聞かれていたようだ。ちなみに、ご友人の人柄については「『ハリー・ポッター』が大好きだった」とのこと。

また、今回の投稿がXで広く拡散されたことをきっかけに、記録を制作した当の友人にこのポストが届き、久しぶりに連絡を取ることもできたそう。

自分の家にも、どこかに置きっぱなしの昔の荷物の中に、若き日の友人関係を思い出させるアイテムが眠っているかもしれない…そう考えると胸が熱くなるエピソードだった。

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書いた人
中野ようす

野生のフリーライター。本とお笑いを摂取し日陰で眠り、たまには濡れた犬の匂いが嗅ぎたい。Twitter:@nakano_books