アレフガルド・タクティクス・オンライン ver2.07 勇者の政治力炸裂！アルマベルタ裁き開幕

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アレフガルド・タクティクス・オンライン ver2.07 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 「ピキーッ！ぼく悪いスライムじゃないよ」：ドラクエシリーズおなじみのセリフ。

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これまでのお話 妖精の笛を取りに行くぜ！イックス達は竜王軍支配下のマイラに潜入。夜陰にまぎれて笛を掘り返してゲットしたぞ。行者オヅノの召喚獣ゼンキ・ゴキも大活躍だ！これでルビス様復活アイテムが揃った。

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「みんなうまくいったぜ撤退だ」イックスは部隊を率いてマイラ北の森林地帯を脱出。竜王軍はたまたま夜襲してきた南のPC部隊に気を取られていたので楽勝なのだ。そしてガライに着くとベラ「この辺で笛を吹くの」「妖精の笛？」「違うこれ」ブウォォォォ～ンフゥオオオ～ンピロピロリーン「すごい音」

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すると辺りに不思議な光があふれイックス達を包み込んだ。「うおっまぶしいぜ」「何これ大丈夫？」「ベラだけどいつもこんな感じだよ」ワープ！イックス達はガライから消えた。 一方ラダトームの街では「くっどういうことだ」アルマベルタがまた怒っていた「ええいもう一度だ！」創世の魔力発動！

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すると光り輝く魔法陣が路地裏を照らす。魔法陣が回転すると枯れた草花が生気を取り戻し花や葉を開いていく「なんだこのふざけた光は！」「アルマベルタさん？え？なにこの光きれい」「エリーか。近づかん方が身のためだぞ」でもエリーは魅入られたように魔法陣に入り・・・エリーのHPが回復した！

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「どういうことなのだ！」アルマベルタ膝をついて地面をぶっ叩き怒る。あのかっこいい闇の槍とかがぶっ刺す技が出ないのだ。でもエリー「すごい・・・アルマベルタさん本当に特別な勇者様なんですね」「そ、そうか。ふははまあ当然だな。私は勇者なのだ」この変化は何なのか！これには深いわけがある。

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アルマベルタ自身は気づいていないが、ルビスの力を吸収したことで体内の光闇バランスが光に傾きはじめ、竜王の光の玉で闇の衣を吹き飛ばされた時に完全に光側に振り切れてしまったのだ。元々闇成分大目だったので創世の魔力にも変化が表れ、性格からも凶暴さが減ったのだ。高慢な性格は変わらないが。

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「まあよい。ジゴデインは変わらず撃てるし、今日はこのくらいにしておこう」すると大通りの方からスライムが二匹「ピキー！エリーさん大変」「何だこの魔物は死ねい！」「ピキー僕ら悪いスライムじゃないよ」「なんだと？」危うく踏みつぶすところだった「どうしたのスラリン、スラぼう」「それがね」

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「街外れのスラムで揉め事」「ひどいんだよエリー」「落ち着いて話して」スライムたちが言うには、スラム街の元ラダトーム貴族居留地でリーダーの貴族が連行されそうになり、若い貴族と魔物がもめてるうちに刃傷沙汰になったらしい「ルッカはもう向かってる。エリーも早く」「わかった！急いで行くね」

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「アルマベルタさん」「うむ。丁度退屈していたところだ」「いや違うの、あなたは隠れてて」「なんだと」エリーとスライムたちは走って行った「隠れろだと？そんなふざけた真似をできるものか。私の政治力を発揮する絶好の機会ではないか。出陣するぞ」記憶を失ってるがなぜだか心が騒ぐのだ。出陣！

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スラム街「この小汚い街区か。美観を損ねるので区画整理せねばならん」ぶつぶつ言いながらアルマベルタ。すると揉め事現場を発見。ルッカがこっそり住民を煽動して魔物を囲みシュプレヒコールしてる「不当逮捕だ！竜王横暴！」まほうつかいと鎧の騎士困惑！人間は弱いがこの人数に投石されたら死ぬ。

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「ふははやっておるな」アルマベルタは喜びにうち震えて近づくと宣言した「沈まれい！」よく通る綺麗な声なのでみんな驚き振り返る「私は勇者アルマベルタである！この狼藉騒ぎは一体何事か？」みんな目が点「うわぁなんで来ちゃうかな」群衆に紛れてたルッカは頭を抱えた。アルマベルタ裁き開幕。

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「アレフガルド・タクティクス・オンライン」つづく