７月の #僕のことを少年とよぶおねえさん 企画まとめ！

フリーランスフリーランサー @ryakusuke

「おねえさん」「はい」「なにか言うことは」「……少年、あの、大人にはお酒が必要なときがね？」「おねえさん」「はい」「一か月禁酒」「ごめんなさい本当にごめん許してホラお酒ないと手が震えてだね」「あと通院して依存症治して」「……うう、少年が冷たい」 #僕のことを少年とよぶおねえさん

かんな @norakura10

#僕のことを少年とよぶおねえさん はそもそも自分に会いに来てくれていたのかも怪しく、小学生男子なりに当時は嬉しく迎えていたが、ある日ぱったり来なくなってしまった。それから六十年程経ち、ある時同じ姿で呼び止められる。「よう、少年」私は父が亡くなった時の歳を迎えようとしていた。

らいおねｻﾝ @WRaione

なんてパワーワードなんだ #僕のことを少年とよぶおねえさん

らいおねｻﾝ @WRaione

よく眠れたかい、という声で目が覚めた。僕は話しながらうとうとしていて、いつの間にか対面に座ってたはずの彼女は僕を膝に乗せている。いつものあっけらかんな様子はどこへやら、しっとりと潤みを帯びた瞳が覗いていた。返事も忘れて見惚れる数秒を未だ忘れない。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

らいおねｻﾝ @WRaione

ほれ、触ってみろーーと差し出された二つの丘。生唾を飲み込む音がいやに大きくその場に響いた。度胸づけにこんな荒療治がありますかって、そんな言葉もしたり顔で黙殺する彼女。覚悟を決めて手を伸ばす。パーカー越しの手触りはだんり(ry #僕のことを少年とよぶおねえさん

らいおねｻﾝ @WRaione

可愛い金魚柄の浴衣から、白磁のようなうなじがのぞく。すっかり子供のように鼻息を荒げて、夜空の華を指差すお姉さん。七色の彩光を反射する素肌が艶かしくて、僕の視線は釘付けだった。彼女の呼ぶ声で漸く我に返る。 彼女と居ると、時々大人が分からなくなる。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

Ituki Yoko（in 辺獄） @Ituki

彼女が伸ばした白い手に、細い手首に、しなやかな指先に、つい見入ってしまう。 「ほら、少年。早く火ィつけて」 　ひとつしか違わないじゃないですか、その言葉をぐっと飲み込む。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

Ituki Yoko（in 辺獄） @Ituki

@Ituki 　渡されたライターを、彼女が差し出している花火の導火線の下に持っていく。 　夜の防波堤は思ったより風があって、なかなか火をきちんと移せない。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

Ituki Yoko（in 辺獄） @Ituki

@Ituki 　このジッポー、誰のなんですか、それだけの科白も言えずに、揺れる火を見つめる、期待に満ちた瞳に、また見入ってしまっていた。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

Ituki Yoko（in 辺獄） @Ituki

@Ituki 「(い)てっ」 　ぼうっとしてた僕は指先を炙ってしまう。 「あっ……」 　先輩は火の点いた花火を放り出して、僕の右手首を取ると、軽く焦げて煤けた爪を、その親指を、躊躇わずに口に含んだ。 タイトル『痛いのはどこか 熱いのはどこか』 #僕のことを少年とよぶおねえさん

蒼月まひるゆっくり @glmode

「ほら、早くおいで！ね？少年」 #僕のことを少年とよぶおねえさん pic.twitter.com/mLAPS1g99V

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水成豊 @miz_na_ri

「車を運転しなさい」花火大会帰りの道すがら、幼なじみの姉さんが運転席で突然そんなことを言った。「駆るも駆られるも、全部自己責任」夜空に散った花と同じ柄の爪がシフトノブにかかる。「それが大人よ」少年、と次いだ唇がぽってりと笑った。（タイトル:MT #僕のことを少年とよぶおねえさん

うぉんうぉー @846n

ボイスドラマ #僕のことを少年とよぶおねえさん って夢があるな……。音楽はしばさんに頼んで、ツキノベさんに声をあててもらって脚本は～って、あれ、これ出来るんじゃ……(＾◇＾)