新郎新婦の隣にボディビルダーと石油王!?主張が強すぎる姿で披露宴に参加した兄二人の写真が強烈

ノリノリなお兄様たちとのステキな披露宴について聞きました
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X(Twitter)に投稿されたとある結婚式の写真。新郎新婦と写る、インパクトの強い親族のビジュアルが話題となっている。

「ドレスアップ」の渋滞

新婦であるjiji妻(@jiji_tsuma)さんが投稿したのは、新郎新婦を取り囲むようにして写る新郎と新婦それぞれの兄とそのご家族の写真。一見、おめでたい席のすてきな写真の構成に見えるが、注目すべきは新郎新婦の兄たちの風貌だ。

新郎の兄は、ボクサーパンツ一枚姿でムキムキに鍛え上げられたボディをさらし、右腕でマッスルポーズを披露。一方、新婦の兄は、サウジアラビアの衣装を身にまとい、頭には赤いスカーフを巻き、サングラスをかけている。その姿は石油王さながらだ。

あまりにもビジュアルが強すぎる兄たちに、jiji妻さんも「お願いだからウェディングドレスを見て。横にいる主張の強い兄たちじゃなくて」とコメントしている。

X(Twitter)ユーザーからは「周りがすごすぎてそっちに目がいっちゃいますね(笑)」「つられて旦那様もマッチョのポーズになってるのは面白いです」など写真に対する感想や、「二次会じゃなくて式や披露宴でこんなことしてくれる両家ご家族最高!」「幸せそうで我々もニッコリ」と祝福するコメントが寄せられた。

ちなみにjiji妻さんによると、お色直しの際、実際にこのメンバーで一緒に登場したという。披露宴では「完全に主役が喰われた」そうだが、どのような経緯でこのような姿で登場することになったのか。jiji妻さんに詳しい話を伺った。

直前までパンプアップしてた義兄、スーツを忘れた兄 

お兄様たちがお色直しのメンバーになった経緯を教えてください。

私の兄から「自分がトーブ(サウジアラビアの伝統衣装)を着るから、新郎のお兄さんには筋肉を見せてもらって、お色直しの登場をみんなでしたら面白くない?」という提案を受けて、あのような形になりました。義兄も提案には快諾してくれて、当日はかなり身体を仕上げてきてくれました。

私の兄はトーブを持ってくることばかり考えていたためスーツを持って帰国するのを忘れたので、慌てて貸衣装を手配しました。

当日のお兄様たちの様子はどうでしたか?

兄たちは非常にノリノリで、義兄はお色直し直前まで腕立て伏せなどしてパンプアップしていました。

お色直し後、義兄はすぐにスーツに着替えていましたが、結局私の兄はトーブのままで過ごし、新郎新婦かのごとく私の友だちのテーブルなどを回って写真撮影に応じていました。

主張強めなお兄様たちらしさを感じるエピソードを教えてください。

私の兄は昔から面白いことを考えるのが好きでした。高校生の時、生徒たちが登校してくる前から教室の掃除ロッカーに枕を持ってパジャマ姿で身を潜め、朝のホームルームが始まると同時に、友だちが鳴らした目覚まし時計の音ともに「おはよう〜」と掃除ロッカーから現れる…といったことをしていたようです。

義兄はお色直しのために退場する新郎のエスコート役も(その時はスーツで)しましたが、会場出口まで新郎(義兄より身長も体重もかなり上)のことをお姫様抱っこしてくれました。

それぞれの個性を最大限に活かした、兄たちのパフォーマンス。

新郎新婦をはじめ参列した方々にとって、とても思い出深い結婚式となったことだろう。

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書いた人
mine_k

編集、ライター、お酒、筋トレ、フリーランス