ガルパン140字SS＋αまとめ　2016年7月分

サグマトン @panssarieteen

貴方はまほミカで『どっちが、』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150 こうですか分かりません！

サグマトン @panssarieteen

ミカがカンテレを鳴らした。 その合間に、まほがトライアングルを叩く。 「楽器を教えてくれとは言ったが…ここから？」 「基本を疎かにするのは感心しないね」 ポロロン、チン、ポロロン… 「…なぁミカ、この音…何というか…」 「いやらしいと思う人がいやらしいんだよ」 「どっちが！」

サグマトン @panssarieteen

貴方はまほミカで『隣に違和感、視界に不具合』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150

サグマトン @panssarieteen

ミカがまた旅に出てから数週間。まほは平穏な日々を送っていた。 「あぁ落ち着く…なぁ？」 話しかけたソファの隣には誰もいない。まほは頭をかいた。 気分転換に街を歩いていると、水色と白の帽子が目に入った。 声をかけようとして、赤の他人だと気づく。 「どうかしてる」 まほは頭をかいた。

サグマトン @panssarieteen

貴方ははなさおで『時々、面倒くさいけど。』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/587150

サグマトン @panssarieteen

「なんでカレシできないかなぁ」 「そうですね。世話好きで料理上手、自己研鑚も欠かさない方なのに」 「華もそう思うでしょ？」 「時々、面倒くさいですけどね」 「もー！」 「そういう沙織さんが好きですよ、私は」 「えっ？　…やだもー、華ったら！」 照れる沙織に、華は艶然と微笑んだ。

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はなさおさんは『耳もとで名前を呼ぶ』をお題に、140字でSSを書いてください。 shindanmaker.com/320966

サグマトン @panssarieteen

「沙織さんの声は心地よいです」 「えへへ、ありがと」 「名前、もっと呼んでくださいませんか」 華は目を閉じて促す。妙な気恥ずかしさを覚えつつ、沙織はその名を呼ぶ。 「は…華？」 「もっと近くで」 「華」 「耳元で」 「華…！」 「はい」 急に振り向いた華は、沙織の唇を唇で塞いだ。

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「今日は土用の丑の日ね」 （あの……それ前にも同じ画像で……） （ペコ、構っちゃ駄目よ。放っておきなさい） pic.twitter.com/TlNQUdhXXg

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「やぁ西住さん。今日は何の日「お前に食べさせる鰻はない」 「食い気味に否定したね。食事だけに」 「上手くないぞ。ミカはこの手の行事には興味ないと思っていたが」 「意味があるとは思えないけど、食べることには意義がある」 「自分の金で食え！」 「じゃあ獲ってくるよ」 「それも駄目！」

サグマトン @panssarieteen

「ならどうしろと？　君におごってもらう以外に、鰻を食べられるとでも！？」 「開き直ったな…」 「大体さっきの口ぶりだと、自分は鰻を食べる予定があるみたいじゃないか」 「うっ…」 「自分だけ精をつけて、私を襲うんだね！？　今夜はヌルヌルと絡み合って寝かせないと！？」 「違うわー！」

サグマトン @panssarieteen

「みほと一緒に行くんだ。予約の人数は変えられないからな？」 「そう。じゃあ行ってきなよ」 「え？　やけにすんなりと…」 「君は妹思いだものね。いいよ、私は外で煙を嗅ぎながらご飯を食べているよ」 「落語か！　あぁもう分かった、何とかしてやる！」 「だから好きだよ、西住さん」

サグマトン @panssarieteen

まほミカさんは『内緒だよ』をお題に、140字でSSを書いてください。 shindanmaker.com/320966

サグマトン @panssarieteen

花火大会を見に行こう。ミカはそう言って、まほを夜の散歩に誘った。 「おいミカ、会場は逆だぞ」 「いいから」 ミカが連れて来たのは、人里離れた山の上だった。 やがて夜空を彩る大輪が次々と上がり始めた。 「よくこんな穴場を…」 他の人には内緒だよ、とミカは唇に指を当ててウィンクした。

サグマトン @panssarieteen

「花火大会を見に行こうよ」 と、ミカがまほを連れて行ったのは、山の上だった。 人混み嫌いな彼女にしては珍しいと思っていたら、なるほど。 内緒だよ、とミカは唇に指を当ててウィンク。 「君と見たかったのさ」 夜空に咲く花に照らされたその横顔を眺め、まほは呟いた。 「あぁ、きれいだ」