「それでは手が届かない」ボールを取ろうと懸命に足を伸ばす健気なコーギーに「気持ちは届いてる」

ソファーの下に潜ってしまったボールを取ろうと奮闘する犬の動画がX（Twitter）で話題だ。

動画を投稿したのは3歳になるコーギーの女の子・こまちちゃんの飼い主（@komachiaya_）さん。

およそ9秒におよぶ動画には、全編にわたって足でボールをかき出そうと懸命にあがくこまちちゃんの様子が映っているが、まったく届く気配がない。

ボールに足が届かない理由は、コーギー特有の足の短さに加え、こまちちゃんの頭がソファーの脚に引っ掛かっている点もあるようだ。飼い主さんも、投稿で「それでは一生ボールに手が届かない事を教えてあげた方がいいのだろうか」と振り返っている。

Xではこまちちゃんの動画に対し、「可愛いからずっと届かナイでいてほしい」「気持ちは届いてる……ご自身の足がそこまでないと気づいていないとこが𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬――」などと、かわいらしい仕草に届いてほしいけど届いてほしくない気持ちを伝えるユーザーが相次いでいた。

実はこまちちゃん、2022年9月にも同じようにソファの下のボールを取ろうと奮闘している動画が公開され、4.9万を超えるいいねが付くほどの反響に。

愛嬌たっぷりなこまちちゃんについて、飼い主さんに話を伺ってみた。

きっと「取れる」と思ってる

こまちちゃんのこの動きを初めて見た時の気持ちを教えてください。

なんて可愛いんだろうと笑ってしまいました。きっと「取れる」と思ってるんでしょうね。

最後は私が取ってあげますが、それまでずっとやってます。

他にもこまちちゃんのかわいらしい仕草があれば教えてください。

「遊ぼう！」とおもちゃを持って誘ってくること。しかもちゃんと、私の手隙のタイミングで（笑）。

ご飯の時間になると、自分のご飯の支度をしているかどうか気になるくせに近くには寄って来ず、少し離れて…でも確実に見える場所で監視すること。

ママ命なので、とにかくママが見える場所にしか居ないこと。

ママの布団は自分の布団、ママの枕は自分の枕だと勘違いしてるところ（笑）。

…挙げたらキリがありません。

それでは一生ボールに手が届かない事を教えてあげた方がいいのだろうか #コーギー #コーギーのいる暮らし https://t.co/LFj8ZWl4cN

— こまち@彩 (@komachiaya_) 2024年3月6日

たとえボールは取れなくても、こまちちゃんの「ママ命」と慕う飼い主さんへの思いはしっかりと届いているようだ。

「挙げたらきりがない」ほど次々とかわいらしい仕草を答えていく飼い主さんからの愛情も、きっとこまちちゃんに届いているに違いない。