７月の #僕のことを少年とよぶおねえさん 企画まとめ！

うぉんうぉー @846n

【7/18まで】 #僕のことを少年とよぶおねえさん 企画を開催します！企画詳細は画像を参照ください！連休の合間に、ちょっと遊んでみませんか？(人´∀｀) 前回企画→ togetter.com/li/958359 pic.twitter.com/oenarMhnU2

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くるめ @9071_c

前回目録作成をお手伝いさせていただきました、 #僕のことを少年とよぶおねえさん がまた企画をされるようです！今回は夏らしいテーマもあって、たのしみですね！

tkw @td20077

#僕のことを少年とよぶおねえさん 響きが無敵すぎる

風城国子智 @sxisato

「花火なら、独りで行きな、少年」花火大会の日、おねえさんは一日中自分の部屋に引き籠もっている。綺麗なのに、見たくないのだろうか？　それとも、一緒に見に行きたいけど誘えない、誘っても一緒に行ってくれない誰かがいるのだろうか？　僕は部屋のドアを閉めた。#僕のことを少年とよぶおねえさん

とむまる @SionSeem

「元気を出すんだ少年。夏はまだ始まったばかりさ。」「…人を慰めるときぐらい、名前で呼んでくださいよ。」拗ねたフリをしてみたけれど、おねえさんは困ったように笑うだけだった。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

花火の音が遠くから聞こえると、僕は決まって落ち着かない気分になる。そわ、と心が浮き立つ。同時に、ぽっかりと心にあいた穴に風が吹く。何年も前、一度だけ一緒に花火を観たおねえさんはこの街にもういない。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

どん、どん、どん。遠くから花火の音が響いている。もう30分近く聞こえているから、もうすぐ終わってしまうだろう。今年も行かなかったな。ぼんやりと窓の外に目を向けた僕は、庭の木に登ってにやにやしてるおねえさんを見つけて心底驚いた。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

「何してるんですか！危ないでしょう！」誰かに気付かれたら、と思って抑え気味の僕の叱責なんか気にもせずに、おねえさんは笑うのだ。「花火をしようよ、少年！」そう、コンビニで買ったのだろう花火セットをぶんぶんと振りながら。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

せら@hs @hswelt

銃を突きつけ、お姉さんは笑う。「腰抜けだな、少年」10年前に見た姿とは違う。遠くで花火が上がっているのは同じ。あの河原で微笑んでいた彼女とはまるで別人のようで。けれど花火に銃声を隠すところは、変わっていない。僕は乾いた唇で、会いたかったと呟いた。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

思えば、昔から生傷の絶えないひとだった。夏になれば山だ海だと、冬になれば雪合戦だと、とにかくじっとしていることができないひとだった。子どもよりも子どものようで、けれどときどきびっくりするほど優しい目で僕を見下ろしてくるひとだった。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

〆切は？@きあら @ALPAKA709

#僕のことを少年とよぶおねえさん こがれているのに、とどかない。 pic.twitter.com/tdCPSnqz1k

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伽藍さんは無職になりました @garanran

祭りと言えば金魚すくいに射的、たこ焼きにリンゴ飴。花火になんかまったく興味を示さなかったおねえさんが、ただ一度だけ僕を誘ってふらりと人気のない場所に出た。それが最初で最後。そこから観た花火の鮮やかさが、今でも目に焼き付いて離れない。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

ゆうか @knkkko

「少年、自転車にはもう乗れるようになったかい？」 「もう、ずいぶん前の話ですよ」 「それは頼もしいね、それじゃあいっちょツーリングとしゃれこもうか」 「…どこまで？」 「そーだね、少年とならどこまでもイケちゃうかもね」 そんなの、ずるい。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

えこ♻️もじのイチ【チ09】 @eco_miyasaki

センシティブ・サマー privatter.net/p/1678813 #僕のことを少年とよぶおねえさん 「おねえさん、なにしてるの」「少年よ……夏って驚くほど星がないなあ」

笠原小百合 @sayuspi

ススキ、手筒、スパーク、絵型ときて、手持ち花火セットの最後を飾るのは線香花火。 さっきまでの大騒ぎが嘘のように二人、今にも消え入りそうな灯火を重ねる。ひとつになった光はやがて、地面に消えた。「少年、終わっちゃったよ」暗闇で悲しげな微笑みが揺れる。#僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

「うわっ…」「わあ、わあ！」ぐら、とバランスを崩してあっさりと木から落ちたおねえさんに驚いて、僕は慌てて庭に出た。おねえさんは見たこともない（だってジーンズか短パン姿しか見たことがなかったのだ）ワンピースを着ていて、知らないひとのようだった。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

恐る恐る（半分くらい、幽霊じゃないかと思っていたので）手を差し伸べると、おねえさんが僕の手をしっかりと掴んできた。家の窓から見える明かりでは見えづらいけれどどうやら膝に傷を作ってしまったようで、なんだかそのことに安心して僕は笑ってしまった。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

伽藍さんは無職になりました @garanran

「やあ、ありがとう少年」前と変わらない口調で、けれど知らない女のひとの顔で、照れたようにおねえさんが笑う。両足で立ち上がったおねえさんを見下ろして、僕はドキッとした。…僕はいつの間にか、おねえさんの身長を追い越していたらしい。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

えこ♻️もじのイチ【チ09】 @eco_miyasaki

#僕のことを少年とよぶおねえさん があるなら #私のことをお嬢さんとよぶおじさま があってもいいと思いますねッッッ

九夜月 @oto_no_ya

「少年は花火のつむぎ糸は何色だと思う？」時雨さんが空を見上げて言った。「見えてる色じゃないんですか？」「違うよ」どーんと大きな音が降る。広がった花火がしゅるりと時雨さんの手に収まる。それは藍に銀の粉をまぶした絹のようだった。「ほらね」 #僕のことを少年とよぶおねえさん

フリーランスフリーランサー @ryakusuke

「違うんだ少年。アルコールを飲まないと手が震えるから仕方なくビールを飲んでいるだけなんだ」「病院いきましょう」 #僕のことを少年とよぶおねえさん

きみのてを @kiminosan

「少年、君は空になったことはあるか」おかしなことを聞く人だと思った、そんなことあるはずがないのだから。僕が首を振ると「空から見る花火はまた一段と美しいんだよ」そう、空に打ち上がる花火を懐かしそうに眺めていた。僕はその姿に、なぜか目が離せなくなった。#僕のことを少年とよぶおねえさん

青銭兵六@年明けは、もじのイチ チ-01 @Hyourock

夕立に打たれたおねえさんが、僕の所へと飛び込んできた。 濡れそぼった姿に恥ずかしさを覚えて目を逸らすと、おねえさんは「ごめんね」と、何故か少し嬉しそうに謝った。 その様子が、僕も何故か少し嬉しかった。 #僕のことを少年とよぶおねえさん

小町 @srxxxgrgr

#僕のことを少年とよぶおねえさん を羨ましく思った自営業のおじさんとクソひねくれ孤児の話書くマンと建築作業員のおじさんに猪突猛進する女の子の話書くマン宮崎笑子氏によって開かれた禁断のタグですがみんな使ってください。 #私のことをお嬢さんとよぶおじさま

ツキノベ🌸令和盤 @tsukinobe

「ねぇ、少年」 お姉さんの柔らかな唇から僕を呼ぶ明るい声が零れる。 「この景色、綺麗だと思わない？」 穏やかな海の中に朝陽が染み込み色付いていく。 僕は頷いて、お姉さんと同じ景色を瞳に映した。 #僕のことを少年とよぶおねえさん