人に迷惑をかけずに「富士山×ローソン」を撮影できるミニチュアを作った人現る!こだわりを聞いた
「富士山ローソン」をいつでも撮影できる「持ち運べるローソン」を作った人の投稿がX(Twitter)で話題だ。
近隣の方々に迷惑をかけないように
持ち運べるローソンを作りました。
これで富士山さえ見えれば、
どこででも「富士山&ローソン」の写真が撮れます。 https://t.co/zjFYhGtJPS
— 現代美術二等兵ふじわらかつひと (@f2touhey) 2024年5月19日
![](https://cache.togech.jp/wp-content/uploads/2024/05/66502b078732d-scaled.jpeg)
ミニチュアサイズのローソンを作ったのは、現代美術二等兵ふじわらかつひと(@f2touhey)さん。
元ネタとなったのは「ローソン河口湖駅前店」。こちらコンビニの上に富士山が乗っているような写真を撮影できる「富士山ローソン」として、観光客の注目を集めていた。ところが、観光客が殺到することで近隣に迷惑が及んだことを受けて、2024年5月に富士山が見えないよう黒幕が設置された。
「持ち運べるローソン」はこのニュースをきっかけに作られたミニチュア模型で、外観はもちろんのこと、店内のレジや商品陳列、のぼりや駐車場まで再現してある。さらに看板や店内が発光するギミックも搭載されていたりと、芸も細かい仕上がりだ。
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ふじわらさんは、実際に富士山をバックに「持ち運べるローソン」を撮影した写真とともに「これで富士山さえ見えれば、どこででも『富士山&ローソン』の写真が撮れます」とコメント。その写真はまさにローソンの上に富士山が載っているように見える出来栄えで、たしかにこの「持ち運べるローソン」があれば富士山が見える場所であればどこでも富士山ローソンを撮影できそうだ。
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Xユーザーからは「ナイスアイデアですね!」「看板も光って素晴らしい!」「こういうのを待っていた」「これなら誰にも迷惑かからないでいいやつ!」など、発想を絶賛する声が寄せられていた。
「持ち運べるローソン」を制作した経緯について、ふじわらさんに伺った。
ニュースを見たモヤモヤから制作
持ち運べるローソンを作った理由を教えてください
オーバーツーリズムの問題や、ローソンを黒い幕で覆うというニュースを見てモヤモヤしていました。
そもそもなぜそんなに写真が撮りたいのかもわかりませんでしたので、ちょっと茶化した解決法を考えました。
着想から完成までの期間は?細部まで再現されていますが、特にこだわったポイントを教えてください。
鉄道模型用の建物を使い、2日で制作しました。
もともと鉄道模型用の商品として「ローソン」は存在していたのですが、実際の店舗(ローソン河口湖駅前店)と形状が少し違っていたので、形が近い「セブンイレブン」の模型を改造してローソンにしました。
ドアに貼られている垂れ幕やポスターは、近所のローソンを参考にしています。
そのままだと店内が暗いので、看板と店内を照らすLEDを入れました。屋外で撮ると店内はあまり明るく見えないですね。
ミニチュアを活用するという発想から生まれた「持ち運べるローソン」。ちょっぴり皮肉の効いたナイスなアイデアに脱帽だ。