『わたしはロランス』 映像についての語り

どうしてもロランスの映像のすごさを語りたくて、再度w
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高水 @takamizu_0

今日もロランスについて、つぶやきます。タイトル表記を間違ってつぶやきつづけてた…痛恨(>_<)でも、くじけずに今日も。あらためてw

2016-07-20 17:02:53
高水 @takamizu_0

昨日も『わたしはロランス』について語ったんですが、この映画はジェエンダーを扱う良作であり、愛を描く物語でした。ありふれたようでいて、だけど特別な人に出会った二人の物語。ロランスの生き方、フレッドの想いが描かれています。もちろんロランスの性別について、特別に語られる映画です。(1)

2016-07-20 17:03:08
高水 @takamizu_0

だけどやはり、この映画のもう一つのすぐれた面。映像として優れた映画だということに触れたい。とてもファンタステックで、シュール。そして人の感情という言葉にも絵にもしにくいものを何と見事に映像化したんだろう!とひたすら関心していました。(2)

2016-07-20 17:03:22
高水 @takamizu_0

その手腕は、あらゆるシーンに見ることができます。序盤、ロランスの視線は、ほんとうの自分といて生きたいという想いは、彼の視線であらわされます。彼の目はいつも、女性の姿・しぐさを追います。(3)

2016-07-20 17:03:35
高水 @takamizu_0

ただ美しいだけではなく、パーマを当てている最中のカーラーを巻いたままの中年女性であっても彼女たちが、ロランスが望んで止まない女性として装う人生を手に入れていることに憧憬を感じていることが読み取れます。(4)

2016-07-20 17:04:05
高水 @takamizu_0

また水や風による表現は、色彩の鮮やかさ、音楽の使い方も効果的で場面場面を印象的に仕上げます。人がショックを受けたときにどのように感じるか…衝撃を漫画のようにそのまま映像化するとこうだよね!うん、そのままこうだよね!という再現がめちゃくちゃうまい。(5)

2016-07-20 17:04:30
高水 @takamizu_0

特に人からの裏切りの言葉に衝撃を受けるシーンのロランスの状態、また不本意にも裏切りの言葉をつたえるときの人の視線のとりとめのなさも見事に再現されていました。きっと多くの人は、あのシーンの二人を経験してるんじゃないかな。(6)

2016-07-20 17:04:45
高水 @takamizu_0

ショックを受けているとき、コマ送りに物が見えたり、やけに静かだっり、音が大きく聞こえたり。 そして歓喜の表現の鮮やかさ。二人が旅にでたとき、空の鮮やかさ、風すら祝福するように、画面いっぱいに喜びがあらわされる。(7)

2016-07-20 17:05:00
高水 @takamizu_0

単にシュールなだけではなく、美しく、また心を揺さぶる映像になっている作品ってあるんでしょうかね?まああんまり本数をみないので、この先さらにスゴイ映画にあえるかもですけどw(8)

2016-07-20 17:05:20
高水 @takamizu_0

細かいところまで注目すると、寝室のモナリザや、クリップでの演出など、小技もきいています映像美・演出の業という点でも、高評価される映画じゃないかとおもいます。(9) 以上、ロランス語りでした。(1~9)

2016-07-20 17:05:47