ガルパン風味ファンタジーリレー小説 ”まチョコレ”(仮題) 第1回
- panssarieteen
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(おいバカ!) チョビは心の中で叫ぶ。マホはそのまま部屋へと入ってきた。地図を見て熱の入った討論をしていたゴブリン達が顔を上げる 「これはこれは黒森の君。お会いできて光栄です」 ホッグが掠れた声を出した。周りの部下に言う 「あれはお前たちでは無理だ。手を出すなよ」 #まチョコレ
2016-07-21 20:15:01幕間7-1
@panssarieteen @the_stealer ボス会話部分よー 別にこいつ以外と戦ってもいいよー 竜歯戦士とかミノタウロスとか
2016-07-21 20:16:14第七幕のニ
「お前に名を知られているとは思わなかった。鉛のホッグ。なぜ急に侵攻をした?」 マホが話しながらゆっくり歩く。天窓の真下にホッグを引き付けるつもりだ。 「王の決断だ。逆らえバ、死ぬ」 彼は首に下げた何かの牙を取り、短く息を吹きかけて投げた。 「死にたくハ、ナイ」 #まチョコレ
2016-07-21 20:30:48「王だと…?」 「生きていたラ教えてやってモいいゾ!」 ホッグが哄笑する間にも、床に落ちた牙はみるみる変貌し、直立した爬虫類の骸骨となった。竜の牙を魔術加工した下僕、竜歯兵である。 「…ヘンシェルの盾よ!」 竜歯兵の剣の一撃は、マホの張った魔法障壁で食い止められた。 #まチョコレ
2016-07-21 20:51:20「ラーアリフ、ゼーアリフ……」 骸骨は詠唱の隙を与えてくれない。マホは大魔法を諦めて切り替えた。 「燃える七つと92の光よ!」 指輪から小さな火花が連続して打ち出される。しかし竜の牙に炎は効果を持たない。マホは表情を崩さず舌打ち。 「恋人はどうしタ?」と、ホッグ。 #まチョコレ
2016-07-21 21:37:15「呼んでみたらどうだ」 マホは指輪を振った。骸骨と共に侵入者を囲むゴブリンの衛士に、弾かれた火花が刺さった。光の棘を握りつぶしたホッグが毒づく 「おっと本番はこれからだぞ」チョビが飛び降りて瞬時に衛士と骸骨を切り伏せる!マホが睨む 「ホッグは!」 「スマン忘れてた!」#まチョコレ
2016-07-21 21:51:50ホッグは部屋の奥から逃げ出した。 後を追ってドアを開けると、その先は廊下。 「逃がすか!」 駆け出そうとしたチョビの腕を、マホが掴んだ。曲がり角でホッジが、壁のレバーを引くのを見たからだ。 両者の間の床が割れた。落とし穴だ! 「さらバだ!」ホッジが曲がり角へ消えた。 #まチョコレ
2016-07-21 22:12:12幕間7-2
@seigrog @the_stealer あ、倒してなかったんだ… まぁいいや、後のことは後の人が何とかしてくれる!(自分も含む)
2016-07-21 22:15:37@panssarieteen @the_stealer みんな大好きドラゴントゥースウォリアーだよ 対魔法無効あるみたいだし強そうだよ
2016-07-21 22:16:49@seigrog @the_stealer ボスを逃がしちゃったのは早計だったかなぁ(他人事のように) このまま竜歯兵をボスにするか、二兎を追うか…盗り夫さんの選択やいかに!?
2016-07-21 22:21:10第八幕 かりそめの決着
二人の後ろから竜歯兵が駆け込んでくる。チョビは左手の短剣を天井に投げて突き立てると、続いて鞭を短剣に絡める。マホの腰を抱いて振り子の要領で落とし穴を飛び越し、二人は抱き合って転げた。勢いのついていた竜歯兵はたまらず穴に転げ落ちる。 マホの胸で、チョビはにっと笑った。 #まチョコレ
2016-07-21 22:23:32「ここまで前哨戦というところだな」 チョビは周りを見回して言った 「訓練されている。無茶な攻め方はしないか」 「退却の太鼓だ」マホは目を細めた 「まるでこちらのこの行動を待っていたみたいだ」 やたら堂々とした後退のマーチが徐々に遠ざかっていく マホはチョビにもたれた #まチョコレ
2016-07-21 22:35:53幕間8
@panssarieteen @the_stealer 依頼の根っこは完了してるからエピローグでいいと思う 敵の王の存在をにおわすのと、まほちょびするの これをあと三レスでやる
2016-07-21 22:40:06